HP Spectre x360(2017年11月モデル)の長所・短所

【この機種の立ち位置】

360°回転ヒンジ採用の変形13.3型

◎ボディは削り出しアルミで質感も抜群

表面は梨地で軽い力で持ち易く、指紋汚れも目立ちません。
「ブラック」は煌びやか、
「シルバー」はビジネスシーンでも違和感なく、
選択するボディカラーで印象ガラッと変わるのも特徴です。

画面は光沢の広視野角IPSだが3種類から選べる

画素数はフルHDと4Kの2種ですが、
フルHDで黒筐体なら全ての構成で
覗き見防止機能「Sure View」付も選べます。(F1キーでON/OFF)

解像度 sRGB比 最高輝度 コントラスト 応答速度 フリッカ 供給元
4K 98% 320cd LG製
フルHD 99% 280cd Chi Mei製

(Sure View有は未検証です)

◎Microsoft Penの筆圧を1,024段階で検知
(ペン付属しないモデルも全て)

4スピーカー搭載で使用スタイルも選ばない

◎フルHDモデルはBBench「バランス」で13時間超えるバッテリ持ち
(4Kは8時間持たない。いずれも30分で0⇒50%まで急速充電可)

理由は後述しますが、
この機種のどの構成えらぶかは
ストレージ容量とカラバリで決めて下さい
一応の基本ラインナップ(カラバリ)は上位から

①Core i7+メモリ16GB+SSD 1TB+ペン付属(
②Core i7+メモリ16GB+SSD 512GB+ペン別売(黒・銀
③Core i5+メモリ8GB+SSD 256GB+ペン別売(黒・銀

となっており、①のみ4K画面かWin10 Pro(排他)で選べます。
(①以外はフルHD+Win10 Home)

あと冬限定との事ですが②③にはローズゴールドも用意され、
この色だけ英語キーボード+ペン付属で②ならWin10 Proも選べます。

【その他、特徴】

〇天板含めて薄さ1.55センチ。重量1.29kg

〇ログインは顔認証でも指紋でもOK。家族と共用でも自分用画面が開く

〇Thunderbolt 3×2(充電兼用)+フルサイズUSB 3.1×1

【短所・注意点】

×キーボードはEnterキー右の1列が邪魔

右列はワンタッチボタンになっており、
ストローク1.3ミリも充分と言えません。同じHPでも
ビジネスモバイルのEliteBook 1020(12.5型)1030(13.3型)
にない欠点ですからコレを個人向けのトレンドにする積りでしょう。

△SDカードスロットがmicro(スマホとは使い回せるが)

前述した「構成の選び方」ですが、4Kは一般論として
動画再生に立体感でるのが17.3型以上(例えばThinkPad P7x
200%表示で美文字を実感できるのも15.6型が精々ですから、
13.3型のこの機種で4K選んでも(自己満足以外には)
バッテリ持たないだけのお荷物となり兼ねません。

Core i5⇒i7も動画編集くらいしか約立ちませんが、
この機種は冷却ファンが全域で静かな代わりに
高負荷だと排熱が追い付かず、
せっかくi7選んでも書き出し処理でピークパワー維持できません

フルHD選んで複数モニタやらんならメモリも8GBありゃ充分ですし結局は、
ストレージ容量、カラバリ、価格差でしか構成を選び様が無いって訳です。

変形13.3型にはもっと軽いのもゴロゴロありますが、
ご自宅のインテリア負けしない質感となるとこのSpectreに敵いません。

13.3型ならフルHDを100%表示で常用できる人も多く
家でも効率的に使えますし、変形すれば動画はより手元で見れますから
ホームモバイルとしてなら割と王道を行ってるモデルと言えそうです。

見るだけでウットリ!の詳細画像はコチラ(HP公式ページへ)
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