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富士通 LIFEBOOK UH95の長所・短所

Posted 2020年2月27日 By Takao Matsushita

【この機種の立ち位置】

結論から言いますと、
富士通の変形13.3型はMH75一択です。

このUH95は、「世界最軽量」を3つのAND条件付で達成してますが、
その1つ(ペン)使う上で当然の装備
(視差なくす為、液晶にタッチガラス直貼りするダイレクトボンディング)
まで省いて軽量化しています。

このせいで普通に画面みるのにも
ガラスの向こう覗き込んでる「じれったさ」があり今時、
こんな日常は勘弁です。

内蔵バッテリ50Whでも他社2in1比なら「大きめ」って程度ですが、
それ選べるのは直販カスタマイズ(機種名WU3)に限られ、
量販店モデルなんか1割の軽量化と引き換えにバッテリ持ち半減です。

変形に有難味を感じる用途は電池食い多いですし、
50Whに一本化されてりゃコスト的にも有利でしょうから、
この点にも「最軽量」謳う弊害を感じます。

ココまで読まれた方は無事、購入候補から外れたと思いますので(笑)、
以下は公開情報じゃ判り難い覚書に留めます。

【その他、特徴】

〇底面は高コストなマグネシウムリチウム合金

〇4K@60Hz出力が2系統

〇畳める有線LAN端子

【その他、短所】

×指紋センサー無し

×キーボードにバックライト無し

×Thunderbolt 3無し

△実用最小構成(メモリ8GB+SSD 256GB+50Wh)が直販17万
(メモリは注文後の変更不可。バッテリ交換は修理扱い)

高コスト素材以外で軽量化の肝となるのは、
「誰が使うのか?」想定した優先付けと取捨選択です。

お役所や学校に販路ある富士通が
要件となるレガシィポート削れない事情は解りますが、
UH95はそれプラス変形やら「最軽量」やらで狙いが定まらず、結果として
視認性とバッテリ関連にシワ寄せが行く誰得モデルになってます。

私なんぞの意見が反映されるメーカーは少ないですが、
こういうのお勧めして読者に迷惑かける位なら、
ワタシャ自サイト畳みますw
(直販ページへのリンクも、通信の軽量化の為に省略っ)