VAIO Z Canvasの長所・短所
【この機種の立ち位置】
・ほぼA4用紙大に収まる12.3型タブレット
・片手で無段階に画面角度を変えられ、タッチではビクともしないスタンド機構
・画面縦寸は14型ノート(16:9)と同じ。Adobe RGB 95%カバーの広色域
(クッキリ表示(2,560×1,704px)で視差の少ないダイレクトボンディング)
・ペンにだけ反応する「タッチパネル無効機能」や、筆圧の調整機能も豊富
(柔らかい/標準/硬いや、筆圧カーブも4点で設定可)
・動画編集や3D描画で大型ノートにも負けない高性能(4コアi7+Iris Pro)
CINEBENCHで現行VAIO Z(ノート版)の1.72倍のスコアを叩き出す高性能ぶりですが、
熱で動作が不安定にならない様に大型の冷却ファンを3基も搭載します。
出先で高負荷になったとしても騒音は、
図書館では気になるものの
喫茶店あたりなら問題ないレベルに済んでます。
【その他、特徴】
・本体にいずれもフルサイズのUSB 3.0×2ポート、SDカードスロット
・HDMIとMini Display Port使って2画面へ4K出力可
・付属キーボードを本体と重ねると磁石で吸着⇒キーボード充電を開始
(キータッチはストローク1.35ミリと浅く、全体的に少々たわむ)
【短所・注意点】
・タブレット単体で1.21kg、厚さ13.6ミリ
・JEITA 2.0で6.7~7.6時間
・プロが手書きする道具にしては、液晶面の温度も少々高め
動画編集や3D描画、マルチモニタでしか体感できない高性能を
タブレットで実現した結果がコレ↑です。
ぶっちゃけ第5世代Core i じゃないと
この時期(2015.05)に発売がズレ込んだ必然性もありません。
VAIO(株)の実力を誇示するのには充分すぎる機種なので
この技術を基に、よりバランスの取れた機種を出してくれるものと期待しています。