ASUS ZenBook 3 Deluxe UX3490UARの長所・短所
(国内向けは日本語キーボードです)
【この機種の立ち位置】
◎14型ながら本体1.2kg、薄さ僅か12.9ミリ
航空機にも使われる高強度アルミの一体成形ボディ、
画面はゴリラガラス5で保護する高級モバイルです。
◎瞬発力に優れる構成。「短辺」動画の編集もアッちゅ~間!
(Core i7-8550U+メモリ16GB+高速SSD 1TB)
【その他、特徴】
〇10時間のバッテリ持ち(JEITA 2.0)
従来比3倍の長寿命バッテリ採用です。
49分で0⇒60%の急速充電が、全てのUSB-Cから可能です。
〇画面はsRGB「に迫る」色再現性
フルHD光沢IPSですが
ギラ粒なく、輝度も程々(最高270カンデラ)なので目も疲れ難いです。
〇Harman Kardon製の4スピーカー
〇タッチパッドには、手の平が触れても反応しないパームリジェクション有
〇Thunderbolt 3×2ポート(その他にもUSB 3.1 Type-Cが1ポート有)
〇付属ミニドック使えば、モニタなど周辺機器や電源に一発接続可
【短所・注意点】
△4コア・プロセッサ搭載だが、あくまで短距離選手。長距離は苦手
普段使いなら冷却ファン静かですが、
高負荷が続くとフルメタル筐体も災いして底面は軽く40℃超えます。
他の薄型ノートで何10分と掛かる様なエンコードの時間短縮は、
この機種とて見込めません。(排熱が追い付かずクロックダウンする)
△キーボードは19ミリピッチのフルサイズだがストローク1.2ミリと浅め
(キーボードのBack spaceの上段が電源ボタンってのも紛らわしい)
△指紋センサー搭載は良いが、タッチパッド内なので邪魔
△ゴリラガラスは画面保護に使われてるだけでタッチパネルじゃない
×ディスプレイ開く角度も最大135°なので、X1 Carbonと違って姿勢を選ぶ
△極薄ボディなので当たり前だが、本体にフルサイズのUSBポート無し
幾つか問題点を挙げましたが、
「全て解消した代わりに5ミリ厚くなりました」って製品なら
この値段じゃ売れんでしょう(笑)
4K環境がホームPCの王道となった今、
この機種にタワー型やThinkPad P7xの代わりが務まるとも言いません。
そういう据え置き既にお持ちで、「少々高価でも
デザインに優れたモバイル兼用が欲しい」って人が買う様な機種です。
ASUSは保管、梱包まで丁寧な直販サイトで買う分には
初期不良に裏切られる心配もありません。