ASUS ZenBook 13 UX333FAの長所・短所

(我が国版は全て日本語キーボードでバックライト搭載)

【この機種の立ち位置】

①情報収集⇒文書作成に必要な一覧性を確保した最小ノート
(13.3型の4辺狭額縁)

②テンキーにもなるタッチパッド「NumberPad」

③JEITA 2.0で15時間弱のバッテリ持ち
(しかも長寿命のリチウムポリマー採用)

④洗練されたアルミ筐体(薄さは天板込1.69センチ)

画面左にWEBブラウザ、右にメモ帳と並べて
重ならない為にはフルHDなら100%表示が必要なのですが、
キータッチしながら使うには、この13.3型が実用最小限でしょう。

この機種の設置面積は幅でこそA4判から5ミリ出ますが、
奥行は2センチも短く場所を取りません。

直販価格は全て13万円(税抜。投稿時)でラインナップは

Core i54コア)+光沢液晶+SSD 512GB(1.25kg、Office別売)
Core i3(2コア)+非光沢液晶+SSD 256GB+Office付属(1.16kg)

となっており、それぞれカラバリ紺・銀(画面枠は全て黒)です。

光沢液晶の方は表面がフラットガラスで高級感あり、
その分の重さなのでバッテリ容量は変わりません。

液晶はどっちもAUO製で消費電力に差があるとも思えませんので、
軽作業でのバッテリ持ちはi3版のが長いハズです。

【その他、特徴】

色再現性に優れた良質画面

広視野角IPSで色域はsRGB 98%、
ギラ粒なく輝度下げてチラつかず目も疲れ難いです。

しかし下品な動画(笑)だと僅かですが残像ありますし、
最高250カンデラ程度なので光沢版ではもう少し輝度が、
非光沢版ではもう少しコントラストが欲しい気もします。

Core i5でもベンチマーク順当だし、ファンうるさい用途は限定的
(ボディで熱くなる箇所も限られ、底面奥43℃が精々)

〇4辺狭額縁なのにカメラが画面上にあって違和感なし

〇USBはフルサイズ3.1、同2.0、3.1 Type-Cが1つずつ
(ただしType-Cからのディスプレイ出力はサポート外)

【短所・注意点】

△ディスプレイ開く最大が143°

仰向け(ラッコ)で使うには不足気味ですし、
開いてると底面が平らじゃないので膝上でも使い難いです。

△キータッチは凡庸

ストローク1.4ミリで決して粗悪ではないものの、
長文うちたくなる程でもありません。
先進的すぎたせいかタッチパッドの反応もイマイチです。

△内蔵スピーカーが1W×2と、ビジネスモバイル並みに非力

×外部モニタへのHDMI出力が4K保証しない

ディスプレイ閉じても排気口は隠れませんが、閉じてると
吸気スペース稼げないので設計通りのパワー持続は期待できません

堅牢性に関してはMIL-SPECクリア謳うものの、
自社試験は落下が4方向で僅か10センチ、
天板へも面加圧25kgfと、コレでは実施してないも同然です。
(ThinkPadや日系で落下試験といえば76センチ以上が当たり前)

ASUSには落下・水濡れに対応するメーカー保証すら存在しませんから
壊れ難さなんか、カタログ飾れる程度のアピールで良いって訳です。

しかしこうした形状・作りでしか
これ程のコンパクトにはなり様が無いのも事実でして、
テーブルが広く使える機種であるのは確かです。

この機種の様な究極のデザイン見てしまうと「
中途半端な他社ノートよか、この機種+ハードケースで持ち歩いた方が
粋じゃねえか!」って考えもアリでしょう。

詳細画像、最新価格はコチラ(ASUS公式ZenBookページへ)
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