⑤「これで5年戦える」ノート Archive

HP EliteBook x360 1030 G3の長所・短所

Posted 2018年12月11日 By Takao Matsushita

【この機種の立ち位置】

①360°回転ヒンジ採用の4スタイルPC(13.3型)

②設置面積もコンパクトで、A4判から幅1センチ弱はみ出るだけ

③画面は4K光沢、フルHD低反射から選べ、どっちも明るい

Wacomペンにも対応

最下位モデル以外はLTE内蔵

⑥ノートで閉じて最薄1.58センチながら米軍規格の頑丈設計

⑦1,000回もの充放電に耐える長寿命バッテリ

⑧Core i7、i5搭載とも冷却ファン静か

同じ変形13.3型の同社Spectreに比べて外観こそシンプルですが、
モバイルでの利便性はコチラが圧倒しています。

順に補足しますと選べる画面のフルHDは
最高輝度700カンデラと、現行ノート最明に君臨します。
4Kの最高500カンデラってのも高精細にしちゃ明るい方ですが
光沢な分、野外視認性では差が開きます。(どっちもゴリラガラス4)

更にフルHDの方は、
覗き見防止モードのSure Vieu機能まで搭載し、
バッテリ持ちもJEITA 2.0で12.7時間と優秀です。

一方の4K版はJEITA 2.0換算だと8時間弱なので
13.3型サイズじゃ高精細のメリットより
バッテリ持たないデメリットのが目立ってしまいます。

ちなみに急速充電は30分で0⇒50%、90分で0⇒90%まで可能です。

冷却ファンはデュアルですが
低負荷時は安定して静か、高負荷でもうるさくはなりません。

ラインナップは上位から

・4K+i7(vPro)+メモリ16GB+SSD 2TB(27.9万)
・FHD+i7(vPro)+メモリ16GB+SSD 1TB(23.9万)
・FHD+i7+メモリ16GB+SSD 512GB(19.9万)
・FHD+i5+メモリ8GB+SSD 256GB(16.9万)←お勧め!
・上のLTE無し版(15.4万)

となってます。(価格は投稿時点の直販税抜で+末尾800円)

LTEは最近のスマホと同じNano SIMスロットですが、
スマホ経由(テザリング)より直刺しのがアンテナしっかりな分、
当たり前に高速かつ高感度です。

なのでSSD容量さえ許せば後述する通り、
ラインナップの下から2番目一択でしょう。

【その他、特徴】

〇アルミ削り出しボディで本体1.25kg

〇最初からWin 10 Pro採用なので、Homeと違って地雷ふまない設定可

〇キーストローク1.5-1.7ミリでタッチもマトモ

バックライト付の日本語配列ですが、
同社Spectreと違ってEnterキーの配置にも違和感ありません。
(あっちはEnterが右端じゃない)

〇指紋センサー搭載

〇USBはThunderbolt 3×2(電源兼用)+フルサイズ3.1×1

【短所・注意点】

×SDスロット無し。かと言ってSSD容量で選ぶと割高

△動画編集はAvidemux等による無劣化カットが精々

動画のキーフレームは一般的に10秒位の間隔なんですが、
そこ以外でカットするにはエンコードが必要になり、
その処理に長時間かかる様ですとこの機種はi7、i5モデル共
底面の排気口付近が軽く40℃超えて来ます。

排熱が追い付かないと今時のPCは性能を抑制する訳ですが、
エンコード処理を想定したシミュレーションでは
発熱の大きいi7から順に抑制モードに入ってしまい
結果としてi5より処理に時間が掛かるっていう逆転現象すらありましたから、
この機種のi7に体感的メリットは期待できません。

この通り、ラインナップ中どれ選んでも
「多趣味な人のホームユースまでは面倒みきれん(笑)」
って機種なので、いっそLTE以外はメモリ8GB、SSD 256GBで購入して
モバイル専用機として使い倒すのが一般的じゃないでしょうか。

そもそもリアルモバイルからエンコードまでに満足いく機種さがすとなると
現状、4スタイルPCは候補に残りません

詳細画像、最新価格はコチラ(HP公式ページへ)
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ThinkPad X1 Extreme / P1の長所・短所

Posted 2018年9月22日 By Takao Matsushita

【この機種の立ち位置】

15.6型なのに本体1.7kg~(4Kタッチすら1.8kg~)

X1EがGeForce 1050Ti(ノート用)、P1がQuadro搭載

4KタッチはAdobeRGB比100%の鮮烈な発色、HDR対応の超絶コントラスト

④内蔵ストレージはM.2×2(RAID可)まで

4K+6コアCPUQuadro P2000でもバッテリ持ち9.5時間(JEITA 2.0)

⑥米軍規格を余裕でクリアする頑丈ボディ

⑦15.6型ながらテンキー非搭載で、ホームポジションほぼ中央

順に補足して行きますと、本体の薄さは天板込みで
フルHD版が1.84センチ、4Kタッチ版が1.87センチです。

グラフィックの②ですが、P1のQuadroはP2000かP1000選べ、
X1EのGeForce含めて全てグラフィック専用4GBですから
最早、出来ない用途さがす方が難しいレベルです。

CPUも6コアまで選べますが、様々な冷却対策が施され
(2基あるファン形状、その取り付け角度、放熱し易いアルミ底面、
ネジ穴に断熱材、排熱のリサイクル防ぐゴム脚など)、
薄型で防塵っていう2つもハンデありながら
高負荷でもピークパワー落ちません

パーツ温度を監視してギリギリまでパフォーマンス引き出したり
逆に冷却ファン音おさえたりのモード切り替えも
タスクバーの電源アイコンから一発で出来る手軽さです。

4Kタッチ選べるって③ですが、
4Kでも200%表示ならフルHDの100%と表示サイズ同じですし、
その場合でも美文字やサムネ画像のクッキリ感は段違いですから
モチベーション持続効果も含めて4Kの方をお勧めします。
(ただし4K動画で立体感まで味わいたいなら17.3型のP7x一択)

バッテリ持ちの⑤ですが、この機種の場合は画面解像度より
6コアCPUか否かの方がバッテリ持ちに影響する様なので、
出先で動画編集なんかやらんって人ならCore i5(4コア)選択する事で
4K搭載でも10時間越え(JEITA 2.0換算)が狙えます
僅か1時間で0⇒80%まで急速充電も可能です。

【その他、特徴】

〇天板はカーボン+グラスの強化樹脂、タッチパッドはガラス製
(パーツ繋ぎ目も他のThinkPadの2/3しか隙間なく、高級感抜群)

〇スピーカーは2W×2で音量充分
(Dolby AudioのパーソナライズでイコライザV型にすれば音質もマシに)

〇IRじゃない方のカメラは使ってない時、シャッターで覆える

〇4Kテレビに60Hz出力できるHDMI 2.0装備

〇USBはThunderbolt 3とフルサイズ3.1が2つずつ

【短所・注意点】

△設定にもよるが、空調すらない部屋じゃ静音とは言い難い

△薄型ノートじゃ珍しくないが、天板とじると排気口ほぼ塞がる

なので天板とじて外付モニタでの運用には向きません。
天板が180°開くのでモニタアーム下に置く方法もありますが、
基本的にはご自宅じゃP7xやデスクトップPC使ってる人が
出先用にも大画面ほしくて買い足す様なノートです。

△4Kの方はタッチガラスが結構、映り込む

一応、低反射処理されてはいるものの、
筆圧にまで対応ってなるとこんなもんでしょう。
視認性カバーするのに充分な輝度(最高400カンデラ)
ありますし、この位のが見栄え良いのも確かです。

この機種のフルHD(非タッチ)も粗悪品ではないですが
(発色はsRGB級で最高300カンデラ)、
今時フルHDじゃよほど目の悪い人以外
そもそも15.6型である必然性がありません

△薄型なので当たり前だがバッテリ交換は分解作業
(バッテリ交換まで含めた保証への加入も、本体購入後1年以内でおk)

△DVDドライブ非搭載

△P1だとXeonも選べるが、高発熱だし一般人にゃメリット無し

【直販でのお勧めカスタマイズ】

P1は「メモリー」が8GBから選べますが、
ビデオ専用4GB載ってるこの機種なら4K液晶選択でも
8GBで困るこた稀でしょう。1スロット空いてますので
独立モニタしたりで不足する様なら後から増設も可能です。

ストレージ関連ですが、
Raid設定を選択すると1st SSDと同じものが2ndにも追加されます。
RAID1は常時バックアップモードなのでデータ容量は1台分のままです。
RAID0は並列書き込みで高速化する代わりに
どちらか一方でも壊れたらアウトですし、ベースが高速なので体感差も微妙です。

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GeForce 1050Ti搭載のX1 Extremeはコチラ

Quadro搭載のP1はコチラ

ThinkPad P72の長所・短所

Posted 2018年9月16日 By Takao Matsushita

【この機種の立ち位置】

①4K選べば動画で立体感さえ味わえる17.3型ノート

②厳密な色調整と滑らかな階調を両立する10ビット画面(4Kのみ)

③QuadroグラフィックはVR対応まで選べる

④内蔵ストレージは最大でM.2×2(RAID可)+HDD×1

⑤米軍規格の頑丈設計。防塵だし天板も耐熱で窓際も安心

⑥底面がマグネシウム+アルミでシッカリしててキータッチ上品

⑦17.3型にしてはスリム筐体(手前側はP71比4ミリ薄の2.59センチ)

順に補足していきますと、①の4Kはそもそも
視界の広さ体感する為の規格なので、非光沢IPSって所は
大型テレビに対してさえアドバンテージとなります。

ついでに②の発色も実際はAdobeRGB比90%程度なので
弊害なく幅広い用途に使えるハズです。

Quadroについての③はP3200以上がVR対応となります。
カスタマイズでP3200選ぶには、前提として
プロセッサでCore i7-8850H以上を選択しておく必要があります。

最小構成のP600でもゲームや動画編集以外じゃパワー不足は感じませんが、
内蔵グラフィックは購入後に変更できませんし、
P3200へのスペックアップは静音性にも貢献するのでお勧めです。

GeForceと違ってQuadroは全てがNVIDIA自社生産ですし、
P3200ともなれば低エラー・低発熱で選別された頂点に立つ石なので
高価なのは仕方ありません。

補足最後は⑥のキーボードですが、
テンキー搭載ゆえホームポジションが左へ寄るものの、
机に置く時以外で偏りを意識するこたありませんから
その辺の使い勝手も15.6型とは比べ物になりません。

同時発売のP1は15.6型ながらテンキーありませんが
4Kでも普通の姿勢だと15.6型じゃ動画に立体感でませんから、
ホームポジション重視で17.3型を敬遠するなら愚の骨頂です。

【その他、特徴】

〇4K液晶搭載でも9.7時間のバッテリ持ち(JEITA 2.0)

〇スピーカーは2W×2で音量充分
(Dolby AudioのパーソナライズでイコライザV型にすれば音質もマシに)

〇4Kテレビに60Hz出力できるHDMI 2.0装備

〇Thunderbolt 3×2ポート+フルサイズUSB 3.1×3ポート

【短所・注意点】

△プロセッサにXeon選ぶと冷却ファンうるさい

P71には内蔵されてるカラーキャリブレータ無し

P71の4Kは8ビットパネルですが、私の様な一般人だと手軽さで
sRGB比99.97%+キャリ内蔵のP71選ぶのが正解かも知れません。

△バッテリ交換もP71と違って分解作業

P71と違って、DVDドライブやセカンドHDD内蔵も選べない

×230WのACアダプタよ、お前はレンガかw
(ご丁寧にゴム脚まで付いており、アダプタは使う場所ごと買い足しが理想)

【直販でのお勧めカスタマイズ】

「ディスプレイ」はFHDとUHD(4K)が選べ、表示サイズは
FHDの100%設定とUHDの200%で同じになりますが、
その設定でも後者の美文字やサムネのクッキリ感ときたら感動もんで
モチベーション持続にも繋がりますからUHD選ばない手はありません

4Kでも外付モニタしなきゃ「メモリー」は8GBで動きますし、
足りくなってから増設しても遅かありません。

使い易いノート欲しいってだけの動機でも選ばれるP72ですが、
そういう人にお勧めのストレージ構成は
「Raid」でなし、「1st SSD」で256、「HDD」で1または2TB
となります。

逆にクリエイティブ用途にまで使い倒したい、ど真ん中のユーザさんには
「Raid」の1がお勧めです。
これは常時バックアップするモードなので同容量の2nd SSDが自動選択され
データ領域も増えず割高ではありますが、他ノートなら数年で遭遇するであろう
SSDトラブルにもRaid 1なら冷静対処できるからです。

HDD載せれるこの機種に512GB以上のSSDや「Raid」の0設定は
いずれも高速化目当てですが、体感差あるかと問われると
ベース構成でも充分速いだけに微妙です。

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