(我が国版のキーボードは日本語配列です)
【この機種の立ち位置】
◎編集作業も捗る、駆動スペック特化型ノート(15.6型)
◎全モデルに専用メモリ4GB以上のGeForce搭載
⇒どれ買っても3Dゲームやモザイク破解に手が届く!
◎応答性とデータ容量を安価に両立するデュアル・ストレージ可能
(スタンダードプラス以上が該当。インテル版はSSD 256GB+HDD 1TB)
◎動画の書き出しを短時間で終わらせたい
⇒インテル版「スタンダードモデル」以上は6コアi7搭載
(Ryzen 7もベンチはi7の7割弱だし、i7以外は薄型ノートに毛が生えた程度)
◎3Dゲームやモザイク破解バリバリやりたい
⇒インテル版パフォーマンスモデル以上はGTX 1660Ti(専用6GB)搭載
(i7+1660Tiでも普段使いなら冷却ファン静か)
◎インテル版は最下位モデル以外、Win 10 Pro。大型更新が年1回で済む
◎画面は、いずれも視認性に優れる(非光沢+広視野角IPS)
この機種の画面(該当モデル)や表示品質は以下の通りです。
4K(インテル版クリエイター・モデル)
文字やサムネ画像がメッチャ綺麗!
ってのノートで体感するには、この15.6型が下限です。
この機種の4Kは発色も優秀(sRGBほぼカバー)で、
正確には半光沢なので黒が引き締まってて綺麗です。
ギラ粒は微かにあるものの、輝度さげてもチラつかず
目も疲れ難い方でしょう。
15.6型は4K動画の立体感を味わうのに充分なサイズとは言えませんが、
画面に近寄って風景モノ見ればフルHDとの違いは楽しめるハズです。
144HzのFHD(パフォーマンス・モデルとインテル版スタンダードプラス)
まるで印刷物を手で下から上に動かしてるみたいです。
ギラ粒やチラつきも無く、コレじゃ目の疲れ様がありません!
FHD(60Hz。上記以外の下位モデル)
発色・最高輝度・コントラストいずれも悪くなく(sRGB 89%、290cd)、
目も疲れ難いと感じました(ギラ粒なく輝度下げてもチラつかない)。
ラインナップ各モデルの特徴ですが、
インテル版は上位から
①クリエイター=4K液晶+GTX 1660Tiの全部入り(14万)
②パフォーマンス=①を144Hz液晶へ。シューティングゲームならコレ!(13.2万)
③スタンダードプラス=②をGTX 1650へ。144Hz効果はスクロールに限定(11.6万)
④スタンダード=6コアi7最安級。HDDやモニタの外付を許容できる人向け(10.4万)
⑤ベーシック=更新処理さえもたつく。敷居を低く見せる以外に存在価値なし(8.8万)
AMD版(冷却ファンは同様に2基だが配置はインテル版と違う)が上位から
⑥パフォーマンス=③をRyzen 7へ。後述するが砂上の楼閣(14万)
⑦スタンダードプラス=デュアル・ストレージ+4GBグラフィックの端くれ(11.5万)
⑧スタンダード=4GBグラフィック載った「骨格」。改造は自己責任で(10万)
って感じです。(価格はそれぞれ、最小構成の税抜)
【その他、特徴】
〇キータッチもストローク1.5ミリで違和感なし
〇大型TVに4K@60Hz出力できるHDMI 2.0ポート有
〇SDスロットもフルサイズ
【短所・注意点】
×AMD版は無線LANが蟹製。無線子機いらんルータ探しの旅に出ろってかw
(インテル版の我が国向けはインテル2×2確定で安心)
△AMD版はUSB 3.1のフルサイズが1つしかない
(Thunderbolt 3はインテル版も無し)
△DVDドライブ非搭載
△4Kモデルはグラフィック立派すぎ、200Wアダプタが場所とる
(能力や容量は電気代に直結しないので、欠点は↑だけ)
△動画の書き出しやゲームは膝上厳禁
(i7+1660Tiで高負荷連続だと底面奥53℃になる事も)
△机の掃除は埃が目立ってからじゃ遅い
(コレに限らずゲーミングノートの多くは、吸気メッシュ粗い事で冷却が成立)
4K視聴や動画のカット編集、コマ補間、モザイク破解(笑)など
世界観すら変わる体験は、快適にこなすPCを選びます。
しかし、いきなりタワー(鉄板はコチラ)じゃ大袈裟ですし、
ノートで静音・排熱・防塵まで兼ね備えてるThinkPad Pシリーズなんか
お値段3倍もしますから、このPavilion Gamingが
とりあえず手頃な機種である事は疑う余地ありません。