ThinkPad X270 FHD液晶モデルの長所・短所
【この機種の立ち位置】
◎「開けばそこがオフィスになる」作業性重視のリアル・モバイル
◎設置面積がA4判にほぼ収まる12.5型で米軍規格の頑丈設計
◎1.5万円増でアクセス速度(SSD 128GB)とデータ容量(HDD 1TB)を両立
この機種はCore i3のまま
FHD液晶、メモリ8GB、上記ストレージへとカスタマイズ出来て無駄がありません。
モバイル時HDD保護もThinkPadこそ元祖なので安心です。
SSD+HDD構成で注文したい場合には、初期構成がHDD搭載のパッケージを選び※、
「Secondハードドライブ」の項目にてSSDを選択して下さい。
(その場合SecondドライブにOSが格納されますが、WWANは選べません)
HDD非搭載で注文すると装着されて来るSSDの代わりでしか
HDD追加が出来ませんのでご注意ください。
※2017/07現在、米沢生産モデルだと「Secondハードドライブ」の項目が選べません。
◎画面は180°開き、視認性は良好で、明るい部屋なら目も疲れ難い
(非光沢IPSでコントラスト充分。ギラ粒なし)
◎長文打つのが楽しくなるキータッチ
横ピッチ18.5ミリ、ストローク1.8ミリと、デスクPC併用でも違和感は最小限です。
キーボードはバックライト有無、日本語/英語の配列を選べますが、
タッチフィーリング重視なら「バックライト無し」、日本語かくなら
Enter大きい「日本語キーボード」がお勧めです。
◎ホームポジションでマウス操作できる「トラックポイント」
(マウス不要なので可搬性や省スペースもスペック以上が期待できる)
◎フロントバッテリ(固定式3セル)搭載を選べば稼働中にリアバッテリ交換可
3+3セル装着で本体1.36kg~、バッテリ持ちは7.5時間(JEITA 2.0)です。
リアバッテリには6セル(72Whか47Wh)も装着できますが、
6セル装着だと本体底面下へ1.3センチ出っ張る(キーボードに傾斜つく)
ので見た目や鞄への収まりが極端に悪化します。
(6セル2種では、外寸同じで重量差わずかなので72Wh一択)
◎第6世代Core+Win7の組み合わせも選べる(売り切れ御免)
◎周辺機器や電源と一発接続できるドック有(別売)
【その他、特徴】
〇本体にUSB 3.1 Type-C×1+USB 3.0×2
【短所・注意点】
△画面の発色は程々なので動画や写真を楽しむなら外付モニタ必須
△プラスティック筐体で薄さ20.3ミリも凡庸(だからお買い得な訳だが)
×SDスロットはUHS-IIの高速カード非対応
△別売のWiGigドックはファン騒音がうるさく感じるかも
X270本体の冷却ファンは低負荷なら安定して静か、高負荷時も程々です。
しかしCore i5構成でインテリジェント・クーリングOFFだと
左側面の表裏が50℃前後になる事もありますので、
Core i3構成で物足りない動画編集には別PC用意する方が賢明でしょう。