④頑丈ノート Archive

ThinkPad E595 FHD液晶モデルの長所・短所

Posted 2019年12月3日 By Takao Matsushita

【この機種の立ち位置】

今時のホームノートに求められる最低条件、すなわち

①見る角度によって色変化しない広視野角IPS液晶
(この機種は視認性に優れる15.6型非光沢)

②マトモなキータッチ
(高コスト品を載せられるのは、上位シリーズ売れまくってるお陰)

無線LANにインテル2×2選べる

④応答性(NVMe)と容量(2.5″)を両立するデュアル・ストレージ

を満たす、最安ノートです。この機種は更に、

◎低コストながら性能は劣らないRyzenプロセッサ採用
(Ryzen 7に至っては、同筐体のCore i7からベンチ3割増)

ホームポジションでマウス操作できる「トラックポイント」
(ThinkPad共通。殆どのアプリで横スクロールまで可能)

◎HDD非搭載ならFHDでも9.3~9.8時間のバッテリ持ち
(それぞれRyzen 3、Ryzen 5構成のJEITA 2.0)

◎他の激安ノートと比べるのが失礼な、米軍規格の頑丈ボディ
(天板もアルミだし本体薄さ2cm足らずと、見栄えも悪かない)

ここ数年は5~10月の半年もの間
午後の落雷を心配しない日のが少なくね?って程でしたから、
バッテリ駆動でも作業効率おちないノートは最早
タワーPCの使い手さんにも必需品となりました。

この機種は2.5″をHDDでしか注文できませんが、
無しで注文しても取り付け金具に困りませんから、
そこへもSSD入れりゃバッテリ持ちまで両立を図れます。

【その他、特徴】

〇高出力スピーカー搭載(2W×2)。アプリや設定による伸びしろ有

〇65WのACアダプタなら1時間で0⇒80%まで急速充電可
(ポータブルなHDDや光学つなぐ人は余裕ある65W一択)

〇外付モニタへ4K@60Hz出力可(メモリ8GB以上+USB-C経由で)

〇USB 3.1も必要充分。フルサイズ×2+Type-C(電源兼用)×1
(その他にUSB 2.0も有。AMDモデルゆえThunderboltは無し)

【短所・注意点】

×指紋センサー選べない(直販の「無し搭載」って表記えげつなw)

△バッテリ交換は分解作業
(従来Thinkよりストレージ交換の手数が多いので要注意)

△DVDドライブ非搭載

×FHD選んでも表示品質に個体差。いずれも発色は薄い(sRGB 60%前後)

パネルの供給元は常時、3社前後でして
競合させてのコストダウンはThinkPad下位モデルの常套手段です。

しかし傘下のNECや富士通も下位モデルには
このレベルを光沢武装してるだけですから、
お手元に届いたE595のパネルに不満を感じた場合も
ミヤビックス(低反射えらべて簡単に貼れるフィルム)
で概ね解決するハズです。
(コントラスト向上とギラツブ軽減。フリッカは対策が要る程の輝度が無い)

×天板とじると排気が塞がり、性能を発揮しない

外付モニタでの運用も考慮されたThinkPad上位シリーズには
有り得ないこのレイアウトも、
今時の他社ノートなら珍しくありません。

しかし他社の場合
そういうスタイル優先の機種には綺麗な液晶も載ってる訳で、
E595メインで使う場合みたいに外付モニタ欲しくなったり
その邪魔になったりが無いのです(笑)


E595⇒T495「省電力」FHD液晶モデルとするメリットは

〇タワー代替から持ち歩きまで、圧倒的な守備範囲
(冷却ファンは少ない回転でEより冷え、モバイル性は比ぶべくも無い)

〇非光沢液晶ながら色再現性・コントラスト共、まるで本物

〇最小構成のRyzen 3でも、T495のは4コア
(なので無理してRyzen 5以上を選ぶ必要なし

逆にデメリット(E595に留まる理由)

×画面が一回り小さい(15.6⇒14型)

14型にはテンキー無く
ホームポジションで画面を直視できますから、
作業中の視認性ならT495も劣りません。

×2.5″ストレージ載らん

デュアル・ストレージ可能でE595に魅力を感じてる方が
不便なのは否定しません。

しかし純正ドック多数のThinkPadなら
電源や周辺機器との一発接続も安心ですから、
ご検討の余地はあんじゃないかと。

×Eシリーズ目線だとTとの差額は未だ、大きい

私も激安って言葉に弱く、
壊れ難いThinkPadなら無駄にもならんだろうと
この15年、少なからずRやEといった低価格シリーズも買って来ました。

しかし振り返ってみると例外なく、2年以内に買い換えてます。

コレがTシリーズ買った場合ですと、表示品質や冷却系などは
2年後のEに負けないので陳腐化しませんが、
陳腐化したEには買い換えを後押ししてくれる効果がある為だと
自己分析しています。

なので愛着もてる年数で割れば、
Tシリーズのコスパも決して悪くありません。

【E595のお勧め構成】

鉄板はズバリ、

・Ryzen 3(E595のは2コアですが)
・メモリ8GB(4+4)
・1TB HDD
・128GB SSD
・FHD
・65Wアダプタ
・インテル無線

です。これ以上スペックUPするなら上記Tシリーズお勧め致します。

E595の最新価格はコチラ(レノボ公式へ。当サイト左欄クーポンお忘れなく)

ThinkPad E14 IPS液晶モデルの長所・短所

Posted 2019年12月1日 By Takao Matsushita

【この機種の立ち位置】

業務用の廉価版である事を辞め、
サブPCの本命を目指した新生14型です。

本体8万円以内で構成できるスペックの高さ
従来Eシリーズを踏襲しますが(以下⑧)、付加価値でも所々に
業務用メインストリームのTシリーズ超えており(以下
最早、下位互換とは言わせません!

日本向けは天板、底面ともアルミ製で本体1.73kg~、薄さ1.79cm

キータッチ、ポインタ操作の優位性は他のThinkPadと変わり無し
(GoPro PlayerならホームポジションでVRの視界移動・拡大まで可能)

③14型まではテンキー非搭載ゆえホームポジションで画面を直視できる
(テンキー無い15.6型はThinkPadでも高額)

内蔵スピーカーは高出力(2W×2)かつHarman印

応答性(NVMe)とデータ容量(2.5″)を安価に両立可能

⑥HDD、Radeon無し構成のバッテリ持ち11.2~12.6時間
(それぞれi5、i3搭載時のJEITA 2.0)

⑦米軍規格の頑丈設計。無線LANもインテルWi-Fi 6で手抜き無し!
(投稿時点で無線LANコレだけだが、別の出ても選ばん様に)

とりあえずのお勧め構成が投稿時クーポン適用で税込77,000円
(i3+メモリ8GB+1TB HDD+128GB SSD+IPS+65Wアダプタ)

メインPCが良品ですとサブにも最低限、
キータッチ,スピーカー音質,無線LAN辺り妥協できないものですが、
安くてそれら満たすノートは意外にありません。

2.5″はHDDでしか注文できませんが、
HDD搭載だとバッテリ持ち2,3割減、重量も100g増です。

WD辺りのSSDでも2.5″なら大容量のバリエーション豊富ですから、
そういうの載せりゃデータ容量・バッテリ持ちまで両立を図れます。
(E14はHDD無しで注文しても増設金具に困りません)

【その他、特徴】

〇画面は視認性に優れる非光沢の広視野角パネル
(ご紹介のIPS以外にTNもありますが、コントラストも低いし無視で)

〇動画をコマ補間再生できるRadeon(専用2GB)選択可
(この場合のみ冷却ファン強化されるものの、投稿時点でi5以上が条件)

〇選べる指紋センサーは電源ボタン一体型。ログインまでが1タッチ

〇外部モニタへ4K@60Hz出力可(メモリ8GB以上かつType-C経由)

〇65Wアダプタなら1時間で0⇒80%まで急速充電可
(ポータブルなHDDや光学ドライブ常用するのにも65Wお勧め)

〇カメラは使わん時、シャッターで覆える

〇USBは3.1がフルサイズ×2+Type-C×1、2.0がフルサイズ×1

Type-Cは電源兼用です。Thunderbolt 3無いですが、
Type-Cドック(純正アリ)使えば
帰宅後は電源や周辺機器と一発接続可能です。

【短所・注意点】

×SDスロット無し

×画面にIPS選んでも多少の個体差。発色はいずれも薄い

ThinkPadは下位モデルのパネル供給を
2~3社に競合させてコストダウン図ってます。

E14は誤魔化し効かない非光沢ゆえ、お届けされる個体に
ギラ粒やコントラストの問題が皆無とは断言できませんが
最悪、ミヤビックス(低反射えらべて簡単に貼れるフィルム)貼っちゃえば
NECや富士通の15.6″下位モデルには見劣りしないレベルです。

天板を閉じると排気口が塞がって、性能を発揮しない

スタイル優先の民生用じゃ今時、珍しくもありませんが、
業務用としてが一級品なThinkPad TやPシリーズだと
閉じたままの運用も想定されており、このレイアウト有り得ません。

E14でもいずれ、Core i7-10710選べる様になりますが、
レノボによる検証もi5+Radeon+デュアルストレージが精々ですし、
Eシリーズに高発熱な構成、用途は避けた方が無難です。
(逆に、吸気ガバガバなD社やH社だと、快適なのは最初の1年w)

内蔵ディスプレイが綺麗じゃないのに外付すると邪魔になる
って辺り入門機(すなわちメイン)に向かない理由ですが、
優れた操作性で軽作業をスタイリッシュにこなせ、しかも安い
E14なら、サブPCとして無敵です。


14型で本体価格がEの次に安いT490では、
表示品質でも他社を圧倒するWQHDやら
好バランスな「省電力」FHDが選べます。

冷却ファンも、低回転でEより冷える
見るからに立派なヤツ載ってますから、タワーPCの代替すら可能です。

HDD要るにしても、ノート内蔵に遮音は期待できませんし
東芝ポータブルは4TBでもメッチャ静かですから、
内蔵に拘るこたないでしょう。

【E14のお勧めカスタマイズ】

「メモリー」は1スロットなので注文後の増量は交換になりますが、
デュアル・モニタするんじゃなきゃ8GBで充分です。

OptaneはSSDと排他なので普通にSSD選びましょう。
SSD選択してあればWindowsはそこへインストールされて出荷されます。
使い倒した時の応答性を考慮すれば理想は256GBですが、
この価格帯の1万増はデカいので無理は言いません。

カスタマイズして価格を見る(レノボ公式へ。当サイト左欄クーポンお忘れなく)

レッツノートQVの長所・短所

Posted 2019年11月17日 By Takao Matsushita

【この機種の立ち位置】

WEBページの一覧性と視認性を両立する省スペース2 in 1です。
具体的には、

①画面は12型で横縦比3:2

②設置面積がA4判に収まり、幅なんか2cmもコンパクト!

③本体900g台、薄さ1.87cm。目立った凸も無く鞄に入れ易い

④純正ペン(独自規格で1万程度)での書き味も悪くない

LTEモデル有

上の表は4つエリアにも分割でき
時計回りにエンタメ性、メインPC適性、作業性、モバイル性
を表します。12項目、4エリアとも対角はほぼ相反要素です。

得意分野の偏るQVですが、キーボード以外は
ビジネス・モバイルらしい傾向が見て取れます。

画面はほぼ光沢ながら最高輝度400カンデラで野外も問題なく
ギラ粒なく輝度下げてチラつかず、目も疲れ難いです。

画面の縦サイズが13.3型ノート(16:9比)より大きいですから、
200%の表示設定ならページ一覧性を確保(1,440×960px相当)したまま
表示サイズも、標準的な据え置きノート(15.6型フルHDの100%設定)
と同レベルです。

200%表示は文字の滑らかさ、サムネ画像のクッキリ感が際立ちますから
実際の視認性は「標準的な据え置きノート」より優れてるとさえ言えます。

QVは場所も取りませんから
書類作業や料理、工作などの横に置いて使うのにコレ以上の適任ありません

【その他、特徴】

〇筐体はマグネシウム製

〇デジカメと使い回せる、microじゃないSDスロットも今や少数派

〇ベンチこそ控えめだが、高負荷連続でも筐体に40℃超える箇所は無し

〇HDMIから大画面テレビへ4K@60Hz出力可

〇認証は顔と指紋の2通り

〇USBはフルサイズ3.0×3+Thunderbolt 3×1

【短所・注意点】

×キーボードのピッチ19×15.2mmと極端に縦狭

ストローク2mmあるだけマシですが、
爪を立て気味にタッチする必要があり
とりあえず、ネイルやってる女性には無理でしょう。

「半角/全角」のキー配置もレッツノートは代々、
14型以上と未満で違う、謎仕様です。

QVもそれ踏襲して「1」キー右上となりますから、
12型レッツ乗り継いでる人には違和感ないでしょうが、
他機種と併用してるとコレが一々イラ付きます。
QVにはキーバックライトも無く、この配置は笑えません。

△バッテリ持ちがJEITA 2.0で10時間ってのもモバイルじゃ短め

結論から言えば「仕方ない」って事ですが、原因は

・歴代レッツにコレ程の薄型ボディ、高精細画面は無い
・薄型あたり前な2 in 1機種に、取り外し式バッテリも珍しい

と消費、容量の両面に不利だからです。

モバイル専用だと性能面が陳腐化し難く、
3年以上使える機種ならバッテリは交換できた方が良い
って良心でしょうから、J値だけの比較はQVに失礼かも知れません。

△特にうるさい訳じゃないが、低負荷時も冷却ファン音あり

PCはファン回し続けた方が、返って省電力だからでしょう。
公共施設なんかで気になる程じゃないですが、
最近のノートは低負荷時ほぼ無音って機種が珍しくないので
上表の評価となりました。

△画面の横サイズは11.6型ノート(16:9比)より小さい
(動画も表示サイズ上限がコレじゃ迫力に欠ける)

×そもそも発色が薄い(sRGB 68%)

Panaが表示品質に優れるパネルも作れる事は確かですし、
私が使ってる17型4KなんかsRGB 99.97%ですが2台ともPana製です。
(Quadroも6GBなんで、ノート本体がPana製なら1台100万は切らんハズ)

しかし省電力との両立となると、どうもIGZOには敵わんらしく、
FHDでJ値24時間のThinkPad T490sや19時間のdyna Z同S
の省電力液晶が発色でも見劣りしないのと対照的です。

△大容量SSD、黒ボディ、落下対応の保証など直販でしか選べない

底面ネジ目立つレッツにシルバーは勘弁w
QVシルバーは画面枠までツートンとか、
黒(すなわち直販)へ誘導したいにも程があるww

カラーコーディネートはPana公式コチラの「カラー 一覧 +」からどうぞ