ASUS ZenBook Pro 15 UX580の長所・短所
【この機種の立ち位置】
①高級・薄型で比較的軽量な15.6型ノート
②4Kタッチパネル搭載。発色も鮮烈でペン入力にまで対応
③第2のタッチパネル5.5型フルHDをタッチパッドとして装備
④スピーカーは1W×2ながら音質は良好(Harman Kardon)
(良からぬ国にソースコード渡すなんて、MSじゃ有り得ません)
順に補足して行きます。外観についての①ですが
薄さは天板込1.89センチ、本体2.01kgです。
明るい所でそれと判る上品な紺色で、
繋ぎ目ないアルミ筐体ですが
底面も開け易く、お手入れしながら長く使えそうです。
メイン画面についての②ですが
自然界に存在しない色まで表現できるAdobeRGB比88%
を誇ります。
コントラストこそ標準的で光沢頼みは否めませんが、
最高輝度350カンデラあって見易いです。
ギラ粒なく輝度下げてもチラつかず、
ブルーライト30%カットモードもありますから
目も疲れ難いです。(ASUS傘下のAUO製パネル)
1,024段階の筆圧を検知するASUS Penは別売です。
セカンド画面についての③ですが
照明が映り込まない非光沢IPSでコチラも見易いです。
輝度も20~450カンデラの範囲で調整できますし、
F6キーでパッド無効までを切り替えられますから
煩わしさもありません。
ラインナップは上位から、
UX580GE:Core i9+GeForce 1050Ti(専用4GB)+SSD 1TB
UX580GD:Core i7+GeForce 1050(同上)+SSD 512GB←コレで充分
となってます。CPUはいずれも6コアですが
正直、ベンチマークは芳しくありません。
高負荷は特に冷却ファン音おおきく、
デュアルファンもってしても排気口付近(ディスプレイ付け根)
がそれなりに熱くなります。
ライバルのXPS 15にしても
上位構成と下位でベンチ変わんなかったりしますので、
そもそも15.6型で本体厚み2センチ以下じゃ
短編動画の編集が精々でしょう。(両社そこまでは快適です)
【その他、特徴】
〇機能拡張に振り回され難いWin 10 Pro初期搭載
〇モバイル系ZenBookと違って、指紋センサー位置もマトモ
〇USB 3.1(Gen2)がThunderbolt 3とフルサイズで2つずつ
【短所・注意点】
××停電対策にしかならないバッテリ持ち
JEITA 2.0で5時間前後です。ファミマのイートインですら
電源とれますし持ち出せん事ないのですが、
行動範囲が狭まるのは確かです。
×慣れもあるかも知れないがキータッチはイマイチ
ストローク1.5ミリ、日本語配列、バックライト搭載などは
違和感ないだけに、Enterキー右に1列あるのも惜しいです。
△DVDドライブ非搭載
△SDスロットがmicro
– – – – – – – –
15.6型6コアノートの選び方は、
自家用車なら難なく持ち運べて出来るだけ高性能
⇒このUX580かXPS 15
取り回しが多少悪化しても据え置きまで兼用したい
⇒防塵まであるThinkPad P52
って感じでしょう。コレらは選べる4Kがタッチパネルかつ
AdobeRGB級の色域って所まで共通です。
UX580の筐体はこの中じゃ最も高級感が解り易く、
扱いが丁寧なASUS直販なら初期不良も殆どありませんから
値段的にも妥当かと。