ASUS ZenBook 14 UM425IAの長所・短所

【この機種の立ち位置】

極薄ボディ(天板込14.3mm)+特大バッテリ(67Wh)の高コスパ14型

②Ryzen 7だが無理せず(TDP 15W固定)、静音・薄さと好バランス(下表)

③Wi-Fi 6もインテル製で良心的

画面はサイコーとは言えないまでも、用途を選ばない非光沢IPS

⑤キーボードはタッチ、フィット感とも良好
(ストローク1.4ミリ。キートップ中央に僅かな窪み)

⑥画面枠も充分に細く、設置面積に無駄がない
(A4判からは、幅が2センチちょい出るだけ)

⑦外装(天板、底面)アルミ+内装ダイヤモンドカット=嫌味ない高級感

この表の12項目は対角が相反要素になっており
・静音 vs 薄さ
・性能 vs 軽さ
のバランスも大画面モバイルとして妥当かと。

モバイルにおける14型は
フルHD一覧性を活かし得る最後の砦ってポジションであり、
その狭額縁じゃ人間工学を味方に付けたも同然です。

sRGB 92%もコンテンツ楽しむのに充分な色域です。
(採点表では発色4点ですが、100%との差は横に並べなきゃ判りません)

最高輝度245カンデラは数字上パッとしませんが、
黒の締りでコントラスト稼いでますから(総じてSF映画みるのに打って付け
直射日光を避ければ視認性も良好です。
ギラ粒なく、輝度20%以上ならチラつきませんから
目も疲れ難いです。

Ryzenの発熱制限は基板を知り抜いたASUSらしく、寧ろ安心材料です。
情報収集や文書作成なら低騒音ですし、応答性もCore i7に劣りません。
(更にMyASUSから静音設定えらんでも、応答が鈍る用途は限られる)

ラインナップは全てRyzen 7(8コア)+SSD 512GBで、値段の高い方から

・メモリ16GB+MS Office有(13.2万)

・メモリ8GB +MS Office有(11.8万)

・メモリ8GB +MS Office無(10.9万←基本、コレ一択!

となってます(価格は投稿時の直販税抜)。

この機種はゴム脚に隠しネジ計2本ありますが、
底面を開けてもメモリ容量は変更できません。

なので16GBとOffice抱き合わせは「大人の事情」っとw

まぁモニタ外付しない人が16GB求める尖った機種でもないですし、
外付モニタ多用でしたら本体ディスプレイの色域は多少劣っても
ThinkPad T14sのがハードワークに適してます。

【その他、特徴】

〇軽量化に不利な要素あえて満載しつつ、本体1.25kg

〇大型テレビに4K@60Hz出力できるHDMI 2.0装備

〇USB 3.2はフルサイズGen1×1+Type-C Gen2×2
(本体への充電はType-Cのみ)

〇ACアダプタは使い易い65Wだが、コンセント直刺しで邪魔になんない

〇ASUSあんしん保証プレミアムなら落下・水濡れ対応で補償上限・免責なし
(3年モノ加入料は通常14,800円。適用修理は各年1回まで)

【短所・注意点】

×イヤホン端子なく、それ用のUSB-Cアダプタ付属

×スピーカーは他社ビジネスモバイル並な1W×2
(机に反響させる底面配置なので、条件そろえば音量は充分)

×日本向けキーボードはEnter充分に大きいものの、右に別1列

△バッテリ持ちカタログ値との乖離が比較的大きい
(軽負荷でも15時間ムリっぽい)

×顔認証あるが指紋センサー無し

×N社F社の据置系ほど酷かないが、下半身の角もって拾い上げると本体が軋む
(骨格や天板は丈夫そうだが、米軍規格クリアは剛性一辺倒じゃない)

△インテル技術のThunderbolt 3無し

排熱がディスプレイ角度に依存せず、
高負荷時底面も42℃超えそうになく(吸気口は別)、
応答性も体感レベルには落ち込まず(ベンチ連続はピークパワーの8割に収束)
と、気難しさがありません

しかしコレ程の薄さ(と静音)に拘らなきゃ、型番おなじRyzen搭載で
ベンチスコア1~2割増って機種あるのも事実です。

1台2台しかPC所有しない人の買い替え需要に応えるよりも、
買い足し市場で支配的地位を築きそうな予感!

詳細画像はコチラ(イイ事あるっぞーなASUS直販へ)
icon