(「法人向け」とありますが、普通に個人購入可)
【この機種の立ち位置】
①15.6型ながらDVDドライブ非搭載で薄型ボディ(最厚部19ミリ)
②天板やキーボード周りアルミ製
③画面は一覧性(フルHD)と視認性(非光沢IPS)を両立
④キータッチも違和感なし(ストローク1.5-1.7ミリ。日本語配列。安心防滴)
⑤応答性(SSD)とデータ容量(HDD)も安価に両立可
(ProBook 650 G5と違ってSDスロットもフルサイズ)
⑥米軍規格の耐久テストもクリア(持って感動する程の剛性ではない)
⑦お勧め構成↓でも税込9.2万円~
(フルHD(Core i5)+メモリ8GB+SSD 256GB+インテル無線2×2←ココ重要)
⑧カスタマイズモデルは組立⇒検品⇒サポートの全てが国内で完結
15.6″ともなると、フルHD一覧性は実用最低限と言って良く、この記事も
それ満たさない構成をタイトル時点で除外させて頂きました。
加えてインテル無線や検品体制も譲れませんから
HP社15.6″以上のお勧め最安はProBook 650になりますが、
このProBook 450はネーミングに反して高コスト筐体でして、
解像度で並ぶFHD構成ならポジション的には寧ろ付加価値モデルです
(実用最小構成もProBook 650より高価)。
【その他、特徴】
〇指紋センサー搭載
〇USB 3.1はフルサイズ×2+Type-C×1と充分。更にUSB 2.0のフルサイズ有
(いずれもGen1。ドック用はUSB-Cのみで、ProBook 650みたいな専用端子は無い)
【短所・注意点】
△画面はコントラストこそ悪くないが、色域(sRGB 64%)や輝度(最高230cd)凡庸
輝度50%以下だとチラつくので最高230cdってのは
一般的な照明で事務作業するのに寧ろ好都合ですが、
野外と暗所の両極端を苦手にしてるのは確かです(台湾ChiMei社製パネル)。
×スピーカーは音量、低音ともショボい
△配線が右に集中し易く、右手マウスだと可動域を確保し難い
△今時の薄型ノートらしく、バッテリ交換が分解作業
△電源アダプタも標準で45W。これ用に外付ブルーレイ買うなら電源コード付が無難
(それ以前に、65Wアダプタ買い足す方が良さげ)
△カスタマイズで抱き合わせが多く、ProBook 650より割高感もつ最大要因
と言っても
・フルHD⇒Core i5
・メモリ8GBでHDD追加⇒Win 10 Pro
位なので邪魔になる程じゃなく、HDD 1TBでも本体11万円~(投稿時)です。
△SSD搭載だとOptane選べんが、この機種に限らずSSD非搭載は書き込み遅い
(すなわち、この機種を普段使いするのにOptaneのオプション不要)
△ボディ接合裏にハメ込みの爪が多く、分解は底面ネジ外してからが厄介
分解や各種パーツ交換の動画を一応、貼っておきますが
たまたまそういう個体だったのか爪が外れ難く、この機種に限っては
最初から増設ありきのご購入はお勧め出来ません。