ThinkPad T14 Gen 4(13世代インテル)の長所・短所
【この機種の立ち位置】
使い易さを最優先し、可搬性と経済性をバランス重視で選ぶなら
この機種です。具体的には
①画面は縦サイズが従来15.6型(16:9)に迫る、14型16:10
②お勧め構成※1で本体1.4kg、バッテリ実駆動11時間※2
※1:52.5Whバッテリ+「省電力」画面+Uプロセッサ+DDR5メモリ
※2:輝度150cdでWEB閲覧想定の当サイト計測。輝度最大は8.5時間
③Uプロセッサ構成のCinebench R23マルチもスコア優秀
(Core i5-1335Uでも9,000点と、同CPU平均の1割増)
④メモリDDR5選べ、SSDはPCIe 4.0、Wi-Fiもインテル製6Eの黄金構成
⑤画面も6種から選べる
画面→ 特性↓ |
ノーマル | ノーマル タッチ |
「省電力」 | Privacy Guard |
2.2K | 2.8K |
---|---|---|---|---|---|---|
パネル供給元 | LG IVO BOE AUO INX |
INX AUO IVO |
AUO(G3~) CSOT(G3~) BOE(新規) |
INX | BOE(G3と共通) AUO(G3やE14と共通) IVO(G3やE14と共通) |
? |
解像度(縦px) | 1,200 | 1,200 | 1,200 | 1,200 | 1,400 | 1,800 |
表面処理 | 非光沢 | 非光沢 | 非光沢 | 半光沢 | 非光沢 | 光沢 |
形式 | IPS | IPS | IPS | IPS | IPS | OLED |
タッチ対応 | 無 | 有 | 無 | 有 | 無 | 無 |
最高輝度 | 300cd仕様 | 300cd仕様 | 実測370 ~440cd |
実測540cd | 実測300cd | 400cd仕様 |
色域 | sRGB実測 60%前後 |
sRGB実測 60%前後 |
sRGB実測 98~100% |
sRGB実測99% | sRGB実測100% | DCI-P3 100%仕様 |
コントラスト | △ | △ | ◯~◎ | ×(角度シビア) | ◎ | ◎◎ |
応答速度 | 個体差大 | 個体差大 | △ | × | 〇 | ◎ |
フリッカ | 無 | 無 | 無 | 無 | 無 | 要注意 |
備考 | 眠い | 眠い | バッテリ3割 ほど長持ち。 直射日光以外 野外も見易い |
覗き見防止が 不要なら地雷 |
実用的クッキリ。 屋外以外なら バランス良好 |
焼き付き注意。 保証も効かん |
パネル供給元はレノボ都合ゆえ個体差も否めませんが
僅かな個体差を許容する変わりに、本体価格は2割以上安く
この辺が圧倒的コスパの秘密です。
⑥キータッチも正確・静か・疲れ難いと三拍子そろってる
(しかも防滴だし、キーボード交換すら容易)
⑦ホームポジションでマウス操作できる「トラックポイント」
(ボタンは平面的だが、触れば実用性アップしててマウス不要)
⑧騒音はUプロセッサ構成なら普段使い無音。コイル鳴きも皆無
(アイドル時ファン停止。回る用途も耳障りじゃない)
⑨天板を閉じたままでも性能が鈍らない側面排気
(イマドキの14型以下じゃ少数派)
⑩ダウンジャケットから抜けた羽を吸わない防塵。使う場所も選ばない
⑪4G LTE内蔵も選べる(+1.9万円)
⑫カメラは5MPまで選べ(2.2K画面除く)、マイクも360°集音←New
超高額モデル除けば、この14型16:10は
トラックポイントが筐体中央に位置する最大画面です。
【その他、特徴】
〇米軍規格クリアの頑丈ボディながら、薄さは天板込み17.9ミリ
天板は50%グラスファイバ+20%カーボンのハイブリッド素材、
骨格はグラスファイバとマグネシウム、
底面は膝上で使い易い強化樹脂です。
〇外部モニタへの60Hz出力はHDMIから4K、Thunderboltから5Kまで
〇USBはフルサイズとThunderbolt 4が2つずつ。別途HDMI 2.1も有
(Thunderboltは充電兼用)
〇65Wアダプタなら、僅か1時間で0⇒80%まで急速充電可
〇選べる指紋センサーは電源ボタン一体式。ログインまでが1タッチ
【短所・注意点】
『T14購入前の、安心チェックシート』(←note.comへ)
に全て書きました。ご購読に100円頂戴はAI対策です(笑)
【直販でのお勧めカスタマイズ】
メモリは片方が固定スロットなので、
DDR4かDDR5か選べるのは本体購入時だけです。
DDR4ですとバッテリ持ち有利ですが
Lightroomに限ってはDDR5よりモッサリです。
バッテリは52.5Wh⇒39.3Whと容量25%減らしても
本体重量が3.5%しか減りませんから(40~50g差)、
1,000円差なら前者一択です。
という事でお勧め最小構成は、
「パフォーマンス」モデルからダウングレードして行って
・Core i5-1335U
・メモリ8GB(×1。DDR4)
・SSD 256GB
・2.2K画面
・指紋センサー
・バッテリ52.5Wh
・65WスリムACアダプタ
とやり、投稿時割引適用して本体税込159,800円です。
あと検討するのであれば、
・i5⇒i7-1355U(+2.7万円)、1365U(+5万円。選別品の頂点)
・メモリ16GB(8GB×2。DDR4。+1.3万円)、32GB(DDR5。+4万円)
・「省電力」画面(+6,600円)
・4G LTE(+1.9万円)
・キーボード4種(日/英配列×バックライト有/無)
辺りでしょう。
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