XPS 13 9370(2018年版クラムシェル)の長所・短所

(ローズゴールド外装は4K液晶でのみ選択可)

【この機種の立ち位置】

◎設置面積がA4判にほぼ収まる13.3型モバイル
(3辺の画面枠4ミリ、薄さも天板込で僅か1.16センチ

発色に優れる見易い画面

4Kタッチパネル
②フルHD非タッチ

から選べます。共通してるのは

〇広視野角IPSパネル(シャープ製)
〇表面はゴリラガラス4だが単体モニタの光沢画面ほど反射が気にならない
(今時のガラス画面は殆ど空気層ないダイレクトボンディングなので当然だが)
〇色域はsRGB比96~98%
〇最高輝度400カンデラ以上なので野外でも割と見れる
△ギラ粒ない点で目は疲れ難いが、輝度によっては多少チラつく
×応答速度が遅く、動きの激しい映像だと残像ひどい

といった所です。

文字の綺麗さで選ぶなら①ですが所詮は13.3型なので
4Kの恩恵が限定的なのと、圧倒的に高コントラストな②の方が
少なくとも動画は綺麗に見えます。(景色の4K動画でも)

【その他、特徴】

〇最小構成でも充分な応答性。Core i5なら低負荷時は安定して静か

逆に高負荷時は底面奥が45℃前後にまでなりますが、
今時のA4モバイルじゃこの辺まで許容しないと選択肢なくなります。
(2018/2時点の最小構成はi5+メモリ8GB+SSD 256GB)

〇Thunderbolt 3×2ポート

〇キーボードはストローク1.3ミリと浅めだが、実用には耐える

ThinkPad、dynabook、レッツノートには敵いませんが、
VAIOやモバイルLAVIEよかマトモです。
今季から日本語キーボードのEnter形状にも違和感なくなりました。
(なので主に日本語かく人が実用性で選ぶなら、日本語配列一択です)

〇電源ボタンに指紋センサー搭載。ログイン設定有でもボタン一発で使える

【短所・注意点】

△削り出しアルミ筐体だが画面①、②とも本体重量1.2kgちょっと
(狭額縁かつ薄いとなると、強度確保に重くなる)

△バッテリ容量は画面①、②共通なので画素4倍の①が持ち半減は仕方ない

△開くと天板下部が脚を兼ねてキーボードに傾斜つくが、膝上だと痛い

△日本メーカー基準の検品してたら、この値段にはなってない
(材料コストは同価格帯の他社より掛かってる。ちなみに組み立ては鴻海)

落下・水濡れにまで対応する「アクシデンタルダメージサービス」は
累計で購入金額分までしか補償されないのと、
不具合が初期不良によるものか否(=補償にカウントされる)か
判断するのはメーカー側だって点にご注意ください。

細かい事が気になる私みないな人間じゃあ、
まだこの機種を買える身分じゃないって事ですわ。

詳細画像・最新価格はコチラ↓(DELL公式ページへ)

New XPS13_9370(2018/1/26発売)