HP Spectre x360の長所・短所

【この機種の立ち位置】

4スタイルで使えてプレミアム筐体な13.3型モバイル

削り出しアルミ筐体で薄さ14.9ミリ、重量1.31kgです。
外装でプラスティックはキートップだけです。

◎画面の一覧性や表示品質も悪くない(全て光沢IPS)

◎Bang & Olufsen共同開発の4スピーカー

出せる音量はVAIO Zと並んでモバイル最大です。
音質も悪くなく最早、外付スピーカーが不要になるレベルです。

ラインナップは

4K画面+Core i7+メモリ16GB+SSD 1TB+ペン付属+9時間
②フルHD画面+Core i7+メモリ16GB+SSD 512GB+15時間
③フルHD画面+Core i5+メモリ8GB+SSD 256GB+15時間←お勧め!
(それぞれにカラバリ黒・銀。Office有無も選択可。時間はMobileMark)

となってます。どれ選ぶかですが、
少なくともノートスタイルで使うなら4K高精細のメリットはありません。
一般的に文字の綺麗さ実感できるのが15.6型以上、
4K動画に立体感まで感じられるのが17.3型以上じゃないでしょうか。

この機種の4K画面の発色は、
赤や緑が実物より鮮やかに表示される広色域タイプです。(LG製パネル)
用途としては動画よりも、印刷用写真向けと言えそうです。
(ちなみに輝度40%なら、このバッテリ食い液晶でもBBenchで10.5時間もち)

入力ペンは①にのみ付属し、1,024段階の筆圧を検知します。
②③でコレやるには各自、N-Trig互換ペンとアプリ用意する必要があります。
ちなみにSurfaceペンは①~③全てで使え、簡単なイラストなら追従性も充分です。

一方、②③の画面(フルHD)も
発色は悪くなく(sRGB比90%、最大320カンデラ)、
目も疲れ難い(ギラ粒なく輝度下げてもチラつき無し。これは①も)と感じました。

外付モニタ常用するんじゃなきゃメモリも③で不足しませんから、
SSD容量で②か③選ぶのが一般的でしょう。

応答性も③で充分ですし、動画編集を②でやったら
冷却ファンの音質こそ耳障りじゃなかったですが
画面下スピーカー辺りは48℃になる事もありましたから、
そもそも処理能力めあてなら①②より別機種を検討した方が良さげです。
(この機種のCore i7はどうせ2コアだし、①②は軽作業でも頻繁にファン回る

【その他、特徴】

〇SSDは全てNVMeの高速タイプ

〇キータッチはストローク1.3ミリと浅めだが、クリック感でカバーしてる

〇Windowsログインにも対応する1,080p WEBカメラは色味も自然

〇僅か30分で0⇒50%まで急速充電可

〇Thunderbolt 3×2+フルサイズUSB 3.1×1

【短所・注意点】

×テンキー無しキーボードなのにEnterが右端じゃない

押し間違えるとしたら、指の移動距離が大きいBackspaceと右隣Homeでしょう。
ホームポジションが左にずれる分、右手が常時タッチパッドに被ります。

×SDカードスロット無し

△外部ディスプレイはUSB-C経由のみ

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