ASUS TUF Gaming A17 FA706IUの長所・短所
【ご注意】FA706IUは直販在庫だと120Hz画面も有ったり無かったり・・
この記事はFA706IU(・・・・144)のご紹介になります。【ご注意終】
【この機種の立ち位置】
①視認性、疲れ難さに特化しスクロールまで滑らかな17.3型144Hz画面
(非光沢IPSで勿論、フルHD。ギラ粒やチラつき無し)
②現行最高レベルに遜色ない処理性能が、お手頃価格!
(Ryzen 7 4800H+GeForce 1660Ti+メモリ16GB+SSD 512GB)
③使い倒しても劣化しない排熱
(2基ある冷却ファンはユニット内部の埃の流れを制御)
Ryzen、GeForceともベンチスコア順当で
ピークパワー持久力たるやASUSの面目躍如です。
【その他、特徴】
〇天板など金属部品を多用。大型ボディなのに軋み、ねじれは最小限
割安機ですが一応、米軍規格もクリアしています。
キーボード中央こそ強く押すと沈み込みますが、
ヒンジも見掛け以上にシッカリしてて
天板の開閉がスムーズです。(最大開度は150°)
〇可搬性も、ホームノートの枠内
(本体2.6kg、薄さは天板込み25.2ミリ、JEITA 2.0で7.3時間)
〇キーボードは打鍵音が大きいが、日本語配列だし感触やストロークも充分
〇タッチパッドは筐体の割に小さいが、操作性は悪くない
〇USBはフルサイズ×3+Type-C×1
(前者はUSB 3.0×2、後者はUSB 3.1 Gen2)
〇底面にM.2 SSD追加用の小窓アリ
(保証適用の修理時は規定上、外す必要あるが)
【短所・注意点】
△画像編集にワザワザ選ぶ程の発色じゃない
最高輝度260cdですが
画面の下の方はもっと明るく、逆に上は暗めです。
輝度こんなだとコントラストもパッとしませんが、
黒表現わるくないのが救いです。
色域もsRGB 60%ですが、色ズレ少ないせいか
動画なら普通に楽しめます。
(AUO製パネル。非光沢&黒表現と来りゃSF映画でしょ)
HDMIから4K@60Hz出ますし
普段使いの疲れ難さは外付モニタ圧倒しますから、
使い分けるのに好都合な組み合わせとなるでしょう。
△スピーカーは2W×2だが低音よわく、特に高音質って訳じゃない
△バッテリ駆動時はMAXパワーでもCPU、GPUとも性能抑制
(低負荷時はそもそもRyzen内蔵Radeon使用)
△DVDドライブ非搭載
×SDカードスロット無し
△この機種を高負荷にする用途は少ないが、そん時の冷却ファン音デカい
ファンの羽サイズは標準的(45ミリと50ミリ)ですが、
吸排気とも開口面積が広く遮音に不利です。
ファンは気になり難い音質ではあるものの、
静音モード以外は積極的に回すのでWEB閲覧でも無音とは行きません。
しかし高性能を飼い慣らす為のモード設定は豊富に用意されてますから、
普段は静音モード使えば済む話です。
一方、フルパワーでモザイク破解(笑)してると
排気口に近いキーボード上段なんか45℃超える事もありますが、
パームレストは樹脂製で熱が伝わり難いので
大抵の作業は同時進行可能です。
××LANが有線、無線ともRealtek製。しかも今時、Wi-Fi 5
この機種が良心的と呼べない唯一の理由でして、
USB接続の無線LAN子機お勧めです。
頻繁に持ち運ぶ機種じゃなく、本体も性能の割にスマートで
デスクPC+UPS組み合わせるよか遥かに省スペースですから、
価格に免じて許容できる方も多いでしょう。
テレワーク当たり前の世の中になると次に予想されるのは、
説得力あるコンテンツ制作でしか稼げない時代の到来です。
事務用に性能なんかイラネって認識じゃ乗り遅れます。