ASUS ZenBook 14 UX430の長所・短所
最終更新:2018/7/8
【この機種の立ち位置】
①薄型軽量の14型では珍しく、コスパにも配慮
②薄さ1.59センチ。重量は13.3型のXPSと殆ど違わない1.27kg
③画面は多用途に使える非光沢IPS
④スピーカーはHarman Kardon監修+同社13.3型比1.5倍の高出力
⑤SSD 256GBの満足構成でも直販税込10万円ちょっと(UX430UA)
(コレ↑は安い方のUX430UA寄りの評価です)
補足はまず画面についての③ですが、
フルHDも14型ともなれば100%表示で使えて一覧性も充分です。
明るい部屋でも見易く(最高輝度290~300カンデラ)、色再現性も
横に高級モニタ並べなきゃ欠点を指摘するのが難しいレベルです
(sRGB比85~92%。ブレ幅はそれぞれ、確認できた範囲の個体差)。
価格についての⑤ですが、
無線LANが11ac理論値867Mbpsの高「感度」タイプだったり
バッテリが従来比3倍の長寿命を謳う一級品だったりで、
使い勝手を左右する見えない所へも充分にコストは掛けてます。
UX430の中での選び方は
・低価格、バッテリ持ち、静音性重視⇒JEITA 2.0で9.4時間のUX430UA
・軽めの3Dゲームやりたいとか、ある程度のデータ保存も
⇒GeForce MX150(専用2GB)+SSD 512GBのUX430UN
で良いでしょう。(後者はJEITA 2.0で7.9時間)
【その他、特徴】
〇キーボードもストローク1.4ミリで違和感すくない(バックライト搭載)
〇タッチパッドは指以外が触って誤動作しないパームリジェクション有
〇USB 3.1はType-Cとフルサイズで1つずつ
(Gen1だが。その他にフルサイズのUSB 2.0も有)
【短所・注意点】
△動画編集で書き出しが長編だと冷却ファン音おおきめ
同じ14型ではThinkPad T480sにはベンチマークやその際の静音性で敵いません。
UX430はディスプレイ開いてないと性能を発揮できないのも要注意です。
(Thinkやdyna以外じゃ珍しかないが、開いたディスプレイ付け根に排気口)
×指紋センサーがタッチパッド内の右上なのでスクロールの邪魔
△14型じゃ多数派だが、DVDドライブ非搭載
△HDMI出力端子がmicro(ケーブル購入時はこちらも要注意)
ASUSは初期不良や自然故障が統計的に少ないメーカーですし
扱いが丁寧な直販サイトなら納品コンディションも
日本メーカーに劣りません。
しかし本格的にモバイルするとなると、
14型で同程度に薄いThinkPad X1 Carbon並みの堅牢設計とは言い難く
ASUSには落下対応のメーカー保証も存在しないので、
ハードケース入れるなりして可搬性がスポイルされるのも難点です。
まとめると、
動画編集用じゃないし持ち運びも自家用車までって人には
良いトコ採りできる機種と言えそうです。