ThinkPad E14 Gen 7(インテル)の長所・短所

【この機種の立ち位置】

最小構成からマトモな画面(sRGB 100%級)とインテル無線AX211選べ、
本体10万円切り構成でも普段使いに充分な、鉄板ノートです。

搭載プロセッサでモデル名が分かれ、インテルCPUは以下3種です。

IRLUltraじゃないCoreプロセッサ※1搭載で
下はCore 3 100U※2から上はCore 7 240Hまで

※1:2世代前(13世代Core i)の改良版
※2:グラフィック控えめだがCore i3 1315Uの改良版

Core 3+「sRGB 100%」WUXGA画面+64Whバッテリ構成の評価です

IALVプロセッサじゃないCore Ultra搭載で
下はUltra 5 225Uから上はUltra 7 255Hまで

Core Ultra 7 255H+2.8K画面+64Wh構成の評価です

ILL:Core Ultra Vプロセッサ搭載

それでは具体的な特徴です(ことわらなければ3種共通)。

200%クッキリ表示が実用に足る2.8K(2,880×1,800px)選択可

画面は全て、視認性に優れる非光沢IPSですが、
2.8Kパネルの供給メーカーはCSOTと(旧NECの)TIANMAです。
(どちら搭載で納品されるかは在庫次第。IRLはCSOTのみ)

拝見したTIANMAパネルは最高輝度が360cd、
実測の色域がsRGB 100%、P3 72%、Adobe 74%と自然で、
多少バックライト漏れあるものの、黒表現良好でコントラスト優秀です。

これなら光沢画面が欲しくなる理由ありませんし、
輝度下げてもフリッカ無く、目は疲れ難い方です。

この2.8Kは最大120Hzですが、
応答速度がそれ用じゃないので最大Hzは忘れて下さい(笑)

ちなみに最安モデルのIRLだけは
「WUXGA sRGB 100%」も選べますから、
マトモな発色へお手軽にアップグレードでき、
設計の古いCPUも省電力で補えます。

こちらはパネルが3社供給で、
特にコントラストの個体差は否めませんから
上図で「発色」の評価を減点しています。

②VプロセッサのILL以外はSSD増設可

(増設スロットはSSDが入手し易いM.2 2280。分解動画はコチラ

③メモリ内蔵のVプロセッサ以外はメモリ容量も変更可

④バッテリ持ちは、2.8K画面+Ultra 7 255H構成でも12時間

64Whバッテリ、画面輝度150cdでのWEB閲覧を想定した
当サイト計測です。輝度最大でも9時間持ちました。

⑤ThinkPad他シリーズ同様、Ubuntu Linuxサポート

参考記事『インフルエンサーがWindowsを卒業すべき10の理由』(←note.comへ)

キータッチもThinkPad他シリーズ同様、長文に堪える

キーボード配列は日/英で選べます。

ストロークは主要キー1.5ミリですが、
トラックポイント囲むG/H/Bだけは1.35ミリと浅いです。

アルミ外装(天板+ケース)で本体最厚19.7ミリ

薄くても流石はThinkPadでして、
この価格帯では異例のシッカリ感です。

重さは、64Wh+2.8K画面+Core Ultra Hプロセッサの
重量構成でも1.4kgです。

ThinkPad E14 Gen 7にもAMDモデルありますが、

・最新世代プロセッサ選べない(Ryzen 7でもシングル冴えない)
・2.8K画面も選べない
・高速無線も選べない(良くてMediaTek)
・その割に安くもない

と、今期は存在価値ありません。

【その他、特徴】

○冷却ファン音は、殆どの構成で概ね静か

アイドル時は無音で、
Ultra 7 255H構成+「最適なパフォーマンス」設定
の高負荷も、うるさいのは一瞬です。

「最適なパフォーマンス」以外は高負荷も静かで、
「最適な電力効率」に至っては
排気口にティッシュでも当てなきゃ、ファンレスと騙せます(笑)

ただしUltra付かないCoreのHプロセッサ構成だけは
例外ですからね!(後述)

○スピーカーはHarman製2W×2で音量充分、音質マトモ

(低音は出ない)

外部モニタ60Hz出力は、HDMIから4K、Thunderboltから8K可

○USBはフルサイズとType-Cが2つずつ

Vプロセッサ構成はType-Cが2つともThunderbolt 4で、
それ以外はType-Cの片方だけです。

○選べる指紋センサーは電源ボタン一体式

【直販でのお勧めカスタマイズ】

お勧め最小構成は

・Core 3
・メモリ16GB
sRGB 100%(WUXGA)
・カメラ1080p&IR
・無線インテルAX211←最重要!
・指紋
・キーバックライト
・バッテリ64Wh

とやって本体9.5万円(投稿時)です。
Core 3でも普段使いの体感は劣りません。
(更なるスペックアップが妥当かは後述します)

【短所・注意点】

この機種を売りたい提灯ライターが、
隠しておきたい6つのこと
』(←note.comへ)

にまとめました(「後述」含む)。お読みになっても

・上記レーダーチャート納得できない方
・CPUなどスペック決まらない方
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(お勧め最小構成でお決まりなら、今回は参考にならんかも)

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