VAIO SX14の長所・短所
(天板+キーボード周りのカラバリは、黒や銀もあります)
【この機種の立ち位置】
①14型なのに、ほぼ1kgしかない大画面モバイル
②作業に集中できる非光沢IPS画面。発色も良好
③SIMフリーのLTE選択可(LTE⇔Wi-Fiも自動切替可)
④PD対応モバイルバッテリからの充電も実用的
⑤SONY看板に頼らない頑丈設計
⑥組み立てから検品までを国内で行うMade in Japanモデル
⑦落下・水濡れ対応で補償上限・免責なしの3年保証が1万円
(ソニーストア<3年ワイド>。VAIOストアは本体価格に含まれる)
この機種は4K、フルHDともsRGBに迫る色再現性(97%)ですが、
フルHDの方は明るめの部屋だと輝度最高(260カンデラ)で
使う事になると思いますので当然、チラつきませんし
ギラ粒も無いので目が疲れ難いのも特徴です。
一方、4Kの最高輝度は現行ノートじゃベスト10に入る明るさで
フルHD再生だろうとコチラのが綺麗に見えます。
ただし僅かにギラ粒ありますから目の疲れには影響するでしょう。
14型に4Kってどうなのよ?
変形しない14型ノートにまで高精細の恩恵が及んでるとは感じませんし
バッテリ持ち気になるモバイルじゃマイナス面ばかり目立ちます。
【その他、特徴】
〇本体薄さ1.79センチ。天板がUDカーボン、キーボード周りがアルミ
(底面はカラバリにかかわらず黒い強化プラ)
〇ソニーストアでは+5千円で英語キーボードも選べる
〇指紋センサー搭載
〇薄型ボディでも従来端子は一通り揃ってる
(ビジネス用にLANやプロジェクタ用VGAまで付いてる)
【短所・注意点】
×軽作業でのバッテリ持ちは4Kで4.5時間、フルHD+i5でも6時間程
これらはBBench輝度40%の測定値です。
フルHDモデルでのみ選択できるCore i3は未検証ですが
推測を言わせてもらえば、
8時間もってモバイルとして普通に使える可能性大です。
推測の根拠
同等構成のままi3選べん機種も多いですが、今期(WhiskeyLake)は
i5以上(4コア)⇒i3(2コア)とスペックダウンできたモデルの多くが
バッテリ持ちをこの程度のばしてるからです。
×スピーカーは他社ビジネスモバイル並にパワー不足
△キーボード面を前傾させる為、開いた天板が後脚を兼ねるので膝上だと痛い
(パームレスト角丸めれば、そもそも机との段差はあっても良くね?)
△冷却ファンの騒音は、負荷それぞれで高め
ユーザーアプリ立ち上げてない状態でも
「静かさ優先」設定しなきゃ普通に聞こえます。
Core i5、i7ともベンチマークは順当ですが、
動画の書き出しじゃ底面は軽く40℃超えて来ます。
(この機種はi7だけ熱伝パーツが特別で若干だが重い)
メイン機としてご検討の人へ
耐熱基板やら防塵フィルタなどの耐年用パーツを装備しません。
(例外機種も当サイトでは幾つか紹介してますが)
一方でプロセッサ冷却は怠らない方が省電力でバッテリ持ちますから、
優秀なメーカーならファン回す「しきい値」からして据置系と違います。
×人は幾ら積まれると、このキータッチを擁護できるのかw
長文うつ人へ
キータッチの良し悪しです。
1.2ミリの浅いストロークで違和感なく打てる為には
相当のコスト掛かるハズですし、人によりタッチの仕方も違うにせよ
ThinkPad(1.8ミリ)、レッツSV(2ミリ)、dyna(1.5ミリ)
と質感を比べるのは流石におこがましく、この機種やLAVIE 13.3型には
XPS 13(1ミリ)から感じとれる「一滴の実用性」すらも欠けてます。
×microじゃないSDスロットだが高速タイプのUHS-IIに非対応
×USBはフルサイズ×3+Type-C×1だが今時、Thunderbolt 3無し
△外部モニタへの4K@60HzサポートはUSB-C⇒DisplayPortのみ
【直販でのお勧めカスタマイズ】
鉄板構成はズバリ、
フルHD+Core i3+メモリ8GB+SSD 256GB以上+LTE+ワイド保証
で、コレなら価格面でも他社に見劣りしません。
補足するとこの機種は、メモリ容量を購入後に変更できませんし
今時のSSD容量は、256GB以上とそれ以下で応答性まで体感差でます。
(256GBのNVMeかSATAかは迷う程ちがわない)
詳細画像、最新価格は↓