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ASUS ZenBook 14 UX433FNの長所・短所

Posted 2019年5月16日 By Takao Matsushita

【この機種の立ち位置】

大画面と取り回し良さを最大限、両立したホームモバイル
(14型、4辺狭額縁で本体1.25kg、薄さ1.59センチ)

②アルミ筐体+フラットガラス画面のシックなデザイン

軽めのゲームも楽しめるGeForce MX150(専用2GB)搭載

④テンキーにもなるタッチパッド「NumberPad」

⑤JEITA 2.0で12時間台のバッテリ持ち
(しかも長寿命なリチウムポリマー採用)

設置面積は幅でこそA4判から2センチはみ出ますが、
14型ノートで奥行20センチ切りはアッパレです。

後述しますが
このシリーズは厳密な持ち「歩き」用じゃないですから、
A4判にほぼ収まる弟分のUX333FA(13.3型)より
画面枠の細さ際立つ、このUX433FNのが
メリットは解り易いハズです。

【その他、特徴】

〇画面は目立った弱点が無い、良質パネル(AUO製)

色域こそ実物はsRGB 88%ですが
最高輝度は充分で(300カンデラ近い)コントラストも良好です。

ガラス表面ゆえ反射はありますが、
屋内で白背景アプリなら気にならないでしょうし
広視野角IPSなのでディスプレイ角度の調整も簡単です。

ギラ粒なく、輝度さげてチラつきませんから目も疲れ難いです。

画面左にWEBブラウザ、右にメモ帳と並べて
重ならないフルHD 100%表示でも、
この14型なら文字サイズに「比較的」無理がありません。

〇カメラ位置も画面上で違和感なし

〇USBはフルサイズ3.1、同2.0、3.1 Type-Cが1つずつ
(ただしType-Cからのディスプレイ出力はサポート外)

【短所・注意点】

△4辺狭額縁な構造上、仕方ないが天板開く最大は145°
(開いてると底面が平らじゃないので膝上で使用し難い)

×内蔵スピーカーが1W×2と、ビジネスモバイル並みに非力

△キータッチも、長文うつのが楽しいって程じゃない
(日本語配列、バックライト搭載、ストローク1.4ミリ)

△外部モニタへのHDMI出力が4K保証しない

この機種で動画編集ご予定の方へ
冷却ファンは
情報収集、文書作成、動画鑑賞くらいじゃ安定して静かですが、
動画の「書き出し」なんか始めちゃうと騒音はいきなり上がります

キータッチしてて熱い箇所は無いですが
i7で書き出しするとボディ奥中央の表裏が45℃近くなる事もありました。

ASUSが4辺狭額縁をこの軽さ、この価格帯で出せたのには理由があります。

MIL SPEC謳っても落下の自社テストは4方向で僅か10センチですし、
落下や水濡れに対応するメーカー保証も存在しませんので
補償する側としてのリスク計算すら必要ないからです。

しかし両手で持って移動するのが精々な人にまで
教科書どおりの野暮ったいモバイルは不要ですし、
ThinkPadや日系メーカーにゃ作れないデザインは
明るい未来への想像を掻き立てるのに充分です。

【ラインナップ・お勧めモデル】

ラインナップ(カラバリ、直販税別)は上位から

・i7+SSD 512GB+メモリ16GB(紺のみ、16万)←SSD容量重視
・i5+SSD 256GB+メモリ8GB(紺・、13万)←銀色や価格重視

で、画面枠はいずれも黒です。

この機種は排熱の関係で
必ずしもi7のが速いって訳でもないですし、
画面解像度や外付最大を考慮すると16GB効果も薄いので、
選ぶポイントはSSD容量、カラバリ、価格に絞られます。

詳細画像、最新価格はコチラ(ASUS公式ZenBookページへ)
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