Sycom Radiant SPX2500H110の長所・短所
いやぁ未だに4Kモニタ使ってない方は人生メッチャ損してますよ!
YouTubeの4K Relaxation Channelとかdevinsupertrampを2160pで見て、
「このクオリティは自分に不要」と断言できる人は皆無だと思うからです。
ですが、その再生環境には対応するPC、モニタ(TV含む)、ケーブル
が必要です。いやプロセッサまでは(現行PCに載ってるCore i なら)
対応してるんですよ。ですが最終的に4K@60Hz出力できるPCとなると
現行ノートには各メーカー数台ずつしかないのが現状です。(2017/10時点)
そこで今回は、確実に4K@60Hz出力できる手のひらサイズPC
(幅は8センチですが、高さ×奥行はそれぞれ15.5センチ。容積1.92ℓ)
のSycom Radiant SPX2500H110をご紹介します。
PC自作する人にSycom知らん人は居ないと思いますが
それ以外の人も解る様に補足しておきますと、
その納入実績は官公庁や何と主要PCメーカーにまで及んでます。
【この機種の立ち位置】
◎DisplayPortとHDMI出力あり(4K@60Hz出力は前者のみ)
◎ケーブルは電源INとモニタOUTの最小2本まで絞れる
(有線は勿論、選べる内蔵無線LANも鉄板のIntel製)
◎冷却ファンにNoctua選べば騒音も全く気にならない
Core i7-7700でエンコしても目立ったクロックダウンはありませんし、
自分の真横に置かなきゃ存在を忘れるほど静かで
高負荷でも音量変化は殆ど感じません。
(HDD騒音も2.5″なら知れてますし電源は120WのACアダプタ式)
◎ストレージは応答性(SSD)と容量・書き換え耐性(HDD)を両立可
2.5″×2台やメーカーブランドの指定まで可能です。
ご自分でストレージ交換しないなら、ブランド指定できる事は
メインPCに求められる最低条件と言って良いでしょう。
◎ベースは安定稼働が期待できるASRock製(のベアボーン)
◎お勧め構成(以下参照)でも税込8万円前後
【その他、特徴】
〇側面にマグネット式の防塵フィルタ
(低価格ノートと違ってダウンジャケットから抜けた羽で故障する心配なし)
【短所・注意点】
×SDカードスロット無し
△注文後のストレージ(2.5″)増設は、取付ネジの関係で全ばらし作業になる
△4Kテレビへ出力したいなら60HzのままDP⇒HDMI変換できるアダプタお勧め
【お勧めカスタマイズ】
4K出力が目的なら最低ラインはCore i3+メモリ8GBとなります。
動画編集のご予定あるならCore i5以上をご予算に応じてお勧めします。
「CPUクーラー」はインテル純正だとうるさいので、
それ以外(Noctua)を選んで下さい。
「HDD/SSD」はOSドライブなので特にご要望なければ▼SSD▼で
「CFD 240GB 東芝製」辺り選べば良いでしょう。
メンテナンス知識ない人でも無難に使い続けられるハズです。
しかしTLCなので容量いっぱい使いきるのはお勧め出来ません。
容量が必要なら下の「増設HDD/SSD」の項目で
日立の1TBも選びましょう。
(上述した様にストレージ選択が、このPCの耐用年数に直結します)
「OS」は安定稼働重視ならCBB設定できるWin 10 Pro、
安きゃ人柱でも良いって人ならWin 10 Homeを選びましょう。
その他の項目は必要性を感じなければ、標準のままでもOKです。