HP EliteBook 1050 G1の長所・短所
【この機種の立ち位置】
①15.6型で天板込みの薄さ1.9センチながら、米軍規格の頑丈設計
②画面は4K、フルHDともsRGBに迫る色再現性
③GeForce 1050(ノート用)搭載で4Kには6コアi7の組み合わせ
④1,000回もの充放電に耐える長寿命バッテリ
⑤出張修理対応の保証や電話サポートが標準1年(初期不良殆ど無し)
順に補足します。画面についての②ですが、
いずれも非光沢かつ広視野角IPSですし
最高輝度も400カンデラと充分なので用途や場所を選びません。
4Kの方はsRGB比94%ですがコントラスト良好ですし、
下品な動画(笑)だと微かに残像でるものの、
ギラ粒なく輝度下げてチラつかないので目も疲れ難いです。
(AUO製パネル)
駆動スペックの③では、
フルHD版が4コアi5搭載ですが
どの道Hプロセッサなので薄型モバイルにゃ負けません。
バッテリ関係の④ですが、
僅か30分で0⇒50%の急速充電にも対応です。
ラインナップは全てWin 10 Proで上位から、
・4K+メモリ32GB+SSD 2TB×2(40万円)
・4K+メモリ32GB+SSD 1TB×2(30万円)
・4K+メモリ16GB+SSD 1TB(25万円)←ご自宅まで1台派も満足!
・フルHD+メモリ16GB+SSD 512GB(18万円)
・フルHD+メモリ8GB+SSD 256GB(15万円)←老眼&ゲーマーズモバイル
となってます。(お値段は投稿時点の直販税抜)
4Kで200%表示の設定なら半濁点の「゜」も滑らかに丸いですし、
15.6型以上はサムネイル画像のクッキリも体感レベルなので、
上位3モデルなら仕事や勉強のモチベーション持続にまで効果絶大です。
一方で今時、15万だしてフルHD(下位2モデル)じゃあ
ホームノートとしては面白みに欠けるってのが本音ですが、
15.6型では珍しく持ち運びまで考慮されてますし
テンキー無くキーボードのホームポジションにも違和感ないですから、
シルバー世代やゲーマーさんが自家用車で持ち運ぶ用なら手堅い選択肢です。
【その他、特徴】
〇キーボードは印字スッキリの英語配列
(ストローク1.5-1.7ミリでタッチは無難)
〇指紋センサー搭載
〇Webカメラは使わん時、シャッターで覆える
〇USBはThunderbolt 3とフルサイズ3.0が2つずつ
【短所・注意点】
△本体2.2kgと、X1 Extremeに比べて質感偏重は否めない
×せっかくテンキー非搭載なのに、Enterキーより右に1列あり
Enterは英語配列だと横長なので、
慣れるまで誤爆し易いのはBackspaceの方でしょう。
△DVDドライブ非搭載
△ほぼ不要と思われるがバッテリ交換は分解作業
△負荷かかると冷却ファン音おおきめ
ファンは2基搭載で排気口も両サイドなので
Core i7のベンチマークでも納得の数字を叩き出しますし、
その高性能ぶりは同プロセッサ搭載のXPS 15をも上回ります。
ただし高負荷つづくと放熱で底面中央が45℃超えもありますから、
膝上ではお行儀よく(笑)お使い下さい。