【この機種の立ち位置】
◎背面スタンド付13型タブレット
◎上位モデルはLTE内蔵(Nano SIMスロットはLTEモデルのみ有効)
◎薄さ7.9ミリながら一般的ノートと同じ、Uプロセッサ搭載
◎Surface Pro 6より大画面かつ薄いのに、米軍規格の頑丈設計
◎コチラも画面は3:2比率で、縦寸は14型ノート(16:9)より寧ろ大きめ
本体サイズは横(長辺)がA4判とほぼ同じ、
縦(短辺)が2センチはみ出る程度です。
選べる画面は
・覗き見防止機能Sure View付1,920×1,280px←アウトドア派に!
・3,000×2,000px(Sure View無し。以下3Kと記述)←インドア派に!
の2通りで、いずれもゴリラガラス4採用の光沢IPSパネルです。
Sure View作動させると上下左右170°の広視野角が
左右だけ一瞬にして100°まで狭まります。
Sure View付の方は最高輝度700カンデラと猛烈に明るく、
野外で見易いのも特徴です。
一方の3Kは200%表示の設定だと
15.6型フルHD機種の100%より表示サイズ大きめですが、
その場合もWEBページの一覧性は充分ですし(1,500×1,000px相当)
縦横2倍の画素で表現される分、文字やサムネイル画像がメッチャ綺麗です。
この3Kパネルは色再現性にも優れ(sRGB比97%、コントラストは標準的)、
最高輝度410カンデラなので屋内なら充分に見易く、
ギラ粒なく輝度さげてチラつかないので目も疲れ難いです。(AUO製)
ラインナップはSure View付が全てペン別売で上位から、
①i5+メモリ8GB+SSD 256GB+Win 10 Pro+LTE有(18万)←コレか
②上のLTE無し版(17万)
③i3+メモリ4GB・・←こりゃ地雷だ罠。解像度なめてる
一方の3Kが全てWin 10 Pro+Wacomペン付属で上位から、
④i7(vPro)+メモリ16GB+SSD 1TB+LTE有(23万)
⑤i5(vPro)+メモリ16GB+SSD 512GB+LTE有(20万)
⑥i5+メモリ8GB+SSD 256GB+LTE有(17万)←コレがお勧め!
⑦上のLTE無し版(2019/1発売予定)
となってます。(価格は全て投稿時点の直販税抜)
この機種は注文後にメモリ容量が変更できませんから③は除外するとして、
SDスロットもありませんからSSD容量と画面タイプ、LTE有無
の3か所みて選べぶのが一般的でしょう。
【その他、特徴】
〇JEITA 2.0で9.8時間のバッテリ持ち
(充放電1,000回でも劣化しない長寿命バッテリ)
〇背面に指紋センサー搭載
〇ACアダプタが65Wと余裕あって、ポータブルHDD等の接続にも安心
〇専用キーボード(別売)は368グラム
【短所・注意点】
△本体810グラムは片手で持ちながらの使用にゃ重い
背面スタンド付はキャンバス・スタイルで安定して描ける反面
中途半端に重い機種が殆どでして、
モバイルノートと同じ用途じゃラッコ使い(仰向け)し難い分、
返って不便です。
つまり私の様な絵心ない人間が付加価値として変形を求めるなら、
360°回転ヒンジの4スタイルPC(兄弟機で言うとEliteBook x360 1030)
が無難って事です。
△全画面動画は12.1型ノート(16:9)より僅かに大きい程度
コレは長辺サイズで決まってしまうからです。
WEBブラウザとメモ帳なんか左右配置で使う場合にも
ウインドウ重なる面積は大きくなりがちです。
△薄型ボディで仕方ないが、本体にフルサイズUSB無し
(Thunderbolt 3×2の他は、電源兼用Type-C×1あるだけ)
△外部モニタもType-C経由のみ(変換ケーブル別売)
冷却ファン2基搭載ですが、高負荷でもうるさくなる事ない代わりに
Core i5版のベンチマークは同プロセッサ搭載のノート標準に届きません。
その場合でも表裏50℃弱になる個所ありましたから、
せっかくCore i7選んでもこの機種じゃスコアに伸びしろ無さげです。
まぁコンテンツ消費だけなら応答性も充分ですし
薄型 > 静音性 > 冷却性の優先順位もタブレットとして順当ですから、
据え置きPCを別途お持ちで、ドラスティックに
可搬性と単体アプリ視認性を両立したいなら最適解と言えそうです。