①発色が5点 Archive

dynabook Xシリーズの長所・短所

Posted 2024年2月25日 By Takao Matsushita

【この機種の立ち位置】

ほぼA4判なコンパクト筐体で901~939グラム(13.3型)

901グラムはシングルファンの直販XZ、Core i5構成です。

◎16:10画面で視認性色再現に優れ、目も疲れ難い

最高輝度420cdの非光沢で野外も見易く、
色域はsRGB 98%、
ギラ粒やフリッカもありません。

◎ストローク深く、打ち易いキーボード

深さはX8とX6が2ミリ、直販XZが1.5ミリです。

◎Core i7-1360P構成もベンチマークのスコア順当

Cinebench R23マルチは
「最適パフォーマンス」(28W動作維持)で9,700点です。
(「バランス」だと1,000点近く下がる)

◎バッテリは1360P構成でも10時間持ち

輝度150cd設定でのWEB閲覧を想定した当サイト計測です。
輝度最大でも8時間前後です。(容量56Wh)

バッテリご自分で交換可能

交換用は直販で現在2万円ちょっとです。

◎USBはフルサイズ×2+Thunderbolt 4×3

後者は電源兼用ですが、
左右あるのでコンセントに近い側で充電できます。

HDMIも別途ありますし
microSDも出っ張らず、速度も実用的ですから
拡張性は大型ノートに劣りません

◎経年テストに裏付けされた、劣化し難いパーツ構成

ファンの埃を取り除ける小窓もありますし(リマインダー有)、
そもそも風量の少ないUプロセッサ構成なら
吸気メッシュすり抜けて本体に侵入する埃は僅かでしょう。

日系メーカーでは珍しく、dynabookはBIOSも自社設計なので
意図しない動作を防ぐ分、安定稼働も見込めます

バッテリ劣化は一般的に
充電変位×回数で進行しますが、
当機は大容量で変位が緩やかなのと、
シャープ製パネル採用で高輝度も割と省電力なので
出先で存分に使えます。

ラインナップは店頭モデルが
いずれもメモリ16GB+SSD 512GB+Win11 Home+Office付属で

X8:Core i7-1360P
X6:Core i5-1340P

直販モデルXZ/HWが上位から

Core i7同+__メモリ32GB+SSD 1TB(20.1万円)

_______________16GB+__512GB(18万円)

Core i5-1334U+_16GB+__512GB(15.3万円)

________________8GB+__256GB(13.8万円)

となっており、XZは①~④でOffice有無を、
②~④でWin Home/Proまで選べます。
(上記価格はOffice無し+Homeの本体税込。当サイトご招待限定)

【その他、特徴】

76センチ落下など米軍規格クリアのマグネシウム筐体

薄さは直販XZが18.7ミリ、店頭が18.9ミリです。
この薄さでも筐体が大きければ、スマートに見えますから
★4付けてたでしょう。

◯ディスプレイ180°開け、普段使いは姿勢も選ばない

◯指紋センサーは電源ボタン一体式。起動⇒ログインまでが1タッチ

◯PCの使い方相談が5年間も無料

【短所・注意点】

×スピーカーは音割れしないが、低音ショボい

×キーボードは半角/全角が小さく、慣れるまでがストレス

△Pプロセッサ構成は高負荷時、冷却ファンの音量おおきめ

ボディ中央は40℃超えたり
排気口ある奥側なんか45℃超えたりします。

最近1年の投稿からお判りでしょうが
13世代Pプロセッサの電力効率は黒歴史なので、
直販XZのCore i5-1334U構成が無難でしょう。

モバイル専用なら最安構成ので充分ですが、
本体購入後のメモリ変更不可なので
16GBかつSSDもPCIe 4.0となるがお買い得です。

動画編集の時短こそ望めませんが
当機の拡張性もってすれば、③でも多くの用途が快適です。

ぶっちゃけCore Ultraは
他社モジュール採用などインテル都合に終始してるっぽく
(iGPU顕著だが、それ求めながらdGPU行かん需要はニッチ)
ワザワザ、物価高騰を待って買う程でもなさげです。

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