Epson Endeavor PT110Eの長所・短所

PT110E

【この機種の立ち位置】

画面裏にPCパーツを格納する一体型PC(以下、ボードPCと記述)で、

一覧性、視認性、目の疲れ難さを兼ね備えた非光沢液晶
②バッテリ内蔵が選べる等、重要データの取り扱いに耐える信頼性

が特徴です。ボードPCにしては珍しく、排熱・静音性も問題ありません。
(待機時動作音21.5dB。駆動パーツは殆んどがノート用で低発熱)

補足ですが①は、
家電店に掃いて捨てる程ある15.6型HDノートのドットピッチそのままで
フルHDとしたのがこの21.5型画面になります。

②の根拠は、
・初期ソフト最小限(ThinkPadなどより遥かに少ない)
・インテル製グラフィック
・バッテリはカタログ駆動2.6時間ながら停電対応には充分
・Win7、32bit選べてXPアプリとも高い互換性
・選択できるBlu-rayドライブ(BDXL対応)はPanasonic製(投稿時)

サポート体制ウリにするという事は、検品や経年劣化パーツの耐久性
がシッカリしてる事も意味します。(エプソンはリカバリDVDすら付属)
PT110Eでは

・「訪問修理」保証(最長5年)
・水濡れ・落下にまで対応する「安心プラス保証」(最長4年。下図)
・PCなんでもホットライン(最長1年)

等も比較的安く付けられます。
Epson補償限度
【その他、特徴】

・SSD+HDD 2TB(3.5インチ)構成なら、応答速度と大容量を両立

・ac対応の無線LAN選べる

・HDMI端子は入出力あり(HDCP対応)

・ピボット可能な自立スタンド選べる

【短所】

・寝っ転がって画面を下から覗き込む使用には向かない(TNパネル)

・外部ディスプレイはフルHDまでしかサポートしない

【お勧めカスタマイズ】

「CPU」は、
HD グラフィックス 4600のCore i3以上、
ターボブースト出来るCore i5以上が区切りになります。

「メモリー」はとりあえず4GB以上、外部ディスプレイ等するなら8GB以上
がお勧めですが、8GB以上は割高感が否めません。

エプソンの場合、ご自分でメモリ増設やHDD交換しただけでは保証は切れませんが、
ユーザサイドでの分解作業にサポートはありませんし、
分解が原因の破損には保証が適用されません。

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