Lenovo YOGA 910の長所・短所
【この機種の立ち位置】
◎狭額縁13.9型の4スタイルPC
(ノート、タブレット、スタンド、テント)
◎ノートとして閉じた時の薄さ14.3ミリ(重さ1.38kg)
ラインナップは直販モデルが
①4K液晶+Core i7+メモリ16GB+NVMe SSD 512GB+11.5時間(JEITA 2.0)
②FHD液晶+Core i5+メモリ8GB+NVMe SSD 256GB+15.9時間(JEITA 2.0)
となっており、カラバリは①②とも金・銀です。
一方の店頭モデルは②にOffice付属したモデルで、不要な人には割高です。
この画面サイズだと4K画素の恩恵は僅かですが、この機種の4K液晶は
発色も悪くなく(AUOパネルでsRGB比90%、最高310カンデラ、コントラスト充分)、
目も疲れ難いと感じました(ギラ粒なく、輝度下げてもチラつかない)。
対する②のFHD液晶も、ギラ粒なく色域は同レベルですが、①より
最高輝度が1割以上低いので野外だと写り込みに負けるかも知れません。
【その他、特徴】
〇筐体は天板、下半身ともアルミ削り出し。画面にはゴリラガラス採用
〇JBLスピーカー
(底面スピーカーなので、机に反響させられるノートスタイルがベストポジション)
【短所・注意点】
ディスプレイ開閉の安定性がウリのウォッチバンドヒンジですが、
タブレットスタイルだとヒンジ側が多少厚くなるのが難点です。
キーボードはいずれも日本語配列ですがキーストローク浅く、
Enterキーと閉じカッコのキートップ地続きなのと
Enterとスペースの打刻音が大きめで図書館などでも使い難そうです。
あと、動画の書き出し頻繁にやるなら別PC用意した方が無難です。
この機種は高負荷連続だと底面奥が40℃超えますし、
特に①は排熱おい付かず極端な性能抑制(サーマルスロットリング)
まで確認できました。
その他、
△WEBカメラが画面ヒンジ付近
(テントスタイルなら問題ないが、ノートスタイルでは鼻の穴が映る)
×SDカードスロット無し
△外部ディスプレイはUSB 3.0 Type-C経由のみ