富士通 FMV LIFEBOOK UH 3,200×1,800ドット液晶モデルの長所・短所
【この機種の立ち位置】
・14型タッチ画面を、13.3型並みのコンパクト筐体に搭載するUltrabook
(1.39kg、薄さ9.2-15.5ミリ)
・従来14型の1画素の大きさに、4画素づつ入る精細画面
⇒デジカメで撮った写真のスライドショーが超クッキリ!
(本機が採用する14型3,200×1,800ドットの画素密度はiPad Retinaとほぼ同じ)
・一体構造の骨格、マグネシウム(外装)やアルミ(パーム)多用で天板耐圧200kgf/面の
「MADE IN JAPAN」モデル(筐体表面にネジ穴なし。有線LAN端子は折り畳み式!)
・どこで買っても60日以内(13/8/30まで特例有)なら万能保証「ワイド(3年)」付けれる
(落下・水こぼし対応で補償限度額・免責なし)
【その他、特徴】
・画面は視野角が広く(IPSに次ぐ)、発色も自然で、ギラツキ無い分、目も疲れ難い
(省電力で知られるシャープ製のIGZOパネル。色域はsRGBにほぼ一致。表面処理は光沢)
・画面は片手で開け、タッチしても傾き難い
・静音性に優れ、排熱も問題なし
(と言うか、グラフィック系ベンチでは頭を抑え付けられる)
・Ultrabookでありながら500GBのハイブリッドHDDを選択可
・SDカードも殆んど出っ張らない
・バッテリ実駆動は7時間弱(BBench「省電力」)
・たった1時間で0⇒80%の急速充電(2時間で満充電。それぞれ電源オフ時)
・ACアダプタは嵩張らないスティック型
・直販モデルならポートリプリケータ対応。外付モニタ+USB機器+有線LANに一発接続
(DisplayPort、DVI-D、USB3.0×4等)
・外部ディスプレイは4,096×2,304ドットにまで対応
【短所】
他の14型と表示サイズ揃えても文字がクッキリする等のメリットを感じられる一方で、
精細感が変わらない場合もあります。判り易い例が、1,600×900ドット画像の壁紙です。
逆に表示サイズ小さくして一覧性の向上に充てる事も出来ますが、
ノートPCはスマホと違いキーボードに手を置く事で
目と画面の距離が決まってしまいますから、
常用は200%前後の拡大表示になるでしょう。
(DPI変更ユーティリティでもログオンし直したりポインタ速度調整が一々必要)
このモードの表示サイズは14型1,600×900ドット相当ですが完全とは行きません。
WEBページだとレイアウト崩れ(対策して画像ボケ)たりする事もありますし、
文字すら拡大されないアプリもあります。
メモリは変更できませんので、
本格的に画像編集するなら直販モデルで8GBを選択しましょう。
あとUltrabookでは普通の事ですが、
・キーストローク浅い(この機種は1.0ミリしかなく更に少々たわむ)
・DVDドライブ内蔵しない
・バッテリ交換が修理扱い