⑦Surface対抗 Archive

マイクロソフト Surface Book 2 15型の長所・短所

Posted 2018年5月22日 By Takao Matsushita

(我が国版キーボードは日本語配列です)

【この機種の立ち位置】

表裏逆でも合体できる3スタイルPCの15型

ノート、タブレット、フォトフレームの3スタイルですが
便宜上この記事では、ノートスタイルを想定して
画面の長辺を「横」、短辺を「縦」と表現します。

◎キーボード込1.9kgながら横縦3:2画面で視認性はノート最良級

画面縦の寸法は、一般的な17.3型(横縦16:9)に迫る大きさです。
200%表示(縦1,080px相当)なら美文字とWEBページ一覧性も両立します。

最高輝度(450カンデラ)、コントラストとも抜群なので野外でも見易く、
目に悪いギラ粒なんかも当然ありません。(光沢IPSパネル)

キーボード側にGeForce 1060(専用6GB)搭載

ラインナップはストレージ(SSD)容量の違いのみで
256GB、512GB、1TBから選べますが、海外メーカーは商売上手なので
SDスロットはキーボード側にあるだけです。

【その他、特徴】

〇マグネシウム筐体で高級感は文句なし

〇タブレット単体で薄さ7ミリ、814グラムながら性能は充分
(Core i7-8650U+メモリ16GB)

CPUベンチ(Cinebench R15 マルチコア)こそ
Core i5(8250U)搭載のThinkPad T480sに負けますが、
Surface Book 2 15″も短編動画の編集までならストレス無いでしょう。

冷却ファンはタブレット、キーボード両側にありますが、
軽作業なら安定して静かです。

高負荷でも不快な金属音はありませんが、
画面の表裏やキーボード底面は43℃位になりがちですから
動画の書き出しやゲームなんかは机でやった方が良さそうです。

筆圧を検知するペン別売

〇キーボード側USB 3.1はフルサイズで2つ、Type-Cで1つ
(ただしいずれもGen 1の低速タイプ。ドック端子はキーボードにも有)

【短所・注意点】

×タブレット単体での実用性に乏しい

バッテリはタブレット、キーボード両側にありますが、
これら容量配分が1:3なので「最大17時間の動画再生」ってのも
タブレット単体じゃその1/4しか持ちません

専用キーボードの別売も無く、
コレじゃタブレット単体1kg切りでも可搬性には全く貢献しません。

拡張端子もタブレット側にはイヤホンとドック用があるっきりです。

△画面の発色は、特に優れてるって程じゃない
(sRGB比93%、AdobeRGB比59%。LG製パネル)

△画面横の寸法は、14型ノート(16:9)より僅かに大きい程度

なので全画面動画もそのサイズです。ちなみに私が普段使ってるのは
画面縦の寸法と解像度がこの機種と同じ17.3型4K(Panaパネル)ですが、
そっから画面の横を削られるSurface Book 2じゃ
職場や家での作業にゃ出る幕ありません。

△今時の変形PC程は、閉じた姿が薄くない

ノートとして閉じても付け根側にスキマ出来る構造なので
DVDドライブ非搭載にしては2.3センチと厚いです。

×タッチパッドはクリック音うるさい

全機種Win 10 Pro+Office H&Bですが、
本体税込30万円~って価格帯じゃ
この機種以外の別々の2台を使い分ける方が一般的かも知れません。

モバイル方面で14型にまで検討範囲を広げれば、
バッテリ持ちや発色とも抜群なThinkPad X1Cなら本体1.13kgです。

林檎や泥と違って個人情報が筒抜けにならないOS作ってる
マイクロソフトは偉大ですが、即戦力のハードウェア開発では
我が国が誇る大和研究所に一日の長がある様です。

Surface事業はそのWindows機のコンセプトモデルですし、
Surface Dial使って絵が描けたりする事に価値を見出せないと
この機種の評価もビミョーにならざるを得ません。

いやいや俺様は新世代クリエイターだからSurface Bookに一票(マイクロソフト公式へ)
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東芝 dynabook Vシリーズの長所・短所

Posted 2018年1月15日 By Takao Matsushita

最終更新:2018/4/30

【この機種の立ち位置】

使い勝手を最優先したクリエイターズ・モバイル
クール・ジャパンの裾野を拡大すべく、良心的な価格設定も魅力です。
具体的には、

◎設置面積がA4判にほぼ収まり、ディスプレイ360°開く変形PC(12.5型)

天板ふくめて薄さ1.54センチ、本体1.1kg弱となっており
当然ながら、テント置きは更に省スペースです。

画面が11~12型台のPCだとSurface等キーボード分離型もありますが
このサイズ片手で持って使うのは疲れますし、タブレット形状でも
「完全なノートPC」でも使える変形型が最適解です。

◎極限まで反射を抑えた視認性に優れるタッチ画面

見ててタッチガラスの存在感は皆無なので作業に集中できます
(ガラスの厚みが判らないダイレクトボンディング仕上げ)
実際にはゴリラガラス4採用なので画面がキズ付く心配もありません。

最高輝度410カンデラでコントラストも抜群なので野外でも見易く
ギラ粒なく輝度下げてチラつかないので目も疲れ難いです。

東芝製液晶パネル採用は伊達じゃなく、色再現性もほぼ完璧です。
(追い込み調整はシステム⇒ディスプレイ⇒ディスプレイの詳細設定⇒色調整)

画素数はフルHDですが125%表示(1,536×864px相当)に設定すれば
15.6型フルHD機種の100%と文字サイズ同じ&多少美文字で見易いです。
一覧性も、ブラウザとメモ帳を左右配置して重なり大きい以外は
125%表示で特に支障なく使えてます。

◎ペン入力が最も紙に近い書き心地!と評価するクリエイターさん多数

直販18春モデルは全てにペンが付属します。筆圧検知は2,048段階ですが
狙った個所にバッチリ描けますし、ペン先と画面の擦れ具合など絶妙です。

16.5時間のバッテリ持ち(JEITA 2.0)

7時間使うのに必要な充電が僅か30分で完了
(ただし満充電に近づくとバッテリいたわり充電。7時間はJEITA 2.0換算)

◎電源、外付モニタ、USB機器に一発接続できるThunderbolt 3アダプタ付属

◎直販なら最小構成でもシッカリ使えて11.9万円~と、海外他社より寧ろ安め

【追伸】東芝のPC部門は分社化されて久しいですし、
シャープ傘下となって大きく変わるのは

・注文時構成の自由度(コレだけでdyna部門の黒字化が可能)
液晶がシャープ製へ

くらいでしょう。

この機種の液晶は現時点で既に最高品質ですし、
値崩れしてる今が買い時とも言えそうです。【追伸終】

ラインナップ多いので最初に断っておきますが、
どれ選ぶかは一般的に下記⑤か
(限りなく黒に近い)紺の④かの2択となるでしょう。(理由は記事最後)

18春モデルの直販ラインナップ(カラバリ)は上位から、

VZ82が

①1TB SSD+メモリ16GB(銀・紺。17.6万円)
②512GB SSD+メモリ16GB(銀・紺)
③512GB SSD+メモリ8GB(銀。14.4万円)

VZ72が

④256GB SSD+メモリ8GB(銀・紺。Win 10 Home版12.9万円)
↑しがらみ無く紺えらべる最安構成!

~ココから上がCore i7搭載、ココから下がCore i5搭載~
(拘る程のメリットありませんが)

VZ62が

⑤256GB SSD+メモリ8GB(Win 10 Home版は銀)
↑最小構成だが良心的!モバイルにコレ以上は贅沢

となっており、紺だけですが②、④、⑤には
Win 10 Pro初期採用モデルも用意されてます。
(18春モデルの型番はHome版がVZ*2/FPro版がVZ*2/Hです)

これら①~⑤全てでOffice有無えらべて無駄もありません。
(全て2018/3時点の無料会員価格。Office、税別)

(明るい所でやっと青っぽく見える上品な紺です)

【その他、特徴】

〇マグネシウム筐体で頑丈さはドイツTUVのお墨付き!
(補強リブ採用でキータッチ手元(パームレスト)も凹まない)

〇高加速寿命試験クリアした経年劣化もし難いパーツ構成
(dynabookに採用されるSSDは使い倒しても遅くなり難い1級品)

〇他社ビジネスモバイルと一線を画すharman/kardonスピーカー
(ノートとして机に置くのがベストポジション。離席して聴く程の音量は無い)

〇軽快・確実・静かと三拍子そろったキータッチ
(ストローク1.5ミリでキートップも指にフィット。バックライト3段階)

〇指紋センサー搭載

〇会議や授業が捗る、デュアルマイク+東芝Truアプリ群

〇東芝PCは「使い方の相談」が5年間無料!

〇落下・水濡れにまで対応するメーカー保証も5年まで選べる

【短所・注意点】

△本体端子がThunderbolt 3(充電兼用)とUSB 3.0とイヤホンの計3か所

SDスロットすらありません。内蔵ストレージ大きい上記①~③
選ぶ理由があるとすればこの辺りでしょう。
この機種のSSD交換には基板まで外す必要があり
ユーザ作業は現実的じゃありません。

△タブレットでの使い勝手優先で、ノートにしては画面の上下枠ふとい

書き心地優先だとVシリーズにライバルは居ませんが、
元々がノート欲しくて変形は付加価値って人を
寄せ付けないデザインではあります(笑)

△冷却ファン静かだが排熱はUZ63と違い、他社を圧倒する程じゃない

第8世代Core搭載だからって動画編集バリバリやんなきゃ
問題になる程じゃないですし、
同構成だと他社は殆どが13.3型以上ですから
Vシリーズも吸気2系統など寧ろ頑張ってる方です。

ちなみにUZ63とは筐体サイズ僅かしか違いませんが、
あっちは13.3型ゆえに100%表示で一覧性を確保できる等
画面サイズから排熱に至るまでホームユース兼用できるのが強みです。

スペシャリストのVシリーズ、オールラウンダーのUZ63って色分けが
ハッキリしてて迷わないと思います。

△直販モデルは無料会員登録⇒ログインで表示価格が暴落する

詳細画像、最新価格はコチラ↓(東芝公式ページへ)

dynabook VZシリーズ

HP ZBook x2 G4の長所・短所

Posted 2017年12月10日 By Takao Matsushita

(「法人向け」ですが普通に個人購入可)

【この機種の立ち位置】

14型で背面スタンド付のワークステーション級タブレット

Quadro M620(専用2GB。インテル内蔵と切替可)を搭載します。
QuadroはNVIDIA社が自社工場で生産・選別し動作保証するグラフィックで、
高性能と安定性を両立する所がGeForceとの違いです。
なのでQuadro搭載だと「ワークステーション」名乗れる訳ですが、
M620クラスの性能だと主な用途はマルチモニタでしょう。

この機種も本体にThunderbolt 3を2ポート装備し
それ経由で外付2画面、内1台なら4K@60Hz出力まで可能です。

◎本体画面は4KでAdobe RGBカバー率100%の鮮烈な発色
(色調整に有利な10bitパネル。低反射IPS)

◎4,096段階の筆圧を検知するペン付属

方式はワコムEMRで、
画面に添えた手には反応しないパームリジェクションや
消しゴム機能も付いてます。ペンへの充電も不要です。

◎煩わしさからユーザを解放するキーボード

付属キーボードはバックライト付で日本語配列、
ストローク1.5ミリと標準的です。
キー入力はタブレットと切り離して無線で可能ですし、
キーボードの充電はタブレットと接続して自動でも可能です。

本体構成は全てWin10 Pro、メモリ16GB以上、SSD 512GB以上と
創作活動に充分な内容で、短編動画の編集用に第8世代Coreも選べます。
(いずれも薄型ノート用Uプロセッサ)

【その他、特徴】

〇MobileMarkで10時間のバッテリ持ち
(ただしQuadro無効時。30分で0⇒50%まで急速充電可)

〇指紋センサー搭載

〇Thunderboltの他にも、本体にフルサイズUSB 3.0有

〇パーツ保証は標準で3年

【短所・注意点】

×付属キーボードはEnterキー右に1列ボタンあり

△タブレット本体1.7kg、厚さ1.46センチ

キーボード込だと2.2kg、厚さ2センチです。
これはタブレット本体に冷却ファン2基搭載で
安定動作を最優先した結果でしょう。

14型といっても画面枠にアプリ連携ボタン等あって
コンパクトとは言い難いですし、
タブレットであるメリットも手に持って使えるというよりは
キーボード邪魔にならないって程度です。

まぁ単体モニタにも滅多ないレベルの表示品質でペン入力まで可能となると、
この値段でも印刷関連のクリエーターさんは納得するでしょう。ただ経験上、
エロ動画みるだけなら4KもAdobe RGBも全く貢献しませんから。。

詳細画像、最新価格はコチラ(HP公式ページへ)
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