HP Pavilion Gaming 15(2019)の長所・短所

(我が国版のキーボードは日本語配列です)

【この機種の立ち位置】

編集作業も捗る、駆動スペック特化型ノート(15.6型)

◎全モデルに専用メモリ4GB以上のGeForce搭載
⇒どれ買っても3Dゲームやモザイク破解に手が届く!

応答性とデータ容量を安価に両立するデュアル・ストレージ可能
(スタンダードプラス以上が該当。インテル版はSSD 256GB+HDD 1TB)

動画の書き出しを短時間で終わらせたい
⇒インテル版「スタンダードモデル」以上は6コアi7搭載
(Ryzen 7もベンチはi7の7割弱だし、i7以外は薄型ノートに毛が生えた程度)

◎3Dゲームやモザイク破解バリバリやりたい
⇒インテル版パフォーマンスモデル以上はGTX 1660Ti(専用6GB)搭載
(i7+1660Tiでも普段使いなら冷却ファン静か)

◎インテル版は最下位モデル以外、Win 10 Pro。大型更新が年1回で済む

◎画面は、いずれも視認性に優れる(非光沢+広視野角IPS)

この機種の画面(該当モデル)や表示品質は以下の通りです。

4K(インテル版クリエイター・モデル)
200%の表示設定(一覧性はフルHD相当)で
文字やサムネ画像がメッチャ綺麗!
ってのノートで体感するには、この15.6型が下限です。

この機種の4Kは発色も優秀(sRGBほぼカバー)で、
正確には半光沢なので黒が引き締まってて綺麗です。
ギラ粒は微かにあるものの、輝度さげてもチラつかず
目も疲れ難い方でしょう。

15.6型は4K動画の立体感を味わうのに充分なサイズとは言えませんが、
画面に近寄って風景モノ見ればフルHDとの違いは楽しめるハズです。

144HzのFHD(パフォーマンス・モデルとインテル版スタンダードプラス)
とりあえずWEBページのスクロールがスムーズでして、
まるで印刷物を手で下から上に動かしてるみたいです。

ギラ粒やチラつきも無く、コレじゃ目の疲れ様がありません!

FHD(60Hz。上記以外の下位モデル)
拝見した個体に載ってたのはAUO製パネルで
発色・最高輝度・コントラストいずれも悪くなく(sRGB 89%、290cd)、
目も疲れ難いと感じました(ギラ粒なく輝度下げてもチラつかない)。

ラインナップ各モデルの特徴ですが、
インテル版は上位から

クリエイター=4K液晶+GTX 1660Tiの全部入り(14万)

パフォーマンス=①を144Hz液晶へ。シューティングゲームならコレ!(13.2万)

スタンダードプラス=②をGTX 1650へ。144Hz効果はスクロールに限定(11.6万)

スタンダード6コアi7最安級。HDDやモニタの外付を許容できる人向け(10.4万)

ベーシック=更新処理さえもたつく。敷居を低く見せる以外に存在価値なし(8.8万)

AMD版(冷却ファンは同様に2基だが配置はインテル版と違う)上位から

パフォーマンス=③をRyzen 7へ。後述するが砂上の楼閣(14万)

スタンダードプラス=デュアル・ストレージ+4GBグラフィックの端くれ(11.5万)

スタンダード=4GBグラフィック載った「骨格」。改造は自己責任で(10万)

って感じです。(価格はそれぞれ、最小構成の税抜)

【その他、特徴】

〇キータッチもストローク1.5ミリで違和感なし

〇大型TVに4K@60Hz出力できるHDMI 2.0ポート有

〇SDスロットもフルサイズ

【短所・注意点】

×AMD版は無線LANが蟹製。無線子機いらんルータ探しの旅に出ろってかw
(インテル版の我が国向けはインテル2×2確定で安心)

△AMD版はUSB 3.1のフルサイズが1つしかない
(Thunderbolt 3はインテル版も無し)

△DVDドライブ非搭載

△4Kモデルはグラフィック立派すぎ、200Wアダプタが場所とる
能力や容量は電気代に直結しないので、欠点は↑だけ)

△動画の書き出しやゲームは膝上厳禁
(i7+1660Tiで高負荷連続だと底面奥53℃になる事も)

机の掃除は埃が目立ってからじゃ遅い
(コレに限らずゲーミングノートの多くは、吸気メッシュ粗い事で冷却が成立)

4K視聴や動画のカット編集、コマ補間、モザイク破解(笑)など
世界観すら変わる体験は、快適にこなすPCを選びます

しかし、いきなりタワー(鉄板はコチラ)じゃ大袈裟ですし、
ノートで静音・排熱・防塵まで兼ね備えてるThinkPad Pシリーズなんか
お値段3倍もしますから、このPavilion Gamingが
とりあえず手頃な機種である事は疑う余地ありません

詳細画像、最新価格はコチラ(HP公式インテル版ページへ)
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