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ThinkPad T14 AMD&FHD液晶モデルの長所・短所

Posted 2020年9月6日 By Takao Matsushita

【この機種の立ち位置】

①Ryzen+インテルWi-Fi 6の、良いトコ採り14型

6コア+持ち運びにまで手堅く使える構成で税込ほぼ10万円
(今ある構成で本体1.57kg~。具体的な構成は後述)

③外部モニタへはHDMIから4K@60HzUSB-Cから5K@60Hz出力可
(内蔵ディスプレイも視認性に優れる非光沢IPS)

④メインメモリ32GB搭載なら、グラフィック性能も独立ミドル並
(T14sやX1Cと違って、注文時16GB×1でも計32GBまで増強可

⑤低騒音+防塵で、Ryzen 5(6コア)構成なら常時稼働にも耐える
(14型以下PCのノンストップ稼働は、殆どの機種で寿命が縮まる)

長文うち楽しくなるキータッチ。手離さずマウス操作できるトラックポイント
(キーピッチ約1.8ミリ。殆どのアプリで横もスクロールバー要らず)

LTEも最小構成から選択可。米軍規格の頑丈テストも余裕でクリア

ノート用RyzenがCore iの性能を凌駕したのに
戦略価格は維持してる、この世代ならではのバーゲンプライス!

一回り大画面な15.6型ノートは、
一部の高価な機種以外、殆どテンキー搭載なので
ホームポジションに手を置いたままだと画面と正対できません。なので
下手な15.6″よか14″のが事務作業中の視認性は良好とさえ言えます。

ThinkPadにはTより安いEシリーズもありますが、
デスクPC代替をもコンセプトに含むTシリーズの冷却性は
排気の方向や開口面積、低回転での風量など全てが別格です。

そもそも最近のノートはスタイル優先するあまり、
本体ディスプレイ閉じたままだと排気の鈍る機種が多数派です。

しかしこの4K時代に、外付け大画面の邪魔になるノートじゃあ
ThinkPad TシリーズみたいにメインPC語る資格はありません!

【その他、特徴】

高出力スピーカー2W×2(本体が、より軽量・薄型のT14sは1W×2)

〇選べるキーボードは、配列で日/英 × バックライトで有/無の計4種

〇T14s程じゃないが、バッテリも大容量50Wh

〇65Wアダプタなら1時間で0⇒80%まで急速充電可
(外付ドライブ多用するのにも65Wお勧め)

〇microSD読み込み速度も問題なく、内蔵ストレージ補える

〇カメラはいずれもシャッター付

〇タッチ式の指紋センサー選択可

〇USB 3.1はフルサイズとType-C Gen2が2つずつ。T14sよりGen2は1つずつ多い
(Gen1はフルサイズの片方のみ。Type-Cは電源で1つ、ドックで2つ使用)

【短所・注意点】

△この機種もってしても、Ryzen 7(8コア)の高負荷は筐体が熱い
(14型以下でRyzen 7必要なら、高価でスピーカーがショボくてもT14s一択)

T14sほど高コスト素材じゃないボディは、薄さ17.9ミリと刺激に欠ける
(丈夫さ妥協してない結果。天板、底面ともグラスファイバ50%の強化プラ)

△インテル技術のThunderbolt 3無し

【直販でのお勧めカスタマイズ】

「ディスプレイ」は「250nit、マルチタッチ非対応」って奴だと
Eなど底辺シリーズと変わり映えしないので
300nit、マルチタッチパネル(僅か2千円増)」がお勧めです。
どの道タッチガラス無く視認性を損ねませんし、
表示品質もタッチの方なら我慢せず使えました。

という事でお勧め最小構成は項目順に

Ryzen 5
・メモリ8GB
・SSD 256GB
・FHD 300nit、マルチタッチ
・指紋センサー
・日本語キーでバックライト無
・65Wアダプタ
とやって、投稿時クーポン適用で税込ほぼ10万円です。

シーン選ばず使える構成なので「お買い得」って言葉に敏感な方なら
とりあえず買い足して損はありません(笑)

上記構成からのスペックアップを、コスパ崩れない範囲で行うなら

・メモリ8GB⇒16GB×1
・SSD容量はお好みで
・キーバックライト無⇒有

辺りが精々です。
メモリが2スロットある内、注文後に交換可能なスロットは1つだけですから
計32GBへの希み残す為には最初のメモリを16GB×1で注文する必要があります。

実はその一押しが、満足度を激変させます
今季、性能面ではT14sにてRyzen 7+メモリ32GBとやる構成が理想であり、
外付モニタやゲームするなら効果絶大です。

しかし動画編集しない限りRyzen 5+メモリ32GB構成でも大して違いませんし、
自分で16GB×1追加できるT14なら本体購入時ご負担が半額近くにまで圧縮できます。

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