DELL XPS 15(2018年版)の長所・短所
【この機種の立ち位置】
★「エクスクルーシブ」な狭額縁15.6型ノート
★液晶は4K選べ、いずれも発色に優れる
★6コアCPU、GeForce 1050Ti(ノート用)まで選択可
★ボディは薄さ僅か1.7センチながら剛性、高級感とも充分
選べる液晶はいずれもシャープ製IGZOパネルで
・4Kタッチパネル
・FHD非タッチ
の2種類です。
4Kの方は猛烈に鮮やかな発色(sRGB比100%、AdobeRGB比98%)で、
今季からは低反射処理もされており
白背景のアプリなら写り込みが気にならなくなりました。
高解像度ゆえバッテリ食いなので97WHr搭載で本体2kgです。
FHDの方は非光沢に加えて輝度(最高380カンデラ)・コントラストとも
良好で視認性に優れ、色再現性も違和感ありません(sRGB比96%)。ただし
ギラ粒こそありませんが調整輝度によって多少チラつくので要注意です。
こちらは56WHrバッテリ搭載なのでSSDモデルなら本体1.8kgです。
いずれもボディ外装は削り出しアルミでパームレストはカーボンです。
ラインナップは上位から
①プラチナ4K液晶モデル:Core i7-8750H(6コア)+GeForce 1050Ti(専用4GB)
②プラチナモデル:FHD液晶であと同上
③プレミアムモデル:FHD液晶+Core i5-8300H(4コア)+GeForce無し
となっており、ストレージは①が[512GB or 1TB]のSSD、②が256GB SSD、
③が[256GB SSD or ハイブリッドHDD 1TB]です(投稿時)。
【その他、特徴】
〇キーボード配列は日本語 / 英語から選べる
〇タッチパッド広大。手の平に反応しないパームリジェクション機能有
〇電源ボタンに指紋センサー搭載するのでログインまでワンタッチ
〇4K出力はHDMI 2.0とThunderbolt 3経由の2系統
〇Thunderbolt 3×1+USB 3.1(Gen 1)×2
(USBは全てType-Cなのでフルサイズ接続には付属の変換アダプタ要る)
〇ラインナップそれぞれでWin 10 Pro、Officeなど選択可
【短所・注意点】
△DVDドライブ非搭載
△WEBカメラが画面下なので小顔に見られ難い
△使い方、使う人を選ぶ点でもエクスクルーシブ
少なくともHDD非搭載+i5構成の低負荷時は安定して静かですが、
高負荷時はキーボード上段が50℃近くなる事もあります。
排気口が開いたディスプレイ付け根なので
閉じてると性能も発揮できません。
そもそも材料費が高いから本体も高価で当然って機種なので、
買ってすぐ底面あけてパーツ取付が確実か確認できる人じゃなきゃ
クリエイティブ用途全般お勧め出来ません。(組立担当は鴻海)
高性能ゆえ冷却用に吸い込む空気も多めですが、
ThinkPad上位モデルの様に防塵になってる訳じゃなく、
冷却ファンの交換は止まるまで補償されませんし、
内部清掃の有償メニューすら存在しませんから、
普段のお手入れも自分でやるしかありません。
一方、モバイルするとなると脆弱パーツにしわ寄せ行きますから
保証にも「アクシデンタルダメージサービス 3年」が最低限必要で、
前提である「3年引き取り」と合わせて購入時に1万5千円ほど
余分に掛かります。
画面サイズが一回り小さい14型を許容できれば
ThinkPad X1 Carbonなら1.13kgまで減量できますし、
XPS 15はポジショニングも難しいです。
逆にココまでお読みになって尚、
XPS 15に魅力を感じるなら即決して良いでしょう。
コンテンツ消費に使うノートはデザインさえ気に入ってれば
多少の不具合も許せるものですし、
予算や時間に余裕ありゃ私用にも買いたい位です(笑)
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公式ページの商品説明は、上位構成あたり前の記述が多く要注意!