ThinkPad X390 Yogaの長所・短所
【この機種の立ち位置】
①13.3型で360°回転ヒンジ採用の4スタイルPC
②天板、底面とも主にカーボン製。本体1.29kg、ノート閉じで薄さ1.6cm弱
③14時間台のバッテリ持ち(JEITA 2.0)
④LTEも制約なくお得に選べる
(カスタマイズ画面のWWAN項目で「対応」を選んで下さい)
⑤成人男性が誤って靴で踏んでも壊れない天板
(米軍規格の頑丈テストなんか余裕でクリア!)
⑥タッチガラスに低反射と汚れ防止の処理を施した良質画面
⑦4,096段階の筆圧を検知するペン付属(PC本体に収納するだけで自動充電)
⑧キーボードのホームポジションでマウス操作できる「トラック・ポイント」
(殆どのアプリで横スクロールまで出来、X1 Yogaと違って3ボタンも操作し易い)
最近は13.3型をフラッグシップとするPCメーカーが多く、
液晶メーカーも手馴れてるせいか(と言うか流用なので)
無難なFHDのみ採用のX390 Yogaも必然的に色再現性は優れます。
世界戦略機ゆえパネル供給元は3社あり、目の疲れ難さに多少の個体差ありますが
悪いものでも上記評価となりますから
友人にお勧めして恥をかくこたないでしょう(笑)
変形ThinkPadには画面サイズや重量の近いX1 Yoga(14型)もありますが
選び方は、
・ホームノートの買い替え⇒第8世代Coreの性能を引き出せて大画面のX1 Yoga
・ThinkPadモバイル希望で付加価値として変形も⇒長年の操作性を踏襲する本機
って感じです。
X1 Yogaは筐体サイズが幅でこそ1cmちょっと大きいですが
奥行や薄さは寧ろ僅かにコンパクトでして、シワ寄せがボタン形状に行ってます。
操作性重視で選ばれるX390 Yogaは結果として性能も陳腐化し難く、
より永く愛用される事でしょう。
(私も10年前のX200sが、大きなストレス無くP71(2台)と使い分け出来てます)
【その他、特徴】
〇スピーカーも、ビジネスモバイルの域は超える2W×2
〇65Wアダプタなら1時間で0⇒80%まで急速充電可
(ポータブルなHDDなど多用するのにも65Wお勧め)
〇選べるカメラはいずれも、使わん時シャッターで覆える
〇指紋センサー標準搭載
〇外部モニタへは、USB-C経由で4K@60Hz出力可
〇USB 3.1はフルサイズとType-Cが2つずつ
(Type-Cは1つがThunderbolt 3対応でもう一方が電源兼用)
〇ドッキングステーションも純正多数で安心
〇拡張保証への加入はPC購入後、1年以内でおk
【短所・注意点】
△X1 Yogaと違ってMicroSD入るが、退避や分散目的が精々な読込速度
×排気が追い付かず、動画編集の書き出しはX1 Yogaより掛かりがち
普段使いで冷却ファン静かなだけX390 Yogaはまだマシな方ですが、
動画編集に向かないのは変形13.3型の宿命とも言ってよく、
そういう用途にゃ別PCご用意ください。
【直販でのお勧めカスタマイズ】
Core i5⇒i7で実用メリット皆無なこの機種なら、
「プロセッサー」はお求め易く多少バッテリ持ちにも有利なCore i5がお勧めです。
個人購入なら8265Uで良いでしょう。
4Kモニタ繋ぐなら「メモリー」は16GBがお勧めです。
この機種は注文後に容量変更できません。
「SSD」は128GBだと使い倒した時の体感に響くので、ご自分で交換しないなら
・256GB NVMe
・512GB(Optane無し)
の2択が一般的です。
(今時のSSD交換は、内蔵バッテリ外したりで手数おおいのが難点)
「RJ45拡張コネクター」は有線LANしなきゃ不要です。
仕事で必要になりゃ買い足せますから
とりあえず選択はずして敷居を下げましょう。