ThinkStation P320 Tinyの長所・短所
【この機種の立ち位置】
◎4画面出力のQuadroグラフィック選べる最小PC(容量わずか1L)
Quadro選択時はIntelグラフィックと合わせて計6画面出力
が可能です。(1画面ずつなら両グラフィックとも4K@60Hz可能)
Intelグラ使ったYouTubeの4K動画は、FirefoxだとCPU使用率たかめですが
Chrome(+GPU支援(既定値))使ってもらえばスムーズ再生できます。
一般的に小型PCは排熱・静音性の両立が困難ですが
この機種は部品レベルから最適化されており
耐熱で米軍規格クリア、騒音も
それぞれの用途で問題ないレベルには収まってます。
(低負荷だと風すら出ないThinkPad P70にはさすがに敵わんが)
◎筐体は金属製で薄さ34.5ミリなので市販モニタ背面へも取付可
(取付用のVESA金具は別売)
◎動画の書き出し短時間で終わる4コア・プロセッサも選択可
この機種ではCore i5、i7が4コアです。
Quadro構成はTプロセッサのみですが、
動画編集とかストリーム配信しないならCore i3でもストレス無いハズです。
(ベースクロック3GHz超)
◎インテル製2×2の無線LANも内蔵可
(↑絶対お勧め!家庭用ならvPro不要)
◎Win7選択可
(カスタマイズのプロセッサ項目でCore i*-6*00(T)選択時)
◎3年間の出張修理が標準で付く
(初期不良が限りなくゼロに近い事を意味する)
【その他、特徴】
〇USB 3.0ポートは前面2つ、背面4つ
〇専用工具なしでストレージやメモリ交換可
(保守マニュアルも充実)
【短所・注意点】
△この機種で選べるHDMI端子からじゃ4K出力は24Hz止まり
△防塵ダストシールドも千円増で選択できるが冷却ファン頻度は多少上がる
△セカンド・ストレージ(2.5″)はQuadroと排他
Quadro選択時は内蔵ストレージがM.2 SSDのみです。
なのでSSD+HDDのデュアル・ストレージにしたければ、
そもそもThinkCentre MシリーズTinyでも良いんじゃね?って話です。
△レノボのデスクトップ共通だがカスタマイズにThinkPad風キーボード無し
なのでキーボード、マウスの項目で「無し」選べる分、
ThinkStationは価格面で有利とも言えます。