HP Pavilion Gaming 15-cx0000の長所・短所
【この機種の立ち位置】
◎DMM動画など全画面の高画質録画に最もお手軽なホームノート
(15.6型で遊べるゲームも多数)
◎視認性に優れる非光沢IPS。発色も良い4Kなら多用途に使える
◎応答性とデータ容量を両立するデュアル・ストレージ構成有
(下記①~③が該当。残る④もコンテンツ消費には両立可)
画面キャプチャの経験ある人ならお判りでしょうが、
フリーソフトじゃどれも画質は見るに堪えません。
鉄板のGeForce Experience使うには
GeForce 1050以上搭載が条件ですが、
このPavilion Gamingはそれ満たす最安級ノートです。
選べる4K画面はsRGBに迫る鮮やかな発色で
もう少しコントラストあれば満点評価つけました。
輝度も充分(最高300カンデラ級)で見易いです。
(AUO製パネル。従来Pavilionの疑似4Kとは別物)
4Kも15.6型ともなると、200%設定で美文字と一覧性まで両立し
サムネイル画像の綺麗さにも一々感動できますから、
お仕事や勉強のモチベーション持続にも効果絶大です。
(ただし単なる4K入門にはThinkPad T580のが安いです)
機種名に「ゲーミング」って入ってますが
重量、薄さ、バッテリ持ちもホームノートとして違和感ありません。
(本体2.34kg、薄さ2.6-2.9センチで4K版のMobileMarkは7.5時間)
ラインナップは全てHDD 1TB搭載で、4K液晶モデルが
①6コアi7+GeForce 1050Ti+SSD 256GB(17万~)←多用途に使える
フルHD液晶モデルが上位から
②6コアi7+GeForce 1050Ti+SSD 128GB(15万~)
③6コアi7+GeForce 1050+SSD 128GB(13万) ←お得にキャプチャまで
④4コアi5+GeForce 1050+書込おそいOptane構成(11万)←ゲーム専用
となってます(価格は投稿時点の直販税抜)。
この内①と②ではWin 10 Pro出荷モデルも選べ
(Pro版はWinアップデートで地雷ふまない設定可)
全モデル共、メモリ容量は充分です(④は8GB、それ以外は16GB)。
【その他、特徴】
〇無線LANの速度・感度とも、HP激安機とは大違い
(インテルAC 9560 2×2搭載)
〇キーボードも無難
(日本語配列、バックライト付、ストローク1.5ミリ)
〇大画面テレビに4K@60Hz出力できるHDMI 2.0装備
〇「使い方の相談」が1年無料
【短所・注意点】
△フルHD版は発色・輝度ともパッとせず、普通に眠くなる
×USB 3.1はType-C×1+フルサイズ×3だがThunderbolt 3無し
×DVDドライブ非搭載
△バッテリ交換は分解作業
冷却ファン2基搭載ですが回転の切り替えも目立ちませんし
HDDが7,200回転と打ち消す為か、
軽作業から4K再生に至るまで邪魔にならない程度の騒音です。
逆に6コアi7や1050Tiのベンチマークは控えめで、
ボディ表面こそ熱くなり難いものの、内部温度は高めです。
HPブランドで言いますと、
・使い勝手はENVY並み
・耐用年数はPavilion並み
・価格は中庸
って所です。グラフィック能力は常に2,3年で陳腐化してきた歴史もあり、
スペックの割に手が届き易いこの機種が売れまくるのも当然です。