ASUS VivoBook Flip 14 TM420IAの長所・短所

【この機種の立ち位置】

①ディスプレイ開度が360°調整できる4スタイルPC(14型)

Ryzen 7構成でもCinebench R20のスコア順当(4コアi5の倍以上)

③冷却ファンの口径が大きく、安定して静か
(殆どの用途を低回転でカバー)

④本体8万円~だがWi-Fi 6もインテル製で良心的

キーボードも打ち易く静か
(ストローク1.4ミリ。日本向けはEnterキーが特大かつ右端)

⑥液晶パネル自体は、ギラ粒やチラつき無く、目が疲れ難い

⑦艶消しアルミ筐体で、ノートとして閉じた薄さ18.2ミリ
ENVY程じゃないが剛性も充分。ヒンジは寧ろ優秀で画面が揺れ難い)

ラインナップは全てメモリ8GBで、値段が高い方から

Ryzen 7(8コア)+SSD 512GB+Win 10 Home+MS Office有 / 無(11.8万 / 10万)

Ryzen 3(4コア)+SSD 256GB+Win 10 Home S+Office無ENVY値崩れの立役者

となってます(価格はいずれも投稿時の直販税別)。

SモードWin 10はストアアプリのみ使える「お子様向け」ですが、
解除して普通のWin 10とするのに追加料金は掛かりません
(普通のWin 10にしたら当然、Sモードへは戻せない)

ちなみに底面の固定がネジだけですから、SSD交換は比較的容易です。
(ただし保証適用の修理に出す場合は購入時構成に戻す必要あり)

【その他、特徴】

〇スピーカーは高出力2W×2。音質も悪くない

〇指以外に反応しないパームリジェクション機能がタッチパッドにも

〇指紋センサー搭載(顔認証は無し)

〇USB 3.1 Gen2がフルサイズとType-Cで1つずつ。その他にフルサイズ2.0有
(USB-Cはモニタや充電をサポートしないが、HDMIあるのが救い)

〇ACアダプタはコンセント直刺し出来て邪魔になんない
(ただし小容量42Wなので、HDDやDVDなど外付は電源コード付お勧め)

〇ASUSあんしん保証プレミアムなら落下・水濡れ対応で補償上限・免責なし
(3年モノ加入料は通常14,800円。適用修理は各年1回まで)

【短所・注意点】

×発色は色域、コントラスト、輝度いずれも眠い
(sRGB 60%、AMD Vari-Bright無効時最高260cd。BOE製の低コストパネル)

×パネル直貼じゃなく厚み感じるガラス処理。フィルムで解消しない映り込み
(iPad下位やFireタブもコレ。FHD+IPSなのでお役所ノートよか流石に捗る)

△軽量化より質感重視(アルミ+剛性)で、本体1.55kg+バッテリ42Whも凡庸
Ryzen 7構成だとフル充電でWEB閲覧して7~8時間って所)

×外部モニタ最大サポートも今時、フルHD

×microSD出っ張り僅かだが、読み書きは激遅(ENVYですらコレ程じゃない)

△インテル技術のThunderbolt 3無し

2-in-1の美観を損ねない様、底面の吸気口が省かれており
Ryzen 7じゃボディ表裏45℃も有り得ますからタワー代替こそ無理ですが、
スマホ、タブレット、単体モニタで動画を楽しみたい方には
ピンポイントで補完&タッチ操作できる、無駄がない機種です。

詳細画像はコチラ(イイ事あるっぞーなASUS直販へ)
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