ThinkPad E480 FHD液晶モデルの長所・短所
【この機種の立ち位置】
◎自家用車での持ち運びまでを守備範囲とする14型ノート
HDD非搭載なら本体1.75kg~で
どの道、HDD保護機能まで付いてます。
◎一覧性と視認性を底々両立
フルHDも14型なら100%表示で常用できる人が多数派でしょう。
一字一句間違えない校正作業にも、
アプリやページ設定で文字サイズ上げりゃ済みますし。
この機種は非光沢かつ広視野角IPSなので作業にも集中できます。
メーカーアプリLenovo Vantageにはブルーライトカット設定ありまして
この効果も絶大です。私も校正作業だけは赤色の目薬が手放せないクチですが、
別のThinkPadでこの設定を使い始めてから点眼の頻度が恐ろしく減りました。
◎キーボードのホームポジションでマウス操作できる「トラックポイント」
(ThinkPad共通ですが殆どのアプリで横スクロールまで可能)
◎応答性(SSD)とデータ容量・書き換え耐性(HDD)も両立可
(SSDがM.2なのでカスタマイズ制約なしにデュアル・ストレージ可)
◎14時間のバッテリ持ち
(FHD液晶+Core i5-7200U+Radeon無し+HDD無し構成のJEITA 2.0)
◎デュアル・ストレージ構成でも税込8万円切り
(HDDで1TB選択した投稿時点)
【その他、特徴】
〇USBは3.1 Type-Cが1つ、フルサイズ3.0が2つ、同2.0が1つと充分
〇指紋センサー搭載可
〇レノボPCはドライバ更新が簡単なので半年ごとWin Updateも安心
【短所・注意点】
×液晶はギラ粒こそ無いが発色は最低限。輝度やコントラストには個体差あり
(複数のパネルメーカーから調達する事で価格交渉⇒コストダウンしてる)
△ディスプレイ付け根に排気口ある現行EシリーズにゃRadeon鬼門
Radeon構成だと低負荷時でもファン回ったり、
高負荷時にはキーボード上段が、かなりの高温に達します。
Radeon付けても外付モニタの動作保証すらフルHD@60Hzで変わらず、
この程度のグラフィックじゃ出来る事は大して変わりません。
内蔵ディスプレイ閉じてるとCPUも本気でなそうな排気口位置なので
そもそも、モニタ外付がスマートじゃないです。
△無線LANは鉄板のインテル製で2×2(高速+高感度)選べない
安ノートだから当然ですが。ちなみに「インテル」記載ない選択肢は
いずれもRealtek製なので、2千円高の2×2選ぶべきかは微妙な所です。
(2018/2時点のカスタマイズ画面で1×1記載ない選択肢が2×2です)
△DVDドライブ非搭載
外観、キータッチ、トラックポイントやストレージ交換し易さ以外、
Eシリーズに「ThinkPadらしさ」はありません。
上位モデルの様に広色域液晶も載りませんし、
見えない所は基板から違うので
米軍規格の耐久テストもハナから受けてません。
それでも
落下・水濡れ対応の保証に入るか否か1年以内に決めりゃイイ
って太っ腹はThinkPad共通ですから、
某D社と比べちゃ流石に失礼ってもんです(笑)
ちなみにE580はE480に比べて
画面が14⇒15.6型と大きくなってテンキー付くだけですが、
動画鑑賞に適した液晶じゃない事に変わりないですし
テンキーあるせいで、キーボードが目一杯まで左に寄ってるので
操作してて視認性で有利って実感もありません。
つまりテンキー要る人じゃなきゃE580選ぶメリットは薄く、
ホントに要る人なら外付するわでスキマ狙うにしても狭すぎだろw
【直販でのお勧めカスタマイズ】
以上でお解りの様にデュアル・ストレージ以外は最小構成が基本です。
メモリ4GBでご注文の場合には空スロットもあります。
「ソリッド・ステート・ドライブ」の256GBってのは検討に値します。
この機種に限らず最近のSSDは容量の倍数分で並列処理しますので
128GBとそれ以上で体感も違いますしCPUよか費用対効果が見込めます。
「電源アダプター」はポータブルHDD多用するなら65Wが無難です。
(タブレットPCにノート代わり勤まらない一例)