VAIO SX12(2020)の長所・短所

【この機種の立ち位置】

A4判に収まって約900グラム6コアi7をも飼いならす12.5型
(i5以上には特別な冷却システム「VAIO TruePerformance」装備)

②フルキーボードがピッタリ収まって、使い手を賢く「見せる」筐体
(小さいキーは半/全角のみ。本体薄さ1.8cmなのに端子上まで活用)

③天板+キーボード周りカラバリはソニーストア、VAIOストア共6色
(黒・銀・茶・桃と、i7のみの赤・全黒)

④カスタマイズ制約なしにLTE選択可
(LTEモデル⇔GPS搭載。VAIOストアはLTE有のみ)

⑤電源は専用端子あるが、USB-Cでスマホ用の充電器も利用可
(小さい奴だと時間かかるが)

⑥組み立て⇒検品を国内で行うMade in Japanモデル

落下・水濡れ対応で補償上限・免責なしの<3年ワイド>が+9千円
(VAIOストアは追加料金なし。「3年あんしんサポート」が該当)

【その他、特徴】

〇天板素材は航空機やF1カー、卓球のラケット等に採用される東レUDカーボン
(ただし底面や、天板でもアンテナ入ってる所はプラ)

野外でも底々見易い画面(非光沢+広視野角+最高300カンデラ)

〇キーボードは直販なら、英語配列も選べる
(赤や全黒には薄印字もあるが、バックライト通さないのが難点)

指紋センサー搭載(Celeron以外はセンサーも選べる)

〇USBはフルサイズ×3+Type-C(PD充電+モニタ対応)×1
i3以上はフルサイズの1つとType-Cが理論値10Gbps)

〇電源や周辺機器に一発接続できるUSB-Cドックも純正アリ

【短所・注意点】

バッテリ容量35Whは小さめ。JEITA 2.0値と実駆動の乖離は他社より大きめ

×画面の表示品質は凡庸(sRGB 70%で元は青っぽく、輝度下げるとチラつき有)

そもそも12.5型でキータッチしながらだと、
フルHDを100%表示で使える人は居ないでしょう。なので
画面左端にブラウザ、右端にメモ帳って配置でもウィンドウ重なってウザいです。

×長文打つのに不向きなキータッチ(ストローク1.2ミリで結局は意識高い系w)

キーボード奥が高くなる傾斜についても、
打ち易い所か手首が疲れるって統計でています。
タッチタイプ出来ない人でもキー見易い効果が精々です。

×ディスプレイ開く最大が135°。後ろ脚も邪魔なので膝上や腹上で使い難い

×スピーカー音質は、普通にビジネスモバイルのそれ

Core i7構成だと冷却ファンは、アイドル~低負荷時も存在感
(エンコ時は当然うるさく、排熱にも余裕なし)

×今時、Thunderbolt 3無し。CPUパワーに見合わず、秒速で買い替えたくなる

△HDMI端子あるが4K@60HzはType-C経由のみ

△水こぼしはテスト項目にあっても、ThinkPadみたい排水口なく修理は免れない

△天板塗装が厚いRED EDITIONは、艶あり過ぎて小傷が心配。タオルすら載せれん
(パームレスト塗装も特別で、指紋はどちらも目立ち、観賞用になるのがオチ

△ソニーストアだとメモリ8GB+SSD 256GBの実用最小構成でも税抜16万円

注文後のメモリ変更不可なので、
メモリ8GBにしたきゃCore i3(2コア/4スレッド)以上選ばなきゃなりません。
(Celeronからだとココまでに+3万。ウリであるi7は更に3.5万増)

×SSD容量256GB⇒512GBで+4万円とか、それ以上も価格差あり過ぎ
(SDカード装着時の出っ張り僅かなので、それで補うしかない)

逆に最安構成(Celeron+メモリ4GB+SSD 128GB)でストレス無い使い方あるとすれば

・コンテンツは即時消費のみ
・ブラウザで開くタブも少ない

って超ライトなケースです。

コレでも安い訳じゃなく(VAIOストアだとLTEと保証が標準なので、敷居は更に高い)、
そんな我慢した構成でワザワザこの機種を選ぶ価値は・・・ピンクが可愛い!!

この30年で経済成長しなかったのは世界で日本だけっすが、
コレは金融緩和と「適切な」IT投資がスッポリ抜け落ちてた結果です。
建前重視の官僚体質を改めない限り、ジリ貧は永遠に続きます。
(記事の総括がコレかいw ピンク欲しい人の為だけに広告↓貼っときまーす)

詳細画像はコチラ(ソニーストア商品ページへ)
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