ASUS E203MAの長所・短所

(天板は紺色です)

【この機種の立ち位置】

①Win 10 Proながら本体いずれも5万円切る激安モバイル

②設置面積もA4判より縦横1センチ以上コンパクト(11.6型)

冷却ファンレスでコイル鳴きすら無し。HDD非搭載なら無騒音

④光沢画面にしては目が疲れ難く、180°開閉できて使う姿勢も選ばない
(ギラ粒やチラつきの無いAUO社製パネル)

⑤高コストモバイルにも劣らないキータッチ
(ストローク1.6ミリ。我が国向けは日本語配列)

⑥スピーカー音質も悪くない(2W×2だが音量は不足ぎみ)

⑦本体保証が標準で3年
(バッテリは1年。封印シールあった場合、パーツ交換は保証切れ覚悟)

情報収集(ネット動画含む)、メモ、SNSなどサッと済ませるだけなら
小回り利く分、使い易いかも!? と期待しましたがラインナップは

・ストレージがeMMC 64GB:本体1kg、薄さ16.9ミリ、JEITA 2.0で14.6時間

・ストレージがHDD 500GB:本体1.2kg、薄さ20.1ミリ、JEITA 2.0で11.1時間

だけで、これら構成のままじゃ耐えられそうに無い・・

装着したmicroSDは出っ張らないものの、
内蔵64GBモデルじゃWin 10の大型更新で毎回ハラハラしそうですし、
HDDモデルの起動の遅さは小回り良さ台無しにして余りあると(苦笑)

HDDモデル底面にはHDD交換用の小窓ありますから
コレSSDに交換するしか使い道なさげです。

逆に言うとSSDへ交換できたなら、無線LANがインテル製だし
実用度は一気に増してきます。

この価格帯だとChromebookも一見お得ですが・・
あっちは

・使えるアプリが大幅に制限され、周辺機器の対応も疎ら

・頻度少ないとは言え、アップデートされた場合のハードウェア不具合もWin比じゃない

・Chrome自体が遠くない将来、広告ブロック使えなくなる事も確定してる

と、特に最後が痛いっすね。

【その他、特徴】

〇USB 3.1はフルサイズ×2+Type-C×1
(いずれもGen1で、USB-Cはモニタや充電も非サポート)

【短所・注意点】

×画面の一覧性、発色、輝度、視野角すべてに最小限
(それぞれ縦768px、sRGB 55%、最高230カンデラ、TN)

とは言え11.6型ノートなので、問題あるとしても輝度ぐらいでしょう。
野外は勿論、明るい部屋でも画面への映り込みに負けてます
(HDMI有るので動画鑑賞には外付モニタが使えます)

まとめるとこの機種が実用に足るか否かは、
HDDモデル⇒SSD化に掛かってます。

しかし分解作業お勧めするのは無責任すぎますから、
初心者さんでも使い易いモバイルノートお探しなら
dynabook Sシリーズ辺りが最安でしょう。