ThinkPad X1 Carbonの長所・短所
Windows 10プリインストールも選べる様になりました。
カスタマイズのOS以外の選択肢は変更ありません。
【この機種の立ち位置】
・軽量(1.3kg)、薄型(17.72ミリ)の大画面モバイル
(14型。重量と薄さは構成による)
・一覧性(フルHD以上)、視認性(低反射)に優れる画面
(ディスプレイは180度まで開くので色んな姿勢で使える)
・長文入力が楽しくなるキーボード
(筐体薄い分、T450s等よりストローク浅いが、タッチのチューニングが絶妙)
・ホームポジションから手を離さずにマウス操作できる「トラックポイント」
(殆どのアプリで横スクロールまで可能。2015年モデルでは物理ボタン復活)
・米軍規格の堅牢設計(振動、衝撃、温度、湿度、粉塵、直射日光などの項目)
・純正パーツ販売+保守マニュアル公開なので長~く使える
(メモリ、SSD、OS、冷却FANなど交換した9年前のThinkPadが普通に使えてます)
・日本国内で設計&組み立ての所謂Made in Japanモデル
・Win7選択可
・周辺機器や電源に一発接続できる「Lenovo OneLink」(別売)
筐体ケースのカーボン採用は天板だけで、(天板にはグラスファイバ部分も有)
下半身は主にマグネシウムとアルミです。
【その他、特徴】
・動画編集やら3Dゲームやらなきゃ性能は充分
(最小構成がCore i5-5200U+SSD)
・薄型筐体ながら冷却ファン音が静かなのも特徴で、排熱も余裕
・キーボードはバックライト装備(輝度2段階)
・指紋センサー搭載
・本体にUSB 3.0×2ポート、HDMI+miniDisplayPort
【短所・注意点】
・DVDドライブ非搭載
・SDカードスロット無し
ThinkPadで当たり前に出来る事が他社ノートじゃ無理って例は多く、
例えばディスプレイの端もって開閉したり
ヒンジじゃない方つかんで持ち歩いたりってのも
ThinkPad以外だと割と危険な訳で、
一度でもThinkPad使うと他社ノートに移り難いってのはあります。
まぁ人類が宇宙へ連れ出したノートPCは殆ど全てがThinkPadですし
ココだけの話、
物書きと言われる大多数は「他社ノートに移れない病」の患者です(笑)
【直販でのお勧めカスタマイズ】
「プロセッサー」はぶっちゃけ、
どれ選んでも体感かわりません(笑)
「ディスプレイ」の選択肢は
①FHD(非光沢TN、最高300カンデラ、コントラスト比400:1)
②WQHD(非光沢IPS、最高300カンデラ、コントラスト比700:1、最薄・最軽量構成)
③WQHD マルチタッチ対応(低反射(ダイレクトボンディング)IPS、最高270カンデラ)
とあります。()内は筆者の補足を含みます。
一般的には14型の解像度はフルHDが無難ですが、
X1 Carbon購入するコアなファンをガッカリさせたくないので
(表面にギラ粒感が無く、広視野角なのは勿論)
個体差ない事を最優先して②をお勧めします。
(①のパネル、③のタッチ層はそれぞれ2社供給でハズレ有。③はギラ粒な個体有)
「メモリー」は、注文後の増設や交換が出来ない機種ですから
8GBがお勧めです。特にWin8.1以降では4GB搭載時に比べ、
インテルHD 5500への割り当てが倍増しますので快適さが違います。
「キーボード」ですが、
英語キーだとキートップの文字スッキリな反面、
「Enter」が横長ですから、変換の多い日本語入力には不利になります。
「ハード・ディスク・ドライブ」の項目は全てSSDですから
容量だけで選んでも問題ないのですが、
上でCore i7選ぶよりは、この項目で「(PCIe)」付いてるSSD
選んだ方が体感性能は向上します。
「電源アダプター」は
コンパクト重視⇒45W(80%充電に1.1時間)
充電速度重視⇒65W(80%充電に55分)
と選びましょう。必要な方を後から買い足し出来ますが。
「ワイヤレスLAN アダプター」は黙って
インテル Dual Band Wireless-ACを選んで下さい。