(我が国版は全て日本語キーボードでバックライト搭載)
【この機種の立ち位置】
①情報収集⇒文書作成に必要な一覧性を確保した最小ノート
(13.3型の4辺狭額縁)
②テンキーにもなるタッチパッド「NumberPad」
③JEITA 2.0で15時間弱のバッテリ持ち
(しかも長寿命のリチウムポリマー採用)
④洗練されたアルミ筐体(薄さは天板込1.69センチ)
画面左にWEBブラウザ、右にメモ帳と並べて
重ならない為にはフルHDなら100%表示が必要なのですが、
キータッチしながら使うには、この13.3型が実用最小限でしょう。
この機種の設置面積は幅でこそA4判から5ミリ出ますが、
奥行は2センチも短く場所を取りません。
直販価格は全て13万円(税抜。投稿時)でラインナップは
・Core i5(4コア)+光沢液晶+SSD 512GB(1.25kg、Office別売)
・Core i3(2コア)+非光沢液晶+SSD 256GB+Office付属(1.16kg)
となっており、それぞれカラバリ紺・銀(画面枠は全て黒)です。
光沢液晶の方は表面がフラットガラスで高級感あり、
その分の重さなのでバッテリ容量は変わりません。
液晶はどっちもAUO製で消費電力に差があるとも思えませんので、
軽作業でのバッテリ持ちはi3版のが長いハズです。
【その他、特徴】
〇色再現性に優れた良質画面
広視野角IPSで色域はsRGB 98%、
ギラ粒なく輝度下げてチラつかず目も疲れ難いです。
しかし下品な動画(笑)だと僅かですが残像ありますし、
最高250カンデラ程度なので光沢版ではもう少し輝度が、
非光沢版ではもう少しコントラストが欲しい気もします。
〇Core i5でもベンチマーク順当だし、ファンうるさい用途は限定的
(ボディで熱くなる箇所も限られ、底面奥43℃が精々)
〇4辺狭額縁なのにカメラが画面上にあって違和感なし
〇USBはフルサイズ3.1、同2.0、3.1 Type-Cが1つずつ
(ただしType-Cからのディスプレイ出力はサポート外)
【短所・注意点】
△ディスプレイ開く最大が143°
仰向け(ラッコ)で使うには不足気味ですし、
開いてると底面が平らじゃないので膝上でも使い難いです。
△キータッチは凡庸
ストローク1.4ミリで決して粗悪ではないものの、
長文うちたくなる程でもありません。
先進的すぎたせいかタッチパッドの反応もイマイチです。
△内蔵スピーカーが1W×2と、ビジネスモバイル並みに非力
×外部モニタへのHDMI出力が4K保証しない
ディスプレイ閉じても排気口は隠れませんが、閉じてると
吸気スペース稼げないので設計通りのパワー持続は期待できません。
堅牢性に関してはMIL-SPECクリア謳うものの、
自社試験は落下が4方向で僅か10センチ、
天板へも面加圧25kgfと、コレでは実施してないも同然です。
(ThinkPadや日系で落下試験といえば76センチ以上が当たり前)
ASUSには落下・水濡れに対応するメーカー保証すら存在しませんから
壊れ難さなんか、カタログ飾れる程度のアピールで良いって訳です。
しかしこうした形状・作りでしか
これ程のコンパクトにはなり様が無いのも事実でして、
テーブルが広く使える機種であるのは確かです。
この機種の様な究極のデザイン見てしまうと「
中途半端な他社ノートよか、この機種+ハードケースで持ち歩いた方が
粋じゃねえか!」って考えもアリでしょう。
詳細画像、最新価格はコチラ(ASUS公式ZenBookページへ)