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富士通 LIFEBOOK NHシリーズの長所・短所

Posted 2020年2月20日 By Takao Matsushita

【この機種の立ち位置】

①フルHD一覧性を「誰もが」活用できる、圧倒的な視認性(17.3型)

②下位モデルNH56以外は、ブルーレイ内蔵+複数ストレージ可能

③ストローク2.5ミリと、妥協の無いキータッチ

④HDMIは入出力あって、1タッチで他PCやゲーム機モニタに早変わり

⑤Core i7(6コア)構成のエンコ待ち時間は、薄型ノート(通常4コア)の半分

⑥直販i7構成にはTVチューナ内蔵モデル有

17.3型は現行ノート最大級ですが、
縦サイズは非ワイド(横縦比4:3)14.1型と同じなので
据え置きで持て余す程ではありません。

しかしワンサイズ小さい15.6型でもテンキー搭載が多数派ですから、
唯デカいだけじゃなく、自然な角度で画面を見渡せる所が
17.3型の真骨頂です。

ウチで使ってるホームノートにも17.3″は2台ありますが、
テンキーあるせいでキーボードのホームポジションが左に寄ってる事や
筐体のデカさ(主に横幅)痛感するのは、意外にも設置時だけでした。
(頻繁に持ち運ぶ用は別途ある)

NHシリーズは3ストレージ構成だと2時間前後しかバッテリ持ちませんが
(自己責任でHDD 2台をSSDに交換すれば多少は改善する)、
バッテリ交換式なので寿命は気にせず使えますし、
「バッテリ駆動は雷なってる時だけ」と割り切りゃ充分な長さです。

NHシリーズのラインナップ(カラバリ)は作り置きモデルが上位から

NH90i7+メモリ8GB+SSD 256GB+HDD 1TB+ブルーレイ(黒・金)

NH56i3メモリ4GB(←地雷)+SSD 512GB+DVD(黒・白)

で、メモリやストレージ、光学などカスタマイズ出来るモデルが上位から

i7+TVチューナ内蔵(金のみ)

i7+チューナ非搭載:シリーズ中コレだけWin 10 Proで注文可(黒・金)

i3(黒・白)

となってます。

【その他、特徴】

〇普段、目に触れる天板やキーボード周り等アルミ製
(本体薄さ2.69cmは凡庸だが、17″コレ以上薄くする必然性が無い)

〇映り込みある以外、表示品質も悪かない
(sRGB 94%、最高輝度370cd。ギラ粒やチラつき無し)

〇USBはフルサイズが3.0×2+2.0×1で、Type-Cが3.1(Gen2)×1
(Type-Cは映像と充電を非サポート)

【短所・注意点】

i7構成だと冷却ファンの騒音が、低~高負荷それなりに大きめ
(高負荷時には排気口付近が45℃前後になる事も)

4K高精細を誰でも体感できる17.3″で、高々フルHDなこのNHじゃ
高級機(例えば親会社のThinkPad P7x)とは呼べません。

しかし未だ(Ver.1903環境で検証)
200%表示に対応しないアプリが多数活躍してる現状にあって、
このNHは視力に自信ない方が最も無難に使える機種なのも確かです。
無理しない構成で賢く買ってこそ真価を発揮するんじゃないでしょうか?

【直販でのお勧めカスタマイズ】

この機種もメモリ8GB+SSD 256GB以上ありゃカナリの用途に快適です。

i3(2コア)で充分な用途としては
コンテンツ消費やら文書作成は勿論ですが、
動画のカット編集なんかもキーフレーム(殆どの動画で2秒おき)単位で良きゃ
CPUパワー関係ありません(フリーソフトのavidemux使えば無劣化です)。

逆にi7効果が見込める用途としては

・画面の録画
ストリーミング配信
・日常的に複数処理させる人

等が挙げられます。

この機種のi7構成は、
各キー側面が透明な「プリズムクリア」キーボードだったり
筐体装飾まで豪華です。

まとめると、お勧め最小構成は
Win 10 Home+i3+メモリ8GB+SSD 256GB+HDD 1TB+ブルーレイ(黒・白)
で、投稿時クーポン適用だと税込16.5万円です。

ココから

外付モニタへ別表示したい⇒メモリ16GB(底面に増設用の小窓あるが)
大型更新を年1回に減らしたい⇒Win 10 Pro(コレ又、購入後で遅くない)
メジャーな動画編集ソフトなど使いたい⇒i7(GeForce無いが仕上がりは綺麗)

と増強してけば良いでしょう。

詳細画像、最新価格はコチラ(富士通公式ページへ)
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