(画像はAMD版です)
この記事では
Yoga Pro 7 Gen 10(14.5型AMD)をAMD版、
Yoga Pro 7i Gen 10 Aura Edition(14型インテル) をインテル版
と表記します(どちらか書かない場合は共通事項)。
【この機種の立ち位置】
①ギリ持ち歩け、画面縦寸は従来15.6型※1 相当
※1:従来とは横縦比16:9
インテル版、AMD版とも14.5型(16:10)で
DELLやHPのプレミアム級に劣らない品質ながら
お手頃価格(AMD版が17万円、インテル版が19万弱~)
が特徴です。
②CPU、GPUともピークパワー持久力あってベンチマーク優秀
Cinebench R23 マルチコアは
AMD版のRyzen AI 7 350が17,850点(シングル1,950点)、
インテル版のCore Ultra 9 285Hが22,250点(バランス設定でも21,250点)
でした(インテル版は45WのUltra 9の他、28WのUltra 7 255Hも選べる)。
Ultra 9+「最適なパフォーマンス」で同ベンチを連続10回測りましたが、
3回目以降も20,000点は下回りませんでした。
(電力設定は「最適なパフォーマンス」が50W収束、「バランス」が45W収束)
比較するとグラフィックは
インテル版(ベンチによってはRTX 3050に迫る)> AMD版(ゲームしなきゃ充分)
NPU(AI専用プロセッサ)は
AMD版 >>> インテル版
でして、
インテルHプロセッサのNPU性能ではCopilot+ PCになれませんが
グラフィックで補える為、トータルなAI性能は劣りません。
③冷却ファンは、コンテンツ消費や一般事務なら、どの設定も静か
最高設定※2 でもアイドル時にファン回る事は稀ですし、
AMD版+「バッテリ節約機能」設定なら、高負荷でも殆ど無音です。
※2:AMD版は「パフォーマンス」、インテル版は「最適なパフォーマンス」
ファンは2基搭載で、口径もThinkPad X1より立派です
(AMD版、インテル版でヒートシンクが僅かに違うだけ)。
④SSD 1TB搭載で、増設も可
空スロットは、SSDが入手し易いM.2 2280です。
インテル版にはフルサイズのSDスロットまで付いてます。
⑤OLED搭載で、パネルはいずれも1社供給 & 出荷時に色調整
搭載CPU→ 画面特性↓ |
AMD版 | インテル版 |
---|---|---|
解像度 | 2,944×1,840px | 3,000×1,876px |
リフレッシュレート | 90Hz | 120Hz |
タッチ機能 | 無 | 有(オンセルでペン非対応) |
表面処理 | 光沢ガラス | 光沢ガラス |
最高輝度 | 480cd (HDR時980cd) |
500cd (HDR時1,060cd) |
色域 | sRGB 100% P3 97% Adobe 98% |
sRGB 100% P3 100% Adobe 94% |
備考 | こちらのがガラス、筐体とも 0.5ミリ薄い |
⑥スピーカーは2W×4(ツイーター+ウーハー)
最大音量は大した事ないですが、
音質や音の広がりは文句ありません。
ちなみに収音マイクも4つです。
⑦キータッチ良好(ストローク1.5ミリ)
感触はThinkPad T14sにも劣りません。
【その他、特徴】
◯高品質アルミ筐体。ヒンジも強度充分で180°近く開く
薄さはAMD版が17.4ミリ、インテル版が16.9ミリです
(画面ガラスの厚さの違い)。
◯特大バッテリ84Wh
輝度150cdでのWEB閲覧を想定した当サイト計測で
AMD版は11時間弱(輝度最大で7時間ちょっと)、
インテル版は9時間です。
インテル版は120Hz画面という事もあり、
輝度や負荷が高い程、AMD版との差は広がります。
◯外部モニタはHDMI、USB4とも8K@60Hzサポート
◯カメラ5MP
◯USBはフルサイズとUSB4が2つずつ
(インテル版の後者はThunderbolt 4対応)
【短所・注意点】
『この機種を売りたい提灯ライターが、
隠しておきたい9つのこと』(←note.comへ)
に、まとめました。お読みになっても
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