ThinkPad A275の長所・短所
【この機種の立ち位置】
◎A4判にほぼ収まる12.5型、AMDプロセッサ採用の激安モバイル
◎このフルHD液晶は視認性に優れる非光沢IPS
(ディスプレイも180°開き、使う姿勢を選ばない)
◎良好なキータッチ。ホームポジションでマウス操作できるトラックポイント
ThinkPad共通ですが殆どのアプリで横スクロールまで出来、
小さい画面が苦になりません。マウスなど持ち歩く必要ないので
可搬性もスペック以上が期待できます。
◎ThinkPadにハードケースは不要。大人が靴で踏んでも壊れない
(米軍規格も勿論クリア。踏んでグリグリはダメよ)
◎外部モニタへUSB 3.1 Type-C(Gen 1)経由で4K@60Hz出力可
(以下にただし書き有。HDMIポートからだとどの道、4Kは30Hz止まり)
◎Win7選択可
【その他、特徴】
〇豊富なバッテリ構成。出っ張り無しで10時間駆動可
内蔵3セルの有無と、交換式は3セル、6セルを選べます。
内蔵有なら交換式の方はPC稼働したままの交換OKです。
しかし6セル装着だと筐体が厚くなるので
内蔵3セル+交換式3セルの組み合わせが一般的でしょう。
そのバッテリ+FHD液晶+NVMe SSD+Win 10構成時に本体1.36kg、
バッテリ持ちが10時間となります。(JEITA 2.0)
〇TDP 15Wプロセッサなのでモバイル用途なら処理速度に不満なし
モニタ外付でもメモリ8GB以上積めば軽作業にゃ充分でしょう。
メモリスロットは1つだけですが注文後でも16GBまで増強できます。
〇ストレージは2.5″(7ミリ厚)かM.2のいずれか選べる
〇指紋センサー選択可
〇USB-Cの他、フルサイズUSB 3.0×2ポート
【短所・注意点】
×LANが無線、有線ともにRealtek製
お子様の勉強用など用途限定ならアリな機種ですが、一般的には
通信速度、繋がり易さ以上に快適性を左右するスペックはありませんから、
ご予算に余裕ある人はX270にしといた方が無難です。
△プラスティックで強度まで確保してるので交換式3セルでも本体厚さ20.3ミリ
△Win7の場合プロセッサが前世代
なのでType-C経由でも4K@60Hz出力できるか怪しいのと、
バッテリ駆動時間は確実に悪化します。
△FHDじゃない方の液晶は視野角せまいTNパネル。コントラストも低い