ASUS ZenBook Duo UX481FLの長所・短所

Posted 2020年6月27日 By Takao Matsushita

(ペンは別売です)

【この機種の立ち位置】

庶民的な価格帯まで降りて来た2画面ノート(14+12.6型)

②2画面いずれも低反射タッチパネル(勿論IPSでペンにも対応)

③2画面がっちりサポートする大容量バッテリ(JEITA 2.0で約14時間)

④アイドル時ファン止まるし、コンテンツ消費や文書作成なら静か
(コイル鳴きも無し)

(発色は勿論、保護フィルム無しの評価です)

2つの画面幅や細やかさが揃ってて
表示領域の拡張として使えるのは勿論、
サブ画面をメニュー表示やテンキーに使えたりと仕掛けも多数です。
今後このスタイルの2画面ノートが増えてく事は確実でしょう。

この機種のラインナップは上位から

・Core i7+メモリ16GB+SSD 1TB(20万)

・Core i5+メモリ8GB +SSD 512GB+Optane(16.6万)

となってます。(価格は投稿時の税別)

搭載されるCore iはいずれも4コアですが、
この機種は購入後じゃメモリ容量を変更できませんので
写真編集ご予定ならメモリ16GBモデルも無駄にはなりません

底面ネジ小さいですが、それ外せばSSD(M.2)交換は可能です。

【その他、特徴】

メイン画面の色再現性(sRGBほぼ100%)、応答速度は優秀

低反射ですが野外では輝度が映り込みに負けてます(最高290カンデラ)。
輝度30%以下だと多少チラつくので暗がりも苦手です。(ChiMei社製パネル)

〇Harman Kardonスピーカーで音質は悪くない(1W×2なので音量は足らん)

〇専ら2画面対策だが、GeForce MX250搭載
(ココに専用2GBあるので、上記8GBモデルも地雷とは言えない

〇キーボードは日本語配列でストローク1.4ミリ。タッチそのものは悪くない

〇天板、底面とも剛性は充分で一応、米軍規格の頑丈テストもクリア

〇挿入したmicroSDの出っ張りは僅か

【短所・注意点】

「ノート買い換え検討してんだけど、画面は1つより2つのが便利そう
ってノリで買っちゃうと確実に後悔する機種です。

キータッチしてるとメイン画面が無駄に遠く
お飾りのタッチパッドが右に陣取ってるせいで
キーピッチも窮屈だからです(矢印キー周りも配列が特殊)。

これらは形状的に仕方ない弱点ですが、
従来ノートの評価基準でココからの挽回は困難を極めます。

その他、気になる箇所を列挙しますと・・

×画面はメイン・サブとも低反射ゆえの粒状感。白表示ザラつく

△ポジション的に正面から見ないサブ画面は、黒潰れして見える

実際の輝度はサブのがありますから(最高300カンデラ)、
メインより明るい設定で使いましょう。

×サブの発色の薄さ(sRGB 60%)は隠せない。動画や写真みるのには不向き

△サブ見易くする為の付属スタンド使うと、キータッチしてる手首が疲れる
(メイン画面は150°まで開くので、見易さ問題なし)

×公共交通で持ち歩くには重すぎ、大きすぎ

14型でバッテリ持ち同レベルなExpertBook B9(2セル版)に比べて、
本体奥行で2cm増、厚さで5ミリ増、重量に至っては2倍近いです。
(このUX481は1.66kg、厚さ20.4ミリ)

上述スタンドはキータッチのパーム段差も緩和するので
底面へ貼り付けたままになりがちですが、
その状態だと計1.73kgです。

×ベンチ1回なら乗り切るが、熱こもりぎみで長時間エンコに不向き

i7構成だと底面奥が48℃になる事もあります。
冷却ファン2基搭載と言ってもそれぞれの口径がカナリ小さく、
風量は回転数で稼ぐ為、高負荷時の騒音もそれなりです。

天板ひらいた根本に排気口ありますから、
閉じたままじゃ性能も発揮できません

×今時、Thunderbolt 3無し
(USB 3.1 Gen2がフルサイズとType-Cで1つずつ。その他にUSB 3.0がフルサイズで1つ)

△充電はUSB-C経由じゃ出来ないし、大容量ゆえ2時間以上掛かる

×指紋センサー無し

×Webカメラにカバー無し

△天板は綺麗すぎて指紋が目立つ

14型以下PCに機能の取捨選択は欠かせませんから、
このジャンルとして進化すれば「お飾り」捨ててキーピッチ改善も有り得ます。

逆に、メカニカルな凝縮感に男のロマン感じるなら
というか、それこそがノートPC愛好家の原点なので(笑)
この機種が所有欲を掻き立てないハズ無いじゃない!

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