(気が散るので↑動画は2回で止めます)
【この機種の立ち位置】
①一見、お買い得っぽい13.3型4スタイルPC
(6万円台~で、最小構成でも4コアRyzen+メモリ8GB+SSD 256GB)
②筐体はアルミ外装+ゴリラガラス画面で安っぽさ皆無
(本体薄さ14.5-16ミリ。パームレストが木材のWood Editionも有)
③どう置いても底々聴ける、内蔵4スピーカー
④筆圧を検知するペン別売(1,024段階だが)
右上エリアでお判りの様に、低価格ながらエンタメに強く
テントスタイルは置く場所も選びませんから
使い道には困りません。
画面はWood Editionが覗き見防止付「Sure View」(F1ボタンでON/OFF)、
それ以外(ブラックとホワイト)がSure View無しの組み合わせです。
Sure View付は色域やコントラスト底々ですが(sRGB 91%)、
最高輝度680カンデラと猛烈に明るく、野外視認性は抜群です。
難点はSure View ONだと正面から見ても多少白っぽくなるのと、
ON/OFFにかかわらず輝度下げるとチラつくので屋内に適した明るさだと
返って目が疲れます。
なので画面に無難さお求めならSure View無し(のブラックかホワイト)
一択です。(sRGBほぼ100%、最高350カンデラ)
【その他、特徴】
〇ボディ表面は滑り難く、指紋も付き難い梨地
(木張り部分も汗の染み難いコーティング済)
〇バッテリ実駆動はRyzen 7+Sure View無し構成で約9時間
(BBench、輝度80%で計測)
〇キーボードはストローク1.3ミリながらタッチ自体、マトモ
〇指紋センサー搭載
〇ボディ側面にカメラ回路のON/OFFスイッチ有
〇USBはいずれも3.1 Gen1でフルサイズ×2+Type-C×1
(電源端子は専用にあるがType-CのPDでも充電可)
【短所・注意点】
××無線LANが蟹製(この機種には有線LANも無し)
PCメーカーが上位機種にインテル無線を採用する理由は
それが統計上、最も無難でお得意様の期待を裏切らないからです。
実際ThinkPadなら、たとえプロセッサがRyzenでもインテル無線が
標準か、悪くてもオプションで選べます。
まぁこの機種みたいな蟹製でも
通信環境によっては違和感ない場合もあるでしょうし、
悪癖が半年やそこら出ない場合すらありますが
最悪、無線LAN子機を外付する事態も想定して下さい。
×動画再生の邪魔になる程じゃないが、低負荷でも冷却ファンに存在感
(だからってプロセッサのピークパワーを数分持続できる訳でもない)
△上位機種Spectreと違って、画面に低反射処理なし
×キーボードのEnter右に余分な1列アリ
(よってBackspace誤爆し易い。我が国向けは日本語配列)
△質感重視で本体重量は1.28kgと凡庸
(天板300kgfは面加圧なので、ヒールで踏める程じゃない)
△挿入したmicroSDの出っ張りは僅かだが、高速規格のUHS-IIに非対応
△HDMI無し(外部モニタはUSB-C経由)
人柱になるのが仕事なんで言わせて頂きますが、
使い難い機種に出費する6万は決して安かありません。
同社SpectreやDragonfly愛着もって長く使う方がよっぽどお得です。
(つー事でこの記事に広告は貼りません)