【この機種の立ち位置】
①従来15型に迫る画面縦サイズ、本体は約1.1kgの極薄ノート
(14型16:10。薄さは天板込み15.36ミリ)
②構成によっては15時間ねらえるバッテリ持ち
(大容量57Wh。後述するがFHD+画面とUプロセッサ構成お勧め)
③画面は7種類から選べて、ニッチ需要にも対応
(直販カスタマイズだとFHD+はWUXGA、4K+はWQUXGA表記)
特性↓画面→ | FHD+ | FHD+タッチ | ePrivacy | 2.2K | 2.8K | 4K+ | 4K+タッチ |
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パネル供給元 | 4社 | 2社 | 1社 | 2社 | 1社 | 2社 | 2社 |
表面処理 | 非光沢 | 非光沢 | 半光沢 | 非光沢 | 非光沢 | 光沢 | 半光沢 |
形式 | IPS | IPS | IPS | IPS | OLED | IPS | IPS |
タッチ対応 | 無 | 有 | 有 | 無 | 無 | 無 | 有 |
最高輝度 | 370~440cd | 400cd仕様 | 540cd | 300cd | 400cd仕様 | 490~530cd | 500cd仕様 |
色域 | sRGB 98 ~100% |
sRGB 100%仕様 |
sRGB 99% | sRGB100% | DCI-P3 100%仕様 |
Adobeカバー 89~97% (sRGB 100%) |
Adobeカバー 89~97% (sRGB 100%) |
コントラスト | 〇 | 〇 | △(角度シビア) | ◎ | ◎◎ | ◎ | ◎ |
応答速度 | △ | △ | × | 〇 | ◎ | 〇 | 〇 |
フリッカ | 無 | 無 | 無 | 無 | 有 | 無 | 無 |
画面について更に詳しく・・
この機種のFHD+に関しては
応答速度(激しいシーンでの残像有無)やコントラストが多少違う位です。
覗き見防止のePrivacy(FHD+)はガードOFFでも
正面から姿勢かえるだけで輝度、コントラストが極度に低下し
灰色がかって見えます。そもそもガードON/OFFで変わるの輝度だけっていう・・
OLEDはPC作業じゃ焼き付き心配ですし、焼き付きには保証が適用されません。
④モバイル最高クラスな音質を奏でる4スピーカー
(ウーファ2W×2+ツイータ0.8W×2)
⑤キーボードは現行では深めなストローク1.5ミリ。その中で最良のキータッチ
(1.8ミリあった2世代前には負けるが、前世代よりは打ち易い)
⑥ホームポジションに手おいたままマウス操作できる「トラックポイント」
(ThinkPad共通。ただしボタンはP17やEシリーズよか平面的で慣れが要る)
⑦冷却ファンは低負荷なら動かず、高負荷も静か
(ファン2基だが口径はThinkノート史上最小で、ファンレスに毛が生えた程度)
⑧4G、5G搭載まで選べる
⑨天板は現行モバイルじゃ最も硬く、米軍規格なんか余裕でクリア!
天板はカーボン、底面はアルミ製です。
トラックポイントを他社が採用したがらないのは
閉じた画面をポインタ接触から守る為、
硬い天板が必要となり軽量化に不利だからです。
【その他、特徴】
〇512GB以上のSSDは高速タイプのPCIe 4.0
〇1080pカメラはf2.0と明るく、もはや外付け不要
〇画面の上辺に360°マイクを4つ搭載。騒音カットする「Dolby Voice」
〇電源ボタンに指紋センサー搭載。ログインまでが1タッチ
(天板も片手で開け、使い出しがスマートこの上ない)
〇ディスプレイ180°開け、姿勢も選ばない
〇カメラは勿論、プライバシーシャッター付
〇65Wアダプタ(スリムじゃない方)なら僅か1時間で0⇒80%まで急速充電可
〇外部モニタへの60Hz最大サポートは、HDMIから4K、Thunderboltから5K
〇USBはフルサイズとThunderbolt 4が2つずつ
(後者は電源兼用)
【短所・注意点】
×SDカードスロット無し
△この機種にPプロセッサ選んでも無駄になる
Pプロセッサ(Pコア4~6+Eコア8)いずれも28W動作は一瞬で、
排熱不足でピークパワー維持できません。
Cinebench R23マルチのPプロセッサi5スコアも平均より2割低く
(11世代i5と比べりゃ1.5割増しだが)、
i7なんかi5よりスコア低いです。
ちなみに私の様なビンボー暇なしは、
よりコンパクトな機種をモバイルに
より高性能な機種を据え置きに
する2台体制が定石なので、
このX1 Carbonが定番になるこたありません(笑)
【直販でのお勧めカスタマイズ】
選択肢がある様でいて、無い機種です(笑)
殆どの方は以下の構成で間違いなし!
・i7-1255U(UプロセッサはPコア2、Eコア8)
1265UはvPro不要だと割高だし、
この価格帯なら選別落ちのi5選ぶ人も居まい
・メモリ16GB
容量は本体購入後の変更不可
・SSD 512GB
自分で交換できるなら3万弱安い256GBもアリ。
底面はネジだけで簡単に開き、SSD交換は比較的容易
・WUXGA、タッチ非対応
タッチ欲しけりゃYoga、
高解像度ほしけりゃTシリーズのが幸せになれる
・人感検知カメラ
・65Wアダプタ(スリムじゃない方)
急速充電対応。4K+や出張が絡まなきゃ、アダプタは持ち運ばないって
で、値引を適用して投稿時23万弱です。