【2023年8月21日】後継機種、T16 Gen 2の解説を投稿しました。
【この機種の立ち位置】
外付なしでも快適に、長~く使い回せる
鉄板ノートです。具体的には
①従来17.3型(16:9)と同じ縦寸。一覧性と視認性を両立して本体1.65kg~
選べる画面は全て、16型(横縦比16:10)の非光沢IPSで
特性↓画面→ | 45%NTSC非タッチ | 45%NTSCタッチ | WQXGA | 省電力 | ePrivacy |
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パネル供給元 | 2社 | 2社 | 3社 | 3社 | 1社 |
解像度(縦px) | 1,200 | 1,200 | 1,600 | 1,200 | 1,200 |
タッチ対応 | 無 | 有 | 無 | 無 | 有 |
最高輝度 | 300cd仕様 | 300cd仕様 | 410cd(1社拝見) | 390cd(1社拝見) | 500cd仕様 |
色域 | sRGB 65%前後 | sRGB 65%前後 | sRGBほぼ100% Adobe 91%(1社拝見) |
sRGB 100% Adobe 80%(1社拝見) |
sRGB 100%仕様 |
コントラスト | △ | △ | ◎(HDR対応) | 〇(1社◎) | ?(未発売) |
フリッカ | △ | △ | 無 | 無 | ?(未発売) |
備考 | 眠い | 眠い | 鮮やか (Idea Slim 570 と重複パネル無し) |
自然な発色& バッテリ持ち |
地雷濃厚 |
②Ryzen 6xxx+クアルコムWi-Fiっていう、今季の黄金構成が選べる
(しかもAMD版は全て、DDR5メモリ+PCIe 4.0 SSDの高速規格)
③キータッチも正確、静か、疲れ難いと三拍子そろってる
(タッチじゃたわまず、ストローク1.5ミリ。防滴で交換も容易)
ストローク深い旧式Thinkが現行ラインに残ってる関係で、
キーボード評価は4点付けましたが近い将来、このキータッチ&操作性を
5点の基準にするかもです。
④ホームポジションでマウス操作できる「トラックポイント」
(ボタンが平面的にはなったが、触れば実用性はアップしててマウス不要)
⑤冷却ファンは低負荷は無音。高負荷でも静か
(コイル鳴き等も無し。高負荷時の筐体温度も許容範囲)
⑥バッテリ容量も2種から選べ、AMD版なら軽量構成(52.5Wh)も実用的
輝度150cdでのWEB閲覧を想定した当サイト計測では、以下の持ちでした。
構成↓バッテリ容量→ | 52.5Wh | 86Wh |
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インテル最長 (i5-1250P+iGPU+「省電力」画面) |
8.6時間 | 14時間 |
インテル最短 (i7-1280P+GeForce+WQXGA) |
4.3時間 | 7時間 |
AMD最長 (Ryzen 7+「省電力」画面) |
10.7時間 | 17.5時間 |
AMD最短 (Ryzen 5+WQXGA) |
7.8時間 | 12.7時間 |
⑦15型以上の大画面ノートで、米軍規格の頑丈設計は貴重
⑧AMD版は投稿時点で、4G対応へのカスタマイズ無料
(あと用意するのSIMカードだけ。スマホ経由より断然速い!)
フルHD一覧性を活かすのに無理ない画面サイズは15.6型以上なので、
メインPCに可搬性までお求めなら、最初に検討すべきはこの機種です。
(ノート買おうって人なら、モニタ外付は最終手段でしょう)
ThinkPadはダウンジャケットから抜けた羽を吸わない防塵だったり、
中でもTシリーズは天板閉じたまま常用できる排熱だったりで
そんじょそこらの安物とは耐用年数が違います!
(3年使ってメインから格下げしたとして、あと数年は邪魔にならない)
ちなみに冷却装備は
インテル版ですと、GeForce有無でヒートパイプの本数違いですが
AMD版はファン自体が別物です。
【その他、特徴】
〇素材構成は天板がカーボン/グラス/樹脂。ケースがマグネ/アルミ/グラス/樹脂
(ボディ表面も高級感あって、薄さはGeForce無しだと天板を含めて20.5ミリ)
〇スピーカーは音量充分で、中高音なら音質もマトモ(2W×2)
〇選べる指紋センサーは電源ボタン一体式。ログインまでが1タッチ
(ディスプレイも片手で180°開けて、使い出しがスマートこの上ない)
〇USBはフルサイズとType-Cが2つずつ
(後者は充電兼用で、インテル版はThunderbolt 4)
〇外部モニタへの60Hz出力はHDMIから4Kまで、USB-Cから5Kまで
(AMD版はUSB-Cから5K@120Hzまでサポート)
〇52.5Wh構成に65Wアダプタ繋げば、1時間で0⇒80%まで急速充電可
【短所・注意点】
×DVDドライブ、SDスロット無し
×SSD 512GB以上での注文に割高感
(底面あけるにはネジ以外にヘラも要る)
△インテル版は独自の電力設定で瞬発力に特化。持久力なくベンチ冴えない
△86WhバッテリだとインテルPプロセッサ+非GeForce構成でも本体1.95kg
【直販でのお勧めカスタマイズ】
お勧め最小構成は
Ryzen 5+メモリ16GB+SSD 256GB
+「省電力」画面またはWQXGA(値段おなじ)
+クアルコムWi-Fi+WWAN対応+指紋+52.5Wh
で投稿時クーポン適用17万円ちょっとです。
AMD版は本体購入後のメモリ交換不可なので
16GB(8GB×2になります)が最低ラインです。
より高解像度なWQXGAは
コントラストの要求仕様が高い時点でアタリハズレ無いですから、
フツーに画質重視(≠色再現性)な方はWQXGA一択です。
あと検討するにしても
・Ryzen 5(6コア/12スレッド)⇒Ryzen 7(8/16)で+2.2万円
・バッテリ52.5Wh⇒86Whで+3千円(本体重量は+200グラム程)
辺りでしょう。