ThinkPad T450s FHD液晶モデルの長所・短所
【この機種の立ち位置】
作業性に一切妥協していない大画面モバイル(14型)
具体的に紹介しますと、
①目が疲れ難い低反射IPS画面で勿論、一覧性に優れるフルHD
(直販カスタマイズ項目の「ディスプレイ」でFHDをお選び下さい)
②長文入力が楽しくなるキータッチ
③ホームポジションから手を離さずにマウス操作できる「トラックポイント」
④Win7選択可
⑤シャットダウンせずに交換できる2バッテリシステム
(標準構成の3+3セル時のJEITA Ver2.0で10.8時間駆動)
⑥軽さ1.54kg、薄さ20.65ミリ(それぞれ最小構成時)で液晶枠も細い
⑦米軍規格の堅牢設計
⑧保守マニュアルが公開されててメモリ増設やストレージ交換も簡単
⑨周辺機器や電源に一発接続できるドッキングコネクタ
⑩薄型筐体でも他社13.3型と違い、365日の運用にも耐える排熱・静音性
(Core i7-5600Uでも底面が体温より熱くなる事は無い)
下位モデルL450との差は①、⑤、⑥、⑩になります。
両者の液晶はスペック上同じですが、パネルメーカーが違います。
(T450sがAUOとLGの2ベンダ、L450がサムスン)
高コスト部材の採用は⑥、⑩にも現れてます。
14型より大きいノートはテンキー付いててホームポジションが左へズレるので、
14型はホームユースの最適解にもなり得ます。
(15.6型でテンキー無しはNECのVersaProで選択できる等ごく少数)
【その他、特徴】
・ディスプレイが180度まで開くので色々使い回せる
・本体にUSB 3.0×3ポート
【短所】
・ドッキング充実してるのが救いだが、本体にDVDドライブ非搭載
ドルビー・ホーム・シアター v4対応を謳う内蔵スピーカーですが、
音質はステレオである以上の物ではありません。
私はT60⇒T510とメインで使って来ましたが、
近年のThinkPadのスピーカーは悪くなる一方です。
【直販でのお勧めカスタマイズ】
「プロセッサー」はご予算に応じてどれ選んでも間違いありません。
「ディスプレイ」はFHDで、「光沢なし」とあるのはタッチパネル無し、
「マルチタッチ」選んでも光沢液晶ほどには写り込みません。
「メモリー」はWin7 32bit以外を選択した場合には8GB以上がお勧めです。
オンボード以外のスロットにあるメモリは交換可能です。
「キーボード」は日本語入力が多いなら、
Enterキー大きめな日本語キーボードが無難でしょう。
L450と違ってバックライト付も選べます。
「ハード・ディスク・ドライブ」はこの機種の場合、
SSD選ぶか、最小構成で買ってご自分で東芝SSD等に交換する人が殆どでしょう。
「リア・バッテリー」は6セルだと筐体後部が1センチ3ミリ厚くなります。
72Whと47Whでは寸法同じで重さの違いも僅か、価格差も2千円ですから
どうせ6セル選ぶなら大容量の前者でキマリです。
「ワイヤレスLAN アダプター」は価格差ありませんから、
インテル Dual Band Wireless-ACを選んでおきましょう。