DELL XPS 13(9360)の長所・短所

xps-13

最終更新:2017/12/08

【この機種の立ち位置】

A4判にほぼ収まるコンパクト筐体の13.3型モバイル
(薄さも僅か15ミリ。画面枠の細さ5.2ミリ)

画面はいずれも広視野角IGZOパネルで

QHD+(縦1,800px)タッチパネル(光沢)
フルHD(縦1,080px)非光沢(非タッチ)

から選べます。

液晶と枠に段差ない全面ガラスの①の方は最小構成が
第8世代Core i7+メモリ8GB+SSD 256GB
なので安価とは言えませんが、
200%表示で一覧性・視認性・美文字まで両立できるのが
最大のメリットで、サムネイル画像もメッチャ綺麗です。
発色自体もsRGB比92%とまずまずです。

一方②の方は
第7世代Core i3+メモリ4GB+SSD 128GB
など選べますから本体税込10万円以下も可能です。
こっちの液晶も輝度は充分ですしギラ粒ない分、目も疲れませんが
発色は他社13.3型フルHD横に並べちゃうと見劣ります(sRGB比73%)。
13.3型は他社でも看板機種が殆どなので(ThinkPad 13って激安モデル以外は)
sRGB比90%台が当たり前だからです。

ちなみにディスプレイ開度はどちらも150°までですから
仰向けで使ったりしなきゃ問題ないでしょう。

【その他、特徴】

〇外装はアルミ製でパームレストはカーボン

〇キータッチはストロークこそ浅いが実用に耐える

バックライトも搭載します。ただし日本語キーボード選ぶと
Enterキー細いのでその点でも多少の慣れは必要かと。

〇USB 3.1 Type-C(Thunderbolt 3対応)+USB 3.0×2

【短所・注意点】

△画面①選ぶと使い方によってはバッテリ持ち6時間キツイ

△静音性重視なのでCore i3以外でエンコすると底面奥45℃になる事も
(排気口がディスプレイ付け根なので閉じてるとフルパワーになんない)

×SDカードは高速対応だがスッポリ収まらない

強度を確保したまま薄型ボディ+狭額縁となってる為、

△筐体サイズの割に重い1.22kg(②画面)~1.29kg(①画面)

△WEBカメラ位置が画面下

この機種は値付け理由の殆どが部品コストです。(組立やサポートは鴻海)
コンテンツ消費のオシャレなモバイル欲しいなら高コスパとも言えますが、
失敗が許されないクリエイティブ用途だと検品の粗さは気掛かりです。

カラバリ詳細や最新価格はコチラ↓(DELL公式ページへ)
New XPS 13(2016/9/13発売)