(画像は「ストームグレー」で、明るい「クラウドグレー」も選べます)
【この機種の立ち位置】
10万円前後のホームノート乗り換えて来た人が、
表示品質や応答性などの技術進化、
パッと見の高級感に至るまで、最も感動できちゃう価格破壊PCです。
具体的には
①従来17.3型(16:9)と同じ縦寸。表現力(総px数)なんと、フルHDの約2倍!
画面は16型(16:10)、2,560×1,600px、非光沢IPSで、
次の2種から選べます。
(★5点を一般的な満点とする)
特性↓画面→ | 60Hz | 120Hz |
---|---|---|
色域 | ★★★★★ (自然な発色。 sRGB 99%) |
★★★★★ (自然な発色。 sRGB 98%、 Adobe 67%) |
最高輝度 | ★★★★ (室内なら充分。330cd) |
★★★★★ (動画にも迫力。410cd) |
コントラスト | ★★★★ | ★★★★ |
応答速度 | ★★★★ (一般的シーンに残像なし) |
★★★★★★ (120Hzの足引っ張らない。 スクロールまで滑らか!) |
目の疲れ難さ | ★★★★★ (ギラ粒、フリッカ無し) |
★★★★★ (ギラ粒、フリッカ無し) |
消費電力 | ★★★ (解像度、 画面サイズ相応) |
★★ (コレでも Ryzen 5+iGPU構成なら 輝度150cdのWEB閲覧で バッテリ10時間持ち) |
画面の詳細は・・
2,560×1,600pxの100%表示は文字が小さ過ぎるので
125%表示(2,048×1,280px相当)お勧めでして、
文字が滑らかになる分、フルHD(1,920×1,080px)100%表示より
モチベーションも持続します。
YouTube見るのにも、ホームノートで1080p⇒1440pの画質変更は
誰にも判るクッキリ感ですから、
この機種で景色なんか見た日には
他の15万以下ノートにゃ戻れんでしょう(笑)
ちなみに120Hzも、標準的な60Hzも(工場で入手環境に変化ない限り)
パネルはそれぞれ1社供給です。(ThinkPad T16と被るパネル無し)
120Hzのが最高輝度たかい分、動画も綺麗に見れますし
カスタマイズで僅か7千円差なので、
バッテリ持ちに拘らないなら120Hzお勧めです。
(カスタマイズしてる時点で、そもそも割高だが)
②Hプロセッサ搭載で、専用4GBの独立グラフィック(dGPUと記述)も選択可
(dGPUはインテル版570i ProがインテルArc、AMD版570 ProがGeForce)
③メモリもLightroom等に威力を発揮するDDR5のデュアルチャネル
(インテル版は約10万の最安構成でもメモリ16GB、SSDがPCIe 4.0で512GB)
④大容量バッテリ(75Wh)搭載。落雷の季節はタワーPCより作業に集中できる
⑤アルミ筐体で薄さは、天板含めて16.9~18.4ミリ(前 / 後)
(建付けにも粗さは無く、大型ノートにしては剛性ある方。本体2kg弱)
ThinkPadと違って、防塵メッシュの足かせ無く
冷却 / 静音性は他社と同じ土俵で戦えますから
薄型ボディと高性能を両立できてます。
アイドル時に冷却ファン動く事も稀ですし、
グラフィック酷使の一部用途を除けば静かに使えます。
高負荷時の筐体温度も、この性能ではマシな方です。
【その他、特徴】
〇ディスプレイは片手で開けて最大155°
〇スピーカーも2W×2と標準的
〇拘る人を除き、キータッチも許容範囲かと
日本語配列ですが、英語からの変形なので
BackspaceやEnterキーが左隣と陸続きになっており、
BSキーの方は慣れるまで誤爆するでしょう。
少々たわみ、ストローク1.3ミリも浅めですが、ぶっちゃけ
日系メーカーノートにも、コレ以下のタッチは普通にあります。
〇USBはフルサイズ×2+Type-C×1。インテル版のみ後者がThunderbolt 4
(この他に、dGPUモデルは充電端子、iGPUモデルは充電兼用USB-C有)
【短所・注意点】
×Ryzen機種では珍しくもないが、AMD版は内蔵Wi-FiがRealtek製
という事で回避策は、お勧め順に次の4つです。
回避策①:素直にインテルCPU版を買う
(570i Pro(16)は一部販路を除き、Wi-Fiもインテル製で安心)
回避策②:Ryzen 6xxx+クアルコム無線って黄金構成なThinkPad T16行く
回避策③:どうせ部屋移動が精々だし、USBの無線子機を常時装着
(この機種は有線LAN無し)
回避策④:底面を開けてWi-Fiモジュール交換
(開けるのにヘラ要るが、開けてしまえば真ん中に付いてて交換は容易)
△メモリは本体購入後の変更不可(今後8GB構成が投入されても地雷)
△SDスロットはフルサイズではあるが、装着したカードが1.7cmも出っ張る
△指紋センサー無し
△天板閉じると排気が塞がって能力を発揮しない
(このレイアウトもイマドキ珍しくない。閉じたまま常時稼働OKなT16が異常)
【インテル版570iの、直販お勧めカスタマイズ】
570iは最小構成でもメモリ満載(16GB)、SSD 512GBなので、
検討すべき個所は
・60Hz画面⇒120Hz(+7千円)
・SSD 512GB⇒1TB(+1.1万円)
・より高級に見える本体色「ストームグレー」(+0円)
位でしょう。コレ以上頑張るとT16のトータルコスパに敵いません。
そもそも最小構成かつクラウドグレーで良いのなら、
即納モデルが割安(投稿時10.6万円)です。